昨日の夕方、雨が降っていないのを確認して散歩に出かけたリリィさん。
うりゃうりゃ〜と歩いていたら、雨がパラパラ降ってきた。
「リリィ〜雨が降ってきちゃった〜」と足下を歩いているリリィさんを見たキチさん。
「そうですね〜」と上を見上げてキチさんを見たリリィさん。
2人の目が合った瞬間にリリィさんの目に違和感を感じた。
リリィさんの両目から青っパナみたいな色の「目やに」が出ているのを発見。
う〜む・・・これはバイ菌が入っている色ですな・・・と判断したキチさん。
散歩を中止して病院に向かった。
獣医さんの診断はやっぱり結膜炎。目薬をさしてもらうことになった。
もともと花粉症持ちのリリィさん。
目薬をさしてもらうことには慣れているらっしゃって嫌がることなくおとなしくしている。
獣医さんに「アンタはホンマにおとなしいなぁ〜」と珍しくお褒めの言葉をいただいたぐらいに
幸い充血まではしてなかったので1種類の目薬を1日3〜4回点眼してくださいとの指示をもらい帰宅。
さてさて・・・
寝る前にもう1回目薬をさしておこうと思ってリリィさんを呼んだキチさん。
リリィさんもナニナニ?ってかんじですぐにキチさんの側にやってきた。
「リリィさん、もう1回目薬さしとくわ〜。そこへおすわりして〜」と話しながら目薬を出した瞬間・・・・
・・・リリィさん、逃亡。
ちょっと、待て〜〜〜〜
病院であれだけおとなしかったではないか〜〜〜
先生も褒めてくれて頭をナデナデしてくれたじゃないか〜〜〜
あれはなんやったんや〜またしても外面炸裂か〜〜〜〜〜
・・・リリィさん。
キチはですね、一度やると決めたことは面倒くさくなるまでは一生懸命取り組むんですわ。
「こっちに、お・い・で」
キチさん、普段若いオトコノコに使うような裏声でリリィさんを再度呼んでみた。
リリィさん、逃げ場である椅子の下からめちゃめちゃ嫌そうな顔をしながらこっちを見てる。
「・・・・来い〜〜〜〜」
・・・リリィさん、アナタ耳を後ろに折りたたみですか〜。
そんなにこの優しいキチさまにつかまったのことがコワイんですか〜。
でも、どれだけ耳を後ろにしても目薬さしちゃいますから〜。
覚悟しなさ〜い。
リリィさんの結膜炎が完治するまで、1日3〜4回バトルが行われることがわかって少々気が重いキチさんなのだ〜。