コンビニの前に、若い男性と老犬が立っていた。
誰かを待っているようだ。
男性はコンビニの中を見つめている。
そして老犬は、ずっとコンビニの入口を見つめていた。
私より10歳は若いだろう、今時のオシャレな女性がコンビニから出てきた。
その瞬間・・・・・老犬は笑った。
笑って、その女性が帰ってきたことを喜んだ。
その女性は、老犬の頭をポンポンと撫でた。
そして女性は腰をかがめ、老犬に話しかけているようだった。
話しかけられて、その老犬はまた笑った。
クルマを運転中、赤信号で止まったときに、ふと目に入った光景だった。
思わず、「笑ってる〜!」と声をあげた。
男性が飼い主なのか、女性が飼い主なのか
それともすでに結婚していて2人とも飼い主なのかはわからない。
しかし、2人と老犬が良い関係を築けているんだろうなぁ〜と、遠目ながらに感じた。
実は、このとき私はリリィさんのしつけ教室に向かう途中だった。
後部座席にはリリィさんが居た。
私は、思わず話しかけた。
「リリィ。いま楽しい?」
すでに信号は青に変わり前に進んでいたので
ケージの中にいるリリィさんの表情はわからなかった。
答えがわからないまま、しつけ教室に参加した。
久しぶりのしつけ教室に少し緊張しながら
リリィさんの関係が崩れていないか、1つ1つの練習で確かめる。
そんな緊張のしつけ教室も終え、近くにあるドッグランに行ったとき
リリィさんから、さっきの質問の答えが返ってきた。
「いっぱい走って、他のワンコとも遊んで楽しい〜!」
それが答えのように感じた。
都合の良い解釈かも知れない。
いや、きっと都合の良い解釈なのだろう。
しかし、リリィさんがこうやって笑っているうちは大丈夫だと信じよう。
笑顔がリリィさんの幸せバロメーター。
楽しいこと・嬉しいことがあれば笑ってくれる。
そう、あの老犬のように。
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今日は、「おやつ」を見せると素敵な笑顔を見せてくれました。
笑顔が見たいときは「おやつ」をちらつかせればいいと学習した私に
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