いつも行く公園に、黒のアフガンバウンドを散歩させているおじさんがいる。
そのアフガンは毛が伸びていない所を見ると成犬ではなさそうだ。
だけどいつもおじさんの真横にピタッとくっついて 一定のリズムで歩く。
タッタッタッタッ・・・。
そのおじさんも背筋をシャンと伸ばし 道の真ん中をアフガンと共に堂々と歩く。
はぁぁ〜〜〜〜素敵ぃ〜〜〜〜っ
はぴぃもいつか あんな風に歩ける日が来るのだろうか・・。
教室に通い始めて2〜3ヶ月が経つと はぴぃも「ツケ」で歩けるようになった。
ただし 公園限定だけど
今まではすれ違うワンコにも「ギャンギャン」吠えてたはぴぃだけど
「ツケ」を覚えてから すれ違うワンコには吠えなくなった。
おぉぉ〜〜成果が表れてるよぉ〜〜 \(T▽T*)/
ある日、はぴぃと公園の並木道を歩いていると 前方からあの憧れのアフガンがやって来る。
とても細い道なので すれ違うとなると私とおじさんの肩が擦れ合うくらいの距離だ。
いくらはぴぃとアフガンの間に私とおじさんを挟んでるとは言え ここまでの
ギリギリでのすれ違いはしたことがない
どうしよ?どうしよ? このまま行くか? 脇道にそれるか?
いや・・頑張ろう。
頑張ってみよう、はぴぃ
リードを持つ私の手にグッと力が入る。
アフガンまでの距離・・5歩 4歩 3歩 2歩 ・・1歩・・・
はぴぃは大丈夫だ ほっ。。。
ジタバタバタバタバタ
ん?
なんと あのアフガンがはぴぃとのすれ違いざまにペースを乱し暴れている・・。
ちょっと信じられない光景だった。
はぴぃは尻尾を巻いてる状態ではあるけれど
ちゃんと「ツケ」はできていた。
(* ̄ー ̄) はぴぃ やるじゃん