海外出張に行っていたジュンさんが帰国した。
ずっとメールでやり取りをしていたので、久しぶりに声を聞いたのだが
彼の第一声は「リリィは元気か?」だった。
・・・第一声がそれですか。
「キチ、会いたかったよ」とかではないのですか?
ハイハイ。
リリィさんは元気にしておりますよ。
元気いっぱい遊んで、たくさん寝てますよ。
やはり、ジュンさんのリリィさんに対する愛情はマリアナ海溝のように深い。
それに反して・・・
先日、私がシャープペンシルを親指に突き刺した話をしたところ
出張先でブログを読んでいたらしく、「そうみたいやな。」と一言。
私が「大丈夫か〜?」ぐらいの心配は出来ないのかと訴えたら
おまえにとって「シャープペンシルを逆さまにして押してしまい流血しました。」は
「朝、洋服を着て靴を履いて出勤しました。」と同じぐらい日常のことでしょ?と返された。
彼の私への愛情の深さは・・・・幼児でも安心して遊べる家庭用プールのようだ。
さてさて、深い愛情をリリィさんに注いでいるジュンさんは
リリィさんと戯れることが出来なかった時間をを取り戻そうと
昨日・今日とリリィさんとずっと一緒に過ごした。
リリィさんがどんな仕草をしてもカワイイらしい。
ちょこんと横に座っても、ドテって寝そべっても、ご飯をムサボリツク姿でもカワイイ。
本当にカワイイらしい。
ここまで書くと、ジュンさんがリリィさんのことを、ただただ可愛がっているだけのように思えるかもしれない。
可愛がるだけではリリィさんも調子に乗ってしまいそうなのだが実はそうでもない。
リリィさんにとって、我が家は「キチ家」ではなく「ジュンさん家」なのである。
リリィさんはジュンさんが我が家の長だとを認識しているようだ。
夫婦一緒に帰宅をすると、リリィさんは必ず先にジュンさんに挨拶をする。
ジュンさんへの挨拶が終わった後に私に挨拶をするのだ。
私が先に玄関へ入り、ジュンさんが後から入っても
私を通り過ぎて、ジュンさんへ挨拶をしてから私への挨拶となっている。
しつけ教室には私が指導手として通い、アジリティーでもクリッカー教室でも
私がリリィさんを指導しているのにも関わらずである。
それは、何故か・・・。
「妻である私が夫をたてているからなのだ!」
・・・と、言ってみたが、そうではないらしい。
それが理由ではないのであれば、何なのか?
それは叱り方にあるように思う。
ジュンさんが叱ったときと、私が叱ったときのリリィさんの態度は明らかに違う。
ジュンさんに叱られたときのリリィさんはそれはもう、「申し訳ありませんでした。」と平身低頭に謝るのだ。
私が叱っても「ばれてもた〜」なんて態度に見えるときがある。
あっ・・・そういうこと言う〜。
リリィさん。私たち夫婦はこれぐらい↓
アナタを愛していますのよ。
さぁ!また抱きしめちゃいますわよ〜
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
一家の長はジュンさんであっても、リリィさんが甘えるのはいつも私。
挨拶を最初にしてくれなくても、この姿だけで嬉しくなっちゃう私に
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