リリィさんは、甘え上手だ。
いつもテケテケと近寄ってきて、キチさんの足の上に座る。
今日もリリィさんは仕事から帰ってきてベッドの上でくつろいでいたキチさんの側にやってきた。
ところでキチさんの趣味は「睡眠」だ。
幼稚園児並みに睡眠時間を大事にするキチさんにとって布団は大切な場所。
その場所にリリィさんを乗せることはしてはいけないことなんだろうけれど
キチさんはリリィさんの上目遣いの誘惑には勝てない。
う〜ん、今日も誘惑に負けちゃいました・・・・。
リリィさんはキチさんの肉付きが かなり よい足に顎を置きやすいらしく
このような格好で寝てしまうこともある。
「キチさんの足、プヨプヨしててキモチいいねん。」
「アタシ、この足が好きやねん。」
な〜んて、リリィさんは思ってるのか。
・・・・た、確かにプヨプヨしてますが・・・・。
いや、すでに「プヨプヨ」通り越して「ブヨブヨ」なのかもしれませんが・・・。
誘惑に負けてしまったうえ知りたくも無い事実も知ってしまったオマヌケキチさんなのだ〜。