1000の風
私のお墓の前で涙を流さないでください
私はそこにはいません
永久に眠ってなんかいません
ほら、いまはもう世界中に吹く1000の風です
雪にきらめくダイヤモンドのように
世界中を照らす光の中にいます
実りの作物を照らすあの陽の光となり
秋にはやさしく降る雨となって
すべてのものを包んでいます
あなたが朝、窓を開ければ
風となってあなたの髪をさらさらとなびかせます
夜、あなたが眠るとき星になってあなたをいつも見守っています
だからどうかお墓の前で泣かないでください
私はそこにはいません
私は死んでいないのです
新しく生まれたのですから
作者不明
ブログで知り合ったお友達のおうちのニャンちゃんが
亡くなった事を知りました。
まだ1歳くらいです。
会ったこともないのに、胸が苦しく、眼から滴がこぼれました。
ここに、こうして悲しんでいる者がいるんだから
一緒に暮らしている人はどんなに悲しいか。
お散歩していたら、この景色に出会いました。
亡くなった紅麻ちゃんに捧げます。
どうぞ、ももちゃんとあずきさんを見守っていてください。