・・・・・・・全部、消えた。
久しぶりに更新したのに・・・全部、消えた。
やっと更新できる時間が確保できたのに、やっと書き終わったのに・・・
消えるなんて・・・・。
まぁ、ボヤいても消えた文章は戻ってこないということで改めて・・・。
5月某日、夜。
我が家はこんなところに居た。
何故か光っている観覧車。
闇の中で自分の存在を知らしめているのか。
暗い夜空に佇む観覧車は何故か哀しげに見えた。
我が家は、ある場所へ向かっていた。
休憩の為に途中で立ち寄った場所に観覧車は佇んでいたのだが
時間が遅いのもあったのだろうが、ほとんど人は乗っていなかった。
軽度の高所恐怖症である私だが、観覧車は好きだ。
遊園地に行くと必ず乗る。
人を乗せてなんぼの観覧車。
私も乗りたいという願望はあったのだが、横にはリリィさんが居た。
乗ることは出来ない。
諦めて、休憩地を出発した。
だんだん車の数が減っていき、だんだん光が無くなっていった。
そして、到着。
避暑地(キチ実家)である。
ルルさんに逢いに来たのだ。
久しぶりに会ったルルは、少し痩せたようだったが元気である。
キチ母がルルに「今夜、リリィが帰ってくるよ。」と声をかけたら
窓際でずっと待っていてくれたらしい。
『リリィが帰ってくる → キチが帰ってくる』
このように理解しているのだとキチ母は言う。
彼女を実家にあずけて数年。
1年に数回しか会えない私のことを覚えていてくれている。
嬉しいような切ないような・・・胸がきゅんとなった。
ルルの妹分である、「チャチャ」も元気にキチ母のバイク籠に納まっていた。
毛色が茶色だから、「チャチャ」。
弟が名付け親らしいのだが
薬局に勤めていたから「ルル」
「ルル」の妹だから「リリィ」と名づけた私の思考回路と同じなのである。
さすが、姉弟というべきなのか。
長女 ルル。
次女 リリィ。
三女 チャチャ。
これからの数日間。どんな楽しいことが待っているのか。
ねぇ。リリィ。
ねぇ。ルル。