くしゃみをしたら、ミルがティッシュの箱を持ってきてくれた。
鼻水より先に涙を拭いた。

ミルはとっても気の利く良いコ。
ちゃんと自分で考えて動いてくれる。
こんな可愛い動物と一緒に暮らせるなんて、私はとっても幸せ者。

しかし・・・
我が家には、無芸大食の犬もいる。

「おいキク、ヒゲ食わせろ！」

「ぬぉ〜〜っ」



「じゃあミル、目ん玉なめさせてよ！」

「うひゃあ〜〜っ」

あたいはシャイなの。
だからキクみたいに派手に甘えることはできないわ。

でもおじちゃん、、、、好きよ。

「次キクの番だよ」

「え〜やだな」




「だっておじちゃん、夢中になりすぎちゃうんだもの」

あっ、変な虫がバルサンにやられて死んでる！



　　　　　「失礼ね、生きてるわよっ！！」

ミル、お誕生日おめでとう。
きょうは私の指定席、ちょっとだけ貸してあげるね。
ねぇ、聞いてる？
ホントにホントに特別なんだからね！

はぁ〜、私はこっちで我慢しよっと。


　　　　　【キク】

ＨＰがやっと復活したらしいよ
ここまで再現するのに苦労したんだって

どうせならパ〜ッと変えちゃえばよかったのにね
まっ、あたいの知ったこっちゃないんだけどさ

とりあえず報告ね
これからもよろしゅうおたのもうします


　　　　　【ミル】

「あんた、あたいに内緒でうまいもん食ったわね！」
「そ、そんなことないよ・・」



「許さないわよ、がうー」
「ひぇ〜〜〜っ、ばれちゃったぁ、ごめんちゃーい」

朝５時半頃の公園。
猛烈な勢いで飼い主さんをぐいぐい引っ張ってやってくる中型犬に遭遇した。
まだずっと遠くにいたけど、「おはよーございまーす、男のコですかー？」と叫んでみた。
「そう、そっちは二匹とも女のコ？」　（犬に引きずられ近付いてくる）
「はいー、今発情中なんですー、ごめんなさーい」　（逃げる）
「あっ、そうなのー」　（やっぱり引きずられてる）
「また今度遊んでくださーい」　（ひたすら逃げる）

ちなみに夜遅くに散歩をすると、あちこちで犬に吠えられ、近所迷惑になってしまう。
いったい、いつ散歩に行けばいいんだ？？？

キクのお得意ポーズ。
「ペットは飼い主に似る」ってか？