以前は　仔犬の父はＪＫＣＣＨ【チャンピオン】母はＣＨ直娘という記述をしていました。
しかし　両親ともにＣＨとか　ＣＨ直子とか言うのは当たり前のことで　むしろそれが普通だと思うようになり
あえて飼い主様を募集する際　書き込むことを止めてしまいました。
止めた理由
それだけではないんですけどね。

ＪＫＣＣＨとかＩＮＴＣＨとかＣＨ直子なんて言葉にバッグやアクセサリを買うつもりでいる方にお譲りしたくないからです。
本当にその子を見て　気に入って頂いて可愛がっていただける方にお譲りしたい。
そういう気持ちがあって　あえて記述はしないことにしました。
血統書を見ていただければ　一目瞭然
当たり前のようにＣＨの文字が　そこここに記載されています。

我が家は　じっくりのんびり仔犬の観察をしたいと言うことと
その子達にたくさん人間の愛情を教えてあげたいと言う理由から
出産の回数は　年に片手の指でおつりが来る程度
人間の予定もいろいろ考えたりしてシーズンが来ても見送ることも多々・・・・。
２頭のシーズンが重なると　片方はパス！
まあ　仔犬を売って商売になんて場合はあれもこれも全部交配しちゃうんだろうけど
私にはそれを割り切ってなんて絶対無理だし　最初からそうするつもりなんてないから　これからも今のスタイルで
ただ　繁殖ってやればやるほど迷路に入り込んだように答えのない難しい世界
スタイルは変えないけれど　止めてしまうかもしれない。
今は諦めるつもりはないけれどね。

昨年　お譲りしたアトム君の飼い主さんから近況報告を頂きました。
飼い主さんとの信頼関係も築いてよい関係になってきているとのことでした。

いろんなしつけで悩んでいる方がいらっしゃるようですが
相手は生きています。
マニュアル通りにはいきません。
最初からお互いを信頼できるなんてことはありません。
飼い主さんがその子に危害を加えない　自分を守ってくれる人なのだとわかるまでには時間がかかります。
焦らず日々の積み重ねを大切にしていくことでお互いに理解できる日がやってきます。

何か行動を起こしたらすぐに結果がでないと納得しない方がいますが　犬との生活はすぐに結果が出るものではありません。
そしてその結果がいつでるかも予測が付きません。
しかし諦めずにその日を信じて続けることで　その結果が見えてきます。
そこにかけた時間と労力の度合いによって　歓びも増すと思います。
どうぞ焦らず　諦めず　じっくりと構えて犬との生活を楽しんでくださいませ。

おチビ君のその後
我が家に居る時から　リードに慣れお散歩のマナーも教えてあったので　新しい飼い主さんはおチビ君との散歩を満喫しているようです。
ご家族の方々にとっても可愛がられているようで　ご家族の方々がお帰りになると必ず玄関でお出迎えをするようです。

生まれてから　なるべく小さいうちにお宅に迎え入れたいと思われる方も多いようですが　あちこちのペットの掲示板等でどうしたら良いのかというお悩みを目にします。
悩みながら一緒に過ごした日々は大切な思い出になるでしょう。
しかし　ある程度しつけられた子を迎え入れることは
そのしつけのストレスが軽減され　仔犬との生活を満喫できるという利点があります。

世の中にはいろんなしつけ本が出回っていますが　体罰を推奨している本も少なくありません。
体罰が全てダメだとは言っていません。体罰はそのタイミングとその後のフォローが難しいのです。
犬を飼ったことがないとか　子供の頃犬を飼っていたという場合
うまいタイミングでできるかどうかわかりません。

また体罰をするつもりでなくても　一生懸命その子を良い子にしようと頑張り過ぎて　その思いが仔犬に伝わらずにストレスとなり体罰をしてしまうということもあります。

せっかく犬を迎えるのですから　楽しい方が良いですよね。
しつけは仔犬の時期だけではありません。一生続くものです。
ある程度しつけをしてあるからと言って　飼い主さんが何もしなくても良いというわけではありません。
ある程度しつけをしてあるというのは　基礎を築いてある子という意味で　そのしつけを飼い主さんが引き継ぐというものです。

最近　いろんな悩みをあちこちで見かけるので　こんな選択肢もあるということを提案してみました。

おチビ君の新しい飼い主さんから
報告をいただきました。
お名前も決まって　あちらのご家庭にも慣れ
毎日とっても楽しくて仕方がないと。

お譲りした事で　そのご家族に笑顔が増えるのは
とっても嬉しいことです。
ちょっと寂しいって思ってた私の気持ちも軽くなります。

ご家族の笑顔＝犬の幸せ＝私の幸せ

昨日　おチビ君の新しい飼い主さんがお迎えてきてくださいました。とっても気さくな方々で安心してお願いいたしました。

とは言え。。。。。。
今朝はなんだか寂しいです。
朝起きてきて　そこにいるはずの子の姿が見当たらない。
やっぱり　何回経験してもこの感じに慣れる事が出来なくて

それは母犬も同じようです。
夕べ　私の膝にそっと来て
しばらく私の胸に顔をうずめておりました。
この子が言葉を話せたら　なんて言ったのかな？
いや　こんな時は人間も犬も同じ
目が語る。
言葉はいらない。

さて　気合を入れ直しましょう！！