キチさんのオマヌケ行動に対して皆様から励ましのお言葉をいただいて
やっと少し落ち着けました。
昨夜は自宅で星一徹のごとくちゃぶ台をひっくり返しそうでしたから・・・。
しかし、皆様の言うとおり夏はこれから
今回は「リリィさん、陸地で見守る」に徹しようと思います。
キチさんには尊敬している獣医さんが居る。
その獣医さんに出会えたことで、病院選びというものがどれだけ大事か理解できた。
その獣医さんの名は「K先生」。
キチさんは以前柴犬を飼っていた。
その柴犬が体調不良になり駆け込んだのが、その1日前に開業したばかりの病院だった。
診察券の通し番号は「4」。4人目の患者だった。
後で聞いたことだったがその先生はとても優秀だったらしい。
でも、横柄な態度は微塵も見せず、丁寧に診察をしてくれた。
体調不良でも薬を飲むほどでもない場合は診察代を取らない。
経営としては成り立っていけてたのか不明だったが、キチさんはこの先生に全幅の信頼を持っていた。
実家で暮らしているリリィさんの姉、ルルさんが尿路結石で苦しんでいるとき
実家の近くということで通っていた病院の獣医はとてもとても信じられない言葉を言った。
「ペットなんてものはいつかはこういう病気になるもんです」
その言葉を聞いて愕然となった実家からSOSの電話が入ったとき
キチは迷わずK先生に電話をした。
キチが転勤になって遠くに引越してもう何年も会っていなかったのにK先生は覚えていてくれた。
詳細を告げると、非常に危険な状態かもしれないと
実家がある県に大学の先輩が住んでいて、とても優秀だからと紹介してくれた。
電話までしてくれていた。
結局、ルルさんは手術したのだが、そのときに処置できていなければ最悪のケースもあったかもしれない。
いま、キチさんはセカンドオピニオンの大切さを感じている。
今夜、獣医さんを特集している番組を見てさらに痛感した。
ペットは病院を選ぶことが出来ないんだ。
飼い主が守ってやらなくてはいけないんだ。
1つの命を預かった以上、私たち夫婦が出来ることすべてのことをしてやらなくてはいけない。
このコたちの笑顔を守るために。