「きゃ〜〜〜!!」
職場に悲鳴が響いた。
その声に驚いた上司が駆けてくる。
私は、流血する自分の指を見ながら呆然と佇んでいた。
ハイ。流血を伴う怪我をしました。
ハイ。またしてもオマヌケによって流血を伴う怪我をしました。
シャープペンシルの芯を出そうと、ポチっと押したら、反対だったのだ。
つまり、芯が出てくるあの細いところを、思い切り親指で押したのである。
しかも、そんなときに限って、「ヨッシャ〜!仕事するで〜」と
意気込んだときだった。
気合を入れてポチっと押したものだから
深く突き刺さりシャープペンシルが、一瞬ぶら下がったように思った。
これが、痛い。本当に痛い。
カッターの刃で切ったとか、包丁で切ったとかの派手さが無いくせに、
ポチっと押しただけの地味な行動のはずなのに、痛い。
血の気が多いためか、バンドエイドを貼ってもじんわり血が滲んで止まらない。
地味〜な行動の結果、地味〜に血が出てくるのだ。
はぁ・・・まったく、もう。
またジュンさんに「オマエハアホカ」って叱られるなぁ〜。
↑結局、ココにつながる。
・・・・ま、いいか。
↑そして、ココで終わる。
こんな調子だから、過去に何度もシャープペンシル逆押し事故が何度も起きるのだ。
起きるじゃなくて、起こすかな・・・。
流血といえば・・・・
一度だけ、リリィさんの爪きりに失敗して血管を切っちゃったことがある。
あのときリリィさんは「ギャワン!」と本当に悲痛な声で泣いた。
それから、リリィさんは私に爪切りをされるのが嫌らしい。
そりゃ、そうだろう。
私がワンコ用爪きりを持つと、逃げ足とはこういうものだと見せんばかりに
一目散に逃げる。
そして、テーブルの下へ隠れる。
こうなると、おやつで釣ってもダメだ。
どうにもこうにも動かない。
「嫌なものは嫌!」と私を見つめる。
・・・・と、いうわけで私はリリィさんの爪切りをすることを諦めた。
いつも行くドッグランで爪切りをしてくれるので、そこでお願いしているのである。
台に乗せられて、爪を切られるリリィさんの顔は面白い。(鬼?)
耳をペタンを倒して、「早く、終われ!終われ!」と祈っているようだ。
時々、爪を切ってくれている訓練士さんに愛想をふりまいてみるが
当然そんなものは通用しない。
甘い世界では無いのである。(自分は放棄しておいて)
ただ、リリィさんが嫌な思いだけをしないように
爪切りをした後は必ずドッグランで遊ぶようにしている。
頑張った後には、ご褒美があると刷り込んでいるのだ。
さて、最近はこの刷り込みが効いてきたのか、大人しく爪を切られているようだ。
そうそう。リリィさん、それでいいのだよ。
爪きり頑張ったら、いっぱい走れるんだよ〜。
私も、嫌なこと(流血騒ぎ)があったから、楽しいことが待ってるかな。
例えば、ロト6が当たるとか。。。
・・・・・当たるわけ無いか・・・。
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そういえば「バンドエイド」って地域によって呼び方が違うらしいですね。
「カットバン」とか「絆創膏」とか。「サビオ」とかもあるとのこと。
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