寝て、食べて、遊んで、また寝て…。ボクのleukな日常を公開

November, 2010
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ルーク

犬だけど、興奮するとブヒブヒ鼻が鳴ってしまう癖が。ここの主です。

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第2回 食べながら…
じーっ
「よしっ」って言ってもらえないと、ご飯を食べられないの。
ねぇ、まぁ〜だ〜?










コツコツコツコツ…。
「あっ、ママが帰ってきた!」
どんなにいい夢を見ていても、ママの足音が聞こえてくると目が覚めちゃうんだよね。
だって、すっごく嬉しいんだもん。

どうしてそんなに嬉しいのかって?
ママが大好きだからに決まってるじゃん。
……。
はい、正直に告白します。
本当は、待ちに待ったご飯の時間だからです。

その日、ママが帰ってきたのは、夜空になってから。
お腹がペコペコだったボクは、ご飯の準備をしているママの足にまとわりついては
「キャンキャン、まぁ〜だ〜」
「危ないから。おすわりしてもうちょっと待ってて」
「キャンキャン、はやくぅ〜」
「静かに! でしょう?」
「キャンキャン、もう待ち切れないよ!」
「静かにしなきゃ、あげません」
「クゥ〜ン。そんなぁ〜」
そんなやり取りを繰り返し、ようやくボクの目の前にご飯の入ったボウルが置かれた。

普段ならこの後、ちゃんとママの目を見て、ほどなく「よし!」のお墨付きをもらうんだけど、
その日は死にそうなくらいペコペコだったから、ちょっとお腹に力が入り過ぎてしまって。
グルグルグル…。
空きっ腹とはあきらかに違うお腹の音。
「ヤ、ヤ、ヤバイ! こんな大事な時に!」
そう、不覚にもご飯を前にもよおしてしまったのです。
「まずはトイレに行くべきか! いやいや、ご飯を食べてからでも遅くはない!」
お腹のSOSを無視することに決めたボクは「よし!」の号令とともにボウルに頭を突っ込んだ。
「フガフガフガ。お・い・し・い〜」
これぞ至福のとき。そして、ふっと気が緩んだ瞬間だった。
????
お尻から、あつ〜い物体が…。
「や〜だぁ、何やってるの!」
そうです。
ボクは不覚にも、ご飯を食べながら粗相をしてしまったのです。
このとんでもない事態にワナワナきているママを横目にみながら
「こうなったら、何が何でも完食してやる!」
ボクは、気づかないふりして食べ続けた。

その後、どうなったかって?
ちゃんと、完食しましたよ。
その後、ママにしこたま怒られたけどね。





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