ルナがうちに来てもうすぐ1ヶ月経つ。
犬を飼うのは初めてだが、飼う側の為にも本人の為にもある程度の躾が必要な事は解っていた。
なので最初から徐々に躾けを始めていった。
まず最初は「トイレ」
これを覚えて貰わないと家の中がトンでもない事になる。
幸いブリーダーさんでの躾が出来ていたのか、自分のお家にいる時にはまず失敗はない。ルナのお家はケージとハウスが一体だが、今までハウスの中でしてしまった事は一度もない。
失敗といえば、遊んでいる最中に夢中になりすぎていたり、たまたまトイレに行くまでのルートに人がいたりするとたどり着けずに、そこら辺でしてしまう事がある。
これはおしっこだけでうん○は一度もない。
まぁ、追々落ち着いていく事だろう。
次は「咬み癖」
子犬の内は歯の生え始めで痒いという事もあり、ものに咬み付くのは仕方がないらしい。でも、躾けの本によると人に咬み付くのは癖にもなりかねないのでご法度という事。これも獣医さんに相談したりして、最初の一週間位から躾けに入り、今では人を咬む事は皆無となった。
次は「いけない(ダメ)」
これはそこら辺のものをイタズラしたり、電気コードに咬み付いたりした時に、手を叩いて大きい音を出して脅かしてみたり、大声を出して制する。それでもいう事を聞かない時は咬み癖と同じように、首根っこを捉まえて押さえつける事により矯正。
また、いう事を聞かない時に都度「ちっ」と舌打ちしてたら、舌打ちだけで判断するようになったらしい(笑)
そして最近覚えた「待て」
これは飼い主によって「意味が無い」とか「可哀想」とか言う人がいる。
しかし、これこそ本人の為に必要だと思う。
例えば散歩中の拾い喰いとかを制する時に有効だと考えられ、変なモノを食べてしまう事を抑制出来る。
外には訳の解らないモノが落ちていたり、よその犬のフンが落ちている時もある。
犬によっては糞まで食べてしまう事もあるようなので、そんなもの喰われたら健康管理どころではない。
また、世の中物騒で年に一回は「毒入りのエサで死亡」なんてニュースを見る。
こんな事を予防するために「待て」は絶対に必要だと思い、一回目の予防接種も終わったので教育し始めた。
幸いな事ながら「待て」を教えた瞬間から一回で覚えてくれたので助かっている。
今ではイタズラしてモノを咥えている時でも「待て」の一声で離すようになった。
しかし・・・
ここでちょっとオモシロイ事になってきた。
ご飯をあげる度にフードを一粒持って「待て」をするのだが、本人はフードを目の前にして食べられないので、かなりやりきれない様子。
最初は立ち上がってみたり、フードを持っている手に「お手」をしてみたりとじれていたが、最近は見ると我慢が出来なくなるようで、一所懸命フードから目を逸らすようになってきた。
わざとフードを鼻先に付けてみたりしても、プイッとそっぽを向いてしまう(笑)
ただひたすら「よし」の一言を待って耐え忍んでいる。
おまけ・・・
おもちゃの釣竿でからかっている時に覚えた特技・・・