車を走らせないで〜 進まないで〜 (不吉な予感・・)
・ ・ ・
海だ
海だわ〜
海だ〜い
興奮し 喜ぶたちと一緒に笑う
日が暮れるまで いっぱい遊ぼう
ふと振り帰ると
雲すっぽりの鳥海山 後悔はないけど・・惹きつけるなあ
日が暮れるのが早いね。。 そろそろホテルに戻りましょう
に乗ってシートベルトを絞めていると
主人 が動かない・・
アクセルを踏めば踏むほど 前のめりになっていく
そう・・前輪が砂にはまってしまった
が に変わっていく
「だから言ったじゃないっなのに・・なのに・・」
普段はおとなしい? 私は瞬間湯沸機になっちまった
主人を責めまくりながら に全ての力を振り絞り押してみた
は ブオ〜ンブオ〜ッ と音だけでビクともしない
すっかりと暗くなってしまった海には 誰もいない
でホテルに連絡をとり、ひとまず安心
バスでお迎えにきてくれたけど たちはどうなるの?
ホテル内はペット禁止だが、いい部屋があるとのこと
まずまず安心
急いでわんこ荷物運び、まめ・すずもバスへ
まめは事態をわかっているようだ 私を見つめる目が悲しい
すずは、そんなまめにピッタリと身を寄せる
主人とのを・・ジッと見ていた まめとすず
喧嘩はやだよ
いい部屋?に案内されたボクたち。。真っ暗なポンプ室だった
お兄ちゃん、あたちイヤ〜 お化けが出そう・・ワア〜ン
すずはイヤイヤをして入らない すず、ボクがいるから大丈夫
おいで。。
重たいドアを閉めるとき、ふたりはドアに向かって正座をし
悲しい顔で私たちを見上げる
すず以上に泣き叫ぶまめが・・黙って悲しい目をしていた・・
バッタン ごめんね
オーシャンビューでいただく晩餐も (海はイヤ)
会話がない(口を開けると怒り勃発) しらけ〜
主人、口が開いた 「地ビールいただけますかね」
何だと〜 まめ・すずの顔をみたでしょっ(人前なので心の叫び)
無言の食卓も恐いもんだわね
食事から帰ると、すぐに懐中電灯を持って出て行く主人
真っ暗な部屋で身体を寄せ合い、悲しい顔のまめ・すずを
思うと眠れない。。 いや、寝てしまったようだ(朝)
ベットには主人の抜け殻だけがあった 散歩だわ。。
ホテルの手配で
レスキューのお兄さんがフロントで待っていてくれた
こんなに埋まっちゃって 私が押し出ししても無理だわね
太いワイヤーで繋ぎ、リモコン操作でを引っ張る
あまりにも簡単に、手際のよさに感心。。
動いた が引き寄せられてくる
ありがとう お兄さん
が振り出してきた。。 早くまめ・すずのもとへ
ポンプ室から飛び出してきたふたりは
キャンキャン泣き叫び、飛びついてきた
恐かっただろうに・・ 不安だっただろうに・・
パパとママの笑顔をみたら
ボクたちすぐに元気
ママ、パパに燃えない(怒り)でね
みんな仲良し でなくちゃいけないんだ
そうだわね。。は鎮火したけど・・思い出さないことにする
思い出すと、 また燃えちゃうからね
散々だったね・・・あっ、作業代金弁償してもらうんだわ
燃ゆる紅葉とママまで燃える
まだまだ続くよ 南東北の旅 まっ、こんなこともあるだろね
続く・・・