犬の病気、猫の病気などを詳しく解説しています。

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避妊・去勢のすすめ

 

 

避妊・去勢手術は、ネコちゃんの健康にとっても効果があります。

 ワンちゃんの体を繁殖できない(仔犬をつくれない)体にすることで、メスに対して行われる手術を避妊、オスに対して行われる手術を去勢といいます。これにより成人病の予防にもなり、また寿命を延長させます。飼主側から見れば居住地域における社会的責任の一部を果たすことになります。
 手術の前にワンちゃんをお預かりする際、十分な身体検査を行っていますが、やはり体の中を直接見ることはできません。そこで手術を受ける前にいろいろな検査をして、体の中の状態をできるだけ詳しく知っておくと、

1.手術をより安全に行うことができる
2.手術後の回復状態をある程度予測できる
3.病気の早期発見ができる

 などの利点があります。
 そこで、当院では手術前に次の検査を最小項目としておすすめしています。

  • 室内飼の猫:血液中の細胞の検査→白血球数、赤血球数など(10項目)
  •   〃  :血清の化学検査→肝機能、腎機能の検査(5項目)
  • ノラネコ出身猫や野外飼育猫、室内飼であってもよく外に出ている猫などの場合は、伝染病の検査もおすすめします。 猫エイズ、猫白血病、猫伝染性腹膜炎

避妊手術
犬猫の避妊手術は、単に望まない妊娠を防ぐという効果だけではなく、以下のような効果も期待できます。
1.子宮蓄膿症、卵巣腫瘍、乳腺腫瘍、鼠径ヘルニアなどの疾病の予防効果
 猫の乳腺腫瘍では、約80%以上(犬の場合は50%)が悪性であり、そのほとんどが生後1年齢以内の避妊手術で防ぐことができます。

2.発情時のストレスの解消
 発情時の猫の異常な鳴き声、犬の発情時の出血など、発情のわずらわしさを解消することができます。

3.子猫、子犬の時期の幼い性格の維持

去勢手術
犬猫の避妊手術は、単に望まない妊娠を防ぐという効果だけではなく、以下のような効果も期待できます。

1.前立腺の病気や精巣、肛門周囲の腫瘍、会陰ヘルニアなどの病気の予防

2.発情期のストレスの解消
 尿のマーキングが減るなど、発情のわずらわしさを解消することができます。
(特に雄猫問題となるスプレーは、去勢手術により80〜90%防止できます。)

3.子猫、子犬の時期の幼い性格の維持
 性格が穏やかになりケンカが減るなど、攻撃性の低下が期待できます。

 去勢、避妊手術を受けた犬猫は受けていない犬猫に比べて長生きする傾向にあります。

 以上は、ヒトと犬猫の生活において大切なことです。
お互いにより快適に生活するためにも、金町アニマルクリニックでは犬猫の去勢手術・生後6ヶ月を過ぎた犬猫の避妊手術をおすすめします。
(手術を行う時期などは、個体差があるので担当獣医師に相談して下さい。)

 

メスで生理が始まったら

  子宮周辺が異常に膨らんできます。約2ヶ月は避妊手術が出来ません。

  ご注意下さい。

  もし、避妊手術をしようと思っておられるなら、早めに獣医師にご相談下さ        

  い。

この記事は 「金町アニマルクリニック」の提供です

   http://www.k-a-c.net/chisiki/neko/hinin.html

 

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  http://members2.jcom.home.ne.jp/pepara/pet.html

 

 

 

 

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