「いいこねぇ」と言われることに慣れてきていた今日この頃。 ミルキクと一緒にいることが楽しくて、お泊まりやカフェに出掛ける機会も増えていた。 それが何故だか、やってしまったーーーっ!!!!
部屋にも廊下にもペットシーツが敷かれていたし、数時間前に用を足させたはずだった。 何を今更、みんなが集まるプレイルームの絨毯に、わざわざオシッコをしなければならなかったのか???
チェックイン時に渡された紙には「○○に粗相をした場合は○○円頂きます」と細かく金額まで書いてあった。 宿にとってはそれだけ大変な事なんだから、飼い主がクリーニング代ぐらい払うのは当然だと思う。 ただ、それを読んだときには、ミルキクには全く関係のないことだと過信していた。 マーキングしまくる男のコでもなけりゃ、トイレを覚えきっていない子犬でもない。 ましてやお泊まりなんて初めてのことじゃない!
何よりショックだったのは、粗相をしたのが「ずっこけキク」のほうではなく「しっかりミル」だったこと。 ミル担当のおじちゃんが「あっ」と言ったまま固まってしまったとき、まさか私の死角でそんなことが起こっているなど夢にも思わなかった。
「うちのコにかぎって!」という言葉が頭の中をぐるぐる廻り、深く自分を反省した。 真夜中、ミルの寝顔を見ながら、いろんな事を考えていたら、いつの間にか朝がきていた。 本日の予定は返上、しばらく旅行も自粛するか。
【 あきべえ 】
ちなみに、粗相の後始末をした後、宿のおねえさんに報告したら「キレイにしてもらってますね、ありがとうございます」と言ってくれた。チェックアウト時、オーナーさんに謝罪したら、クリーニング代も請求されず笑顔で見送ってくださった。ペット宿って大変なんだな。
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