寝て、食べて、遊んで、また寝て…。ボクのleukな日常を公開

November, 2010
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ルーク

犬だけど、興奮するとブヒブヒ鼻が鳴ってしまう癖が。ここの主です。

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Apr 30, 2005
第3回 ボクの大冒険!
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大冒険で得た戦利品。クマちゃんのぬいぐるみはボクの宝物。



この前、はじめてお留守番をしました。
最初はね、ママがいなくなっちゃって寂しくて。
でね、玄関でいっぱい鳴いちゃった。
だけどだんだん、おもしろくなってきちゃって。
だって、ママに監視されることなく広〜い部屋の中を自由に探検できるんだよ。

「クンクンクン。ここはボクのご飯を作るとこなんだよね」
まずはキッチンから探索開始!
なんか、美味しいもの落ちてないかなって思ったんだけど、
「チェッ、なんにもないや!」

テチ テチ テチ…。(歩いている音)
「じゃあ、お次は前から気になっていたあのぬいぐるみ。いつも、ママに“ダメ”って言われちゃうんだよね」
試しにガブってしたら、
「キ・モ・チ・イ・イ〜」
なんだろう、この食感。ふわふわしてて気持ちよくて。
「これ、ボクの宝物にしようっと」

そうそう、あの黄色いボールみたいなものも、ガブガブしてみたかったのよね。
よいょっ。
ボールの入っているお皿を引っ張ってみると、
ガンガラガッシャーン!
??? 思わず目が点。
「お〜、びっくりした!」
でも、念願の黄色いボールだ!
「ガブッ! ??? かった〜い!」
それになんか変な匂いもして、はっきり言ってまずかった。これは、ろうそくってモノなんだって。

その後はクッションをガブガブ、段ボール箱をガブガブ、ゴミ箱あさりをして…。前からやってみたかったこと、片っ端から試してみたんだ。
そんなこんなであっという間に4時間。
ガチャッ。
「あっ、ママが帰って来た!」
ボクは玄関に走っていった。
「ねぇねぇ、聞いて! あのね……すっごく楽しかったんだ!」
「???」
ママ、どうしたの?
どうやら、部屋の状況にショックを受けてたみたい。
「ゴメンね、ママ」
Apr 26, 2005
第2回 食べながら…
じーっ
「よしっ」って言ってもらえないと、ご飯を食べられないの。
ねぇ、まぁ〜だ〜?










コツコツコツコツ…。
「あっ、ママが帰ってきた!」
どんなにいい夢を見ていても、ママの足音が聞こえてくると目が覚めちゃうんだよね。
だって、すっごく嬉しいんだもん。

どうしてそんなに嬉しいのかって?
ママが大好きだからに決まってるじゃん。
……。
はい、正直に告白します。
本当は、待ちに待ったご飯の時間だからです。

その日、ママが帰ってきたのは、夜空になってから。
お腹がペコペコだったボクは、ご飯の準備をしているママの足にまとわりついては
「キャンキャン、まぁ〜だ〜」
「危ないから。おすわりしてもうちょっと待ってて」
「キャンキャン、はやくぅ〜」
「静かに! でしょう?」
「キャンキャン、もう待ち切れないよ!」
「静かにしなきゃ、あげません」
「クゥ〜ン。そんなぁ〜」
そんなやり取りを繰り返し、ようやくボクの目の前にご飯の入ったボウルが置かれた。

普段ならこの後、ちゃんとママの目を見て、ほどなく「よし!」のお墨付きをもらうんだけど、
その日は死にそうなくらいペコペコだったから、ちょっとお腹に力が入り過ぎてしまって。
グルグルグル…。
空きっ腹とはあきらかに違うお腹の音。
「ヤ、ヤ、ヤバイ! こんな大事な時に!」
そう、不覚にもご飯を前にもよおしてしまったのです。
「まずはトイレに行くべきか! いやいや、ご飯を食べてからでも遅くはない!」
お腹のSOSを無視することに決めたボクは「よし!」の号令とともにボウルに頭を突っ込んだ。
「フガフガフガ。お・い・し・い〜」
これぞ至福のとき。そして、ふっと気が緩んだ瞬間だった。
????
お尻から、あつ〜い物体が…。
「や〜だぁ、何やってるの!」
そうです。
ボクは不覚にも、ご飯を食べながら粗相をしてしまったのです。
このとんでもない事態にワナワナきているママを横目にみながら
「こうなったら、何が何でも完食してやる!」
ボクは、気づかないふりして食べ続けた。

その後、どうなったかって?
ちゃんと、完食しましたよ。
その後、ママにしこたま怒られたけどね。





第1回 運命の出会い
ボク、黒パグのルーク(leuk)っていいます。
これからボクのleuk(※)な毎日をお話していきます。
※leukはオランダ語で“楽しい”とか“おもしろい”という意味

第1回目はボクの大好きなママとの出会いの話をします。

あれは3月12日。
頬をなでる風がまだ冷たい晴れた日だったなぁ〜。

「はじめまして。よろしくおねがいします」
見たことのないその女の人は、サークルの中で遊んでいるボクに目をやりながらブリーダーのお姉さんにそう言った。
「抱っこしてもいいですか?」
「もちろんですよ」
お姉さんはいつものようにお腹の下に手を入れると、すうっと抱き上げた。
「はい、どうぞ」
そう言って、その女の人に手渡した。
「????」
されるがままのボク。
「カワイイ〜」
「そ〜お? そうでしょう」
ちょっとご機嫌なボク。まずはご挨拶とばかりに
「ブヒブヒブヒ」
においを嗅いだ。う〜ん、いい香り。
「ブファ〜」←ちょっと豪快な音ですが、列記としたあくびです…。
次の瞬間、大きなあくびが出て…。
ちなみに、犬族のあくびは安心したり、リラックスしてる証拠です。
「なんかホッとするなぁ〜、ずっとこのまま…。あれれれれ。ボクはもしかしてこの人に恋してる?」

そのとき!
「アタチも抱っこして〜」
一緒に暮らしていたお姉ちゃんがボクの彼女に猛アプローチをかけ始めたんだ。
「なぬ〜!」
思わぬところにライバル出現!
「やめてよ! この人はボクのものだもんねぇ〜」
お姉ちゃんを見下ろしながら、得意げにそう言うと、
「お前ばっかり、する〜い! 私だって抱っこして欲しい〜」
お姉ちゃんは、しっぽを精一杯、振り振りして女の人の足にまとわりついてきた。
「ヴゥゥゥー、しつこいな!」
ちょっと不機嫌なボク。
すると、
「ハイハイ、あなたも抱っこして欲しいのね」
ママはボクを床に下ろすと、今度はお姉ちゃんを抱っこした。

「ガーン! そんなぁ〜」
ショックだった。正直、落ち込んだ。
「あれれれれ、女の人が曇って見えない! なんでなんでなんで?」
ポロリ…。自慢のボクの大きな目から大粒の涙がこぼれた。

「あら、あら、どうして泣いてるの?」
その人ははしゃがんで、ボクの頭にやさしく手を当ててくれた。
ピコピコピコ…。ボクは一生懸命、シッポを振って好意を表した。
「そんなに私のこと、好き?」
「ブヒブヒ」
「じゃあ、私のところに来る?」
「ブヒ、ブヒ、ブヒ、ブヒ! 」←興奮すると、こんな声が出てしまいます^^;
「やったー!」
ボクは彼女の胸に飛び込んだ。
「わかった、わかった」
そう言って、ペロペロ顔をなめるボクをギューっとしてくれた。
「し・あ・わ・せ〜」
こうして彼女(っていうか、ママ)とボクのラブラブな生活が始まったんだ。

お気に入りの場所
ママの膝の上で。ここがボクの一番のお気に入り