もみちゃんの散歩で、何時もと違う公園に行った。
後ろ足が弱った老犬の下半身を支えながら、歩かしてる、娘さんとお母さんが居た。
娘さんとお母さん、代わる代わるに、老犬と一緒の写真を撮っていた。
お二人そろって、犬と一緒の写真撮りたいかな?と思い、思い切って声をかけてみた。
「うちの犬、怖がりなんで近づいたら吼えるかもしませんが、
もしよかったら、私がお二人と犬の写真撮りましょか?」
お二人は、顔を見合わせニッコリと「お願いします」と。
もみちゃんのリードを短くし、足で踏み写真を撮りました。
もみちゃん、ある程度の距離があったからか、吼えずにおとなしくしててくれました。
カメラを返すと「ありがとうございます」と、ニッコリ言ってくれた。
私は、ペコリと頭を下げ、もみちゃんとその場を去った。
リードを少し長くしたら、案の定、もみちゃん老犬に向かって吠え出したから。
心の中で、こちらこそありがとうございます。
写真を撮らせていただくことで、嬉しいような幸せなような、なんともええ気持ちになれました。