October, 2006
02
03
04
05
06
07
08
09
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
-
-
-
-
PROFILE
小麦ママ

2004年8月11日生まれの♀、通称「ムギ」です。とーさん、かーさんと一緒に9階のマンション暮らしです。ヨロシクね

CATEGORY
RECENT
RECENT COMMENTS
MYALBUM
RECENT TRACKBACK
ARCHIVES
LINK
SEARCH
PR




フィラリア予防の知識
1147322278715416.jpg今朝の大阪はよく降りました。特にトーサンが出勤する時間はザーザー降りでした。でもその後は回復していって昼前には雨が上がって今は大分明るくなってきています。

さて、ちょっと今日は私の考えを書かせてもらいますね。
最近時間があるのを利用して、食事のことから始まってしつけのこと、病気のことと色々と勉強しています。
その中で時期的なフィラリアに関する知識を得る機会があり疑問に思ったのです。
「どれだけの人が正しく知識を持ってるんだろ?」と・・・。
というのも去年も獣医さんで「フィラリアの予防もしましょうね」と言われて「はい」という感じで始めたわけですが、「フィラリア」ってどういう病気か知ってますか??
そう、本当に詳しい内容は聞いていませんよね・・・。

今回私が知った情報の中で「知っておくべきでしょ!」と思うことを書かせてもらうことにしました。
まず、たまたま図書館で手に取った「獣医さんの体験談」みたいな本に書いていた話。
ある女性が「8ヶ月も多いわ」と思ったので半分をご近所さんにおすそ分けをしたそうです。するとその分けてもらった人の犬が突然ショック症状で倒れたそうです。あわてて病院に駆け込んできてその事情を聞いたこの獣医さんは絶句したそうです。
この話を聞いて「フィラリアの薬ってコワイんだ!」と思った方はいらっしゃいますか?
それは大きな間違いです。この後の話をよく読んでください。
何故こんなことになったか分かっておられる方。すごく勉強されていると思います!
この本にも理由は書いてありましたが、その後にもっと詳細な説明を聞いたのでそちらから・・・。
まず、フィラリアというのは通称のようなもので正式には「犬糸条虫症」といいます。
そして蚊によって運ばれはしますが元々生まれるのは犬の血管の中です。そして生まれた場所では成虫になりません。そこで蚊がこの犬を刺した時に移動して寄生し、蚊の中でもう少し大きく育ちます。ある程度の大きさになると蚊が次に刺した犬に寄生しなおすというわけです。
で、「予防薬」とはいいますが実はこの「予防」は成虫になるのを予防しようというものであって「体内に入ってこないようにする」ものではないということ。投薬したものは幼虫を駆除する薬で「月に一度一斉駆除」するためのものだったのです。
で、先ほど血管の中に寄生すると書きましたね?では駆除された幼虫は?そう、すぐに血管から排除できませんから体内をめぐっているのです。だから大量に一斉駆除すると血管が詰まってしまいます。なので月に1度なのです。
先ほどのショックを起こした犬はまさにこの状態。駆除された虫で血管が詰まってしまったというわけなんです。
2年目から獣医さんで薬を出してもらう前に検査をしますよね?それは体内に幼虫がいないかどうかを確認し、こういった事故が起きないようにしていたということだったのです。
そして投薬する回数(月)ですが「駆除」なわけですから最後が一番肝心なのだということ。早々と切り上げてしまってはその後に寄生された幼虫が大きくなってしまう・・・ということで蚊がいなくなった頃の1月後ぐらいまで必要なのでした。
ですから先ほどのおすそ分けしてあげた女性の犬はしっかりとフィラリアに陽性だったそうです。本末転倒ですね。

では、「やっぱり危険な薬じゃ・・・」と考える方が多いと思うのですが、危険なのは飼い主が認識不足であること、犬のことを考えていないことだと私は思います。
蚊に刺されずにひと夏を過ごすことが出来ますか?不可能ではないでしょうか・・・私は1日で5,6箇所刺されてます♭
そして糸条虫の成虫を見たことがありますか?教えてもらったこのサイトに本物の写真が載っています。ぜひ見て下さい。(http://members2.jcom.home.ne.jp/pepara/pet-byouki-firaria.html)
こんなものが心臓の中で移動しているんですよ?ツライわけがありません!そして治療は手術で心臓から取り出すか、この虫を駆除する薬を打つかだそうです。この薬は劇薬なため後遺症が残る可能性がかなり高いということ。状況がわるければこのどちらも選べずこの成虫が死ぬまで容態が悪くならないよう観察しながら暮らすのだそう・・・。勿論心臓に虫がいるわけですから途中で死亡ということもあります。
私はどの選択も嫌です。それならば獣医界で安全とした「予防」を選びます。そしてこの「予防薬」も健全な犬であれば2,3日で排泄するとのこと。逆に副作用を起こすということは犬の体内が健全でない可能性を重視するべきだそうです。
ただ、コリー、シェルティは先天的な遺伝により副作用を起こす可能性があるということ。これは獣医さんの方がよく分かっているとは思いますが飼い主さんは記憶しておいたほうがいいと思います。

この記事へのトラックバックURL
http://dog.pelogoo.com/mugimugi811/rtb.php?no=1147326043633487



この記事への返信
いつもお邪魔しています。3月から黒柴の女の子の母しています。ヨ−クシャとゴ−ルデンをお世話して2人とも天国へ見送り3代目の我が家のわんことして仲よくやってます。フィラリアはずっと知っていたつもりですが、今回よくわかりました。獣医さんとは長いおつき合いですが、この時期病院も混んでるのでなかなかゆっくりお話きけないし。ありがとうございました。

Posted by すずの母 | 16:04:31, May 11, 2006
ようこそ、いらっしゃいませ♪
すずちゃんは3月におうちにやってきたんですね!
とっても可愛い盛りですね〜。小麦の小さい頃を思い出します(^^)
私も昔犬を飼っていて小さいながらに「糸状虫」が体内で動いている病気と獣医さんに教えてもらって痛くなった記憶はあるものの実はそれ以外は知らなかったんですよね・・・。
でも今回調べてみると結構詳細に「なぜ、どうして」といったことを取り上げてるHPが多いことも知りました。
確かに獣医さんも忙しい時期に全員に詳しく説明している時間はないですよね・・・。
これからもビックリする内容で皆さんに知って欲しい情報を仕入れたらアップしていくつもりです。
これからも宜しくお願いしますね!
Posted by 小麦ママ | 18:44:43, May 11, 2006
何度もすいません。今ならすずとゆかいな仲間たちで出ています。よろしく。なんせパソコン初心者なもので。
Posted by す | 20:34:32, May 11, 2006
何度もすいません。今ならすずとゆかいな仲間たちで出ています。よろしく。なんせパソコン初心者なもので。
Posted by す | 20:35:02, May 11, 2006
獣医さんのところで頂いた説明書は小麦ママが書いてくれたことの2/3程度かな?って感じでした。すっかり獣医さん任せの私ですが、そのしおりは少なくとも読みました。
最後の投与が重要ってことは理解出来ました。後、検査。今回、ぽんずは初めての投与&10月24日生まれってこともあって、血液検査はしなかったのですが、それはどうなんでしょう?獣医さんによって、基準が違んですかね?同じぐらいに生まれた子でも、血液検査をした獣医さんもいたので・・・なんて、小麦ママに聞くなって感じですが・・・ネットで調べてみたのですが、特に記載はなかったんですよね。。。もし、知っていたら、教えて下さい。
Posted by ぽんず | 18:05:22, May 12, 2006
小麦も去年は検査せずに投薬しました。(8月生まれだけど)
この虫は蚊の体内で発育できる温度があるらしくて16度(14,15と書いてるとこもあったけど)以下の気温になるとダメなんだそう。だから蚊が飛んでるからすぐに投薬という訳じゃないそうです。初めて知りましたよ〜。
蚊が血を吸うのもメスが産卵するためだからぽんずくんが生まれた月だと刺してないだろうと判断したんじゃないでしょうかね〜。
成虫にならないと(感染して7ヶ月かかるそう)体内で幼虫が生まれることはないので6ヶ月のぽんずくんでは意味ないかもしれないし。
今は成虫がいるかどうかの抗原検査と幼虫がいるかどうかの血液検査があるそうです。検査をした病院はこの抗原検査をしてたのかなぁ・・・と。
って書いてたら「小麦は検査が必要だったんじゃ・・・」とふと思ってしまった(−−; まぁいなかったから良かったわけだけど・・・。
Posted by 小麦ママ | 19:15:42, May 12, 2006
家は今年は2回目になるので投薬前に血液検査するのかな、と思いましたが、去年の処方をきちんと12月までしていたのなら検査も必要ないとの事でした(勿論、獣医さんは去年と同じです)。どこかのブログでその事で大騒ぎしている人を見かけました。その方は他の獣医さんへ行き、検査をしてもらってご満悦の様でしたが、去年の投薬のデータが無ければ検査をするは当然でしょうに、それも何だかなぁ、と思ってしまいました。獣医さんを盲信・鵜呑みもまずいでしょうが、頭から否定してかかるのもねぇ・・・。
勿論自分できちんと勉強をする事は大前提ですけれどもね。
Posted by Jakaranda | 18:52:16, May 13, 2006
かかりつけの獣医さんはなかなか勇気のある方ですね〜。
Jakarandaさんのことを言ってるのではないので気を悪くしないでくださいね。
人の診療でもそうですけど、「ちゃんと飲んでくださいね」と言われて処方された薬を気まずいので飲まなくても「飲みました」と申告する人って多いと思うんですよ。
これでもし発作が起こったら製薬会社から注意事項のある検査を行わずに投薬したということで医療過誤を問われる可能性もあるわけですし・・・。
↑のブログの人は自分に知識がないからあわてたんでしょうけど。
この記事後に検索に引っかかった獣医さんのブログで、開院したものの一番簡単な猫の去勢手術もできなくて他院に頼んでる獣医がいると書いてあるのを見てそれも怖い!と思いましたけど。
知ってるならどうにかして欲しいものですよね・・・。
Posted by 小麦ママ | 12:30:51, May 14, 2006
>かかりつけの獣医さんはなかなか勇気のある方ですね〜。
多分、私は些細な事ですぐに通院するので、きちんと飲ませているだろうと思われているのと、実際に発作が起こる確率が物凄く低いという事なのではないかと思っています。
最後のブログのお話はネタだと信じたいですね・・・。
Posted by Jakaranda | 14:40:44, May 14, 2006
全ての飼い主がきっちりと薬を飲ませていれば撲滅できる病気なのだと獣医さんは言っています。
蚊は媒介するだけで生まれるのは犬の体内ですから・・・。
悪徳ブリーダーや適当な飼い主が諸悪の根源なのかもしれませんね・・・。
ブログの話、大げさに書いているのかもしれませんが、完全にネタでもないようです・・・。獣医の資格も一度取ってしまえば一生ものだし、規定年数どこかで研修さえしていれば経験に関係なく開院できるものなんだそうです。
人間の医師免許もそうですけどちゃんと更新制にしてもらいたいものですね!
Posted by 小麦ママ | 14:38:12, May 15, 2006
ttp://www.petportal.jp/mt/archives/cat_2.html
予防薬
感染可能日初日から一ヶ月後に最初の投与。
感染可能最終日から一ヶ月後に最後の投与。
予防薬はフィラリア虫の幼虫を駆除する薬です。
Posted by はな | 19:47:00, Jan 20, 2007
サイトのご紹介と補足を有難うございます。
>予防薬はフィラリア虫の幼虫を駆除する薬です。
のご指摘は、本文中の
>「予防薬」とはいいますが実はこの「予防」は成虫になるのを予防しようというものであって「体内に入ってこないようにする」ものではないということ。投薬したものは幼虫を駆除する薬で「月に一度一斉駆除」するためのものだったのです。
でご説明させて頂いておりましたが、何か問題となる点がありましたでしょうか・・・?
Posted by 小麦ママ | 17:11:24, Jan 22, 2007
問題ないと思います。
さらに釈迦に説法ですが
ttp://www.matuhosi.com/filaria.html#filaria2
Posted by はな | 20:23:00, Jan 22, 2007
更なるサイトのご紹介、有難うございますm(_ _)m
Posted by 小麦ママ | 13:47:13, Jan 23, 2007


◇ 返信フォーム


名前 :   情報を保存する
メール : 
URL : 
題名 : 

内容 :