1月17日。
関西圏に住む方々には忘れられない日ではないでしょうか・・・。
12年前の今日、あの時間。私はすでに起きていたのです。起きたばっかり・・・でしたが。
そこへ突き上げるような振動と直後の横揺れ!つかまっていないと立っていられず、安定が悪いコップは落ちて割れました。タンスの引き出しも半分ぐらい飛び出していました。
震源地と大阪湾を挟んで対岸になる場所でしたから、倒壊したところはほとんどなかったようですがヒビが入ったり瓦が落ちたりといった被害はありました。
愕然としたのはその後テレビをつけた時です。阪神高速道路が横倒し・・・。町の大火災・・・。
何度も行ったことのある場所の惨状に個人的な被害はなくとも精神的な恐怖感は暫くは取れなかったのを覚えています。
揺れにも敏感になっていましたし・・・。
12年経ち神戸空港も開港し町並みも戻って普通のように見えますが、全ての人が元に戻ったわけでないのも事実。
絶対に忘れてはいけないことですし、甘く見てはいけないことでもあります。
最近の異常気象や頻発する地震も踏まえてもっと私たちは自然の怖さを肝に銘じ、楽さを求める生活よりも見直さなくてはいけないことがあると思っています。
今ある生活が続くこと、それは「当たり前」のことではないのです・・・。