人に特徴があるように、犬にも個々の特徴がある。
ちなみに私の特徴は「髪を貧乏伸ばし」「肩幅が広い」「ハイテンション」だ。
リリィさんの特徴は『友好的』『おやつ好き』そして・・・・
『言葉自動変換能力』を持っていることなのである。
この『言葉自動変換能力』について説明しよう。←何故、偉そう?
ドッグランでの出来事。
私がリリィさんを呼ぶ。
「リリィ〜」
当然、リリィさんは自分が呼ばれたと認識して私のそばに来る。
時々、おやつがもらえたりするので絶対に行かなくてはいけない使命があると
リリィさんは思っているのであろう。
お友達が、自分の愛犬の名前を呼ぶ。
※出演ニナちゃん。ヨロシクです。
「ニナ〜」
リリィさんにこの呼び声が聞こえる。
そして脳に伝わった瞬間・・・・
「リリィ」と変換され、ニナちゃんの飼い主さんであるニナパニかあさんの側へ走っていくのである。
そして、お友達ワンコがおやつをもらっている横で、秘技1点見つめを炸裂させるのだ。
しかし、そんな横暴をスパルタ飼い主夫婦が認めるはずもなく
即座に呼び戻されるリリィさん。
どうやらリリィさんに届く言葉は、実に自分に都合よく解釈されるものらしく
飼い主に呼ばれたワンコがおやつをもらい、再度呼ばれると
すなわちそれは自分も呼ばれていると理解するらしい。
オマヌケ飼い主はどれだけリリィさんに「なんでやねん!」とツッコミを入れただろう。
これは人様に迷惑がかかることなので、今後もしっかり監視せねばならない。
しかし、実はリリィさんの言葉理解力は悪いことだけではない。
ドッグランで遊んでいるときのこと。
時間がある程度過ぎた時点で、飼い主が「リリィ、帰る?」と声をかける。
リリィさんがまだまだ遊び足らないと思っているときは、飼い主から離れる。
しかし、リリィさん自身がもう満足だと思っている場合は、ドッグランの出口へとむかうのだ。
そして、出口で飼い主が来るのを待つのである。
偶然だと思っていたこの行動。
しかし、何度か繰り返してみても、同じ行動をする。
どうやら、飼い主の「帰る?」という言葉の意味を理解しているようなのである。
リリィさんも、もうすぐ3歳。
いろんな言葉を覚えてきた。
「おやつ」「ごはん」「帰る?」などなど・・・。
当然、リリィさんは人間の言葉を話すことは出来ないので、いつも一方的に飼い主が話す。
しかし、言葉を交わすことが出来なくても、いろんな方法でコミュニケーションを取ることができるのだ。
そうやろ?リリィさん。
「リリィ〜。今日はどんなことして遊ぶ?」
それは、我が家で毎日発せられる言葉なのである。
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そろそろ「逃走はいけない」ということも理解して欲しいキチに
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