我が家はペット可マンションに住んでいる。
しかし、全戸ペットを飼っているわけではないらしい。
今日、リリィさんの散歩から帰ってきてエレベーターホールでエレベーターが降りてくるのを待っていた。
リリィさんはキチさんに抱っこされている。
エレベーターが1階に到着すると同時に、仕事帰りらしい年配の女性がエレベーターの前にはだかった。
ジュンさん・キチさんはリリィさんを連れているときに他の住人と一緒になったときは
相手の許可を得ないでエレベーターに乗ることはない。
「犬を連れていますのでお先にどうぞ」と言って先に行ってもらう。
トラブル防止の為に我が家で決めたことだ。
「一緒で大丈夫ですよ」と言ってくれる住人も居れば
「わかりました」と先に行く人も居る。
いろいろな反応があって当然だから乗れなくても何も思わないんだけど
今日出会った年配の女性に同じようにお先にどうぞって言ったら
「噛まれたら怖いもんね〜」と一言残して去って行った。
別にこの年配の女性に対して何かを言おうと思っているのではない。
ペット可マンションであっても自分のペットに対して厳しい扱いでいなくてはいけないんだなぁ〜と改めて思ったのだ。
ジュンさんもキチさんもリリィさんのことは我が娘のように思っている。
大事な家族の一員だ。
ペットを飼っている人の大半は同じような感情だと思う。
しかし、ペットを飼っていない人たちにしてみれば、犬は犬である。
噛むかもしれない動物なのだ。
それはしごく当然の感情なのである。
もう半年も前になるが、マンションのエントランスに張り紙がされた。
「共用部分でトイレをさせないでください」との内容。
キチさん、呆れかえった。なんじゃ、ソレ・・・と思った。
共用部分でトイレをしてしまったとしても片付けるのは飼い主の義務だ。
それすら出来ない飼い主が同じマンション内に住んでるのかと思うと情けなくなる。
最近、やっとペット可マンションが増えてきて、その恩恵を我が家も受けている。
それなのに、トイレの始末すら出来ないようであれば
いつかきっとペットを飼うことを禁止されちゃうということがわからないのであろうか・・・。
今日は、ある女性の一言で『ペットを飼う』ということをいろいろ考えされられたキチさんなのだ〜。