今日は久しぶりに「梅雨っぽい」天気。いや、梅雨なんですけどね(^^;
さて、新聞でもニュースでも騒がれている肉の偽装問題。
それもありますが、今朝の朝日新聞で気になる記事をみつけました。
「畜産改革 優しいはおいしい」というもの。
海外では条約で「家畜は感受性のある生命存在」と規定され、ケージに閉じ込めて搾取するだけの飼育は禁止する方向へと動いています。
それに対して日本は・・・効率優先のために乳牛は尾を腐らせ、短くしているそうです。その期間約1ヶ月・・。
そしてよく乳が出るようにと栄養価が高い餌をもらい運動が皆無に近いためか、胃潰瘍や脂肪肝といった病気も増えているそうです。
更に体調を崩し易いために大量の薬剤も投入されているとか・・・。
ふと、思いましたが、薬を飲んだ後って血液検査とかしても数値に出たりしますよね・・・牛も同じじゃないんでしょうか?
とすると・・その牛たちから酷搾する牛乳って・・・栄養価は?薬剤は?と考えたくなりませんか??
そもそもコストダウンをする必要が出てきたのも「安売り」が当たり前になっているせいでもあったりします。
私達消費者が安全性を考えず、ただただ「安い」に釣られるからこそこういった事態になっているのかもしれません。
わずか、数円、数十円の家計削減のために後々の医療費をゴソ〜っと支出することになったとしたら・・・洒落にもなりませんね(−−;
先日、テレビで紹介されていた「ひたすら安いものを買い求めて食費を減らす」というもの。
もちろん、その方は家の事情があり、必要があって始めたことと思います。
でも・・それを「見習え」とばかりに紹介するのはどうなのか?と思ってしまいました。
内容を見ていてすごく食生活を指摘したい点が山盛りでしたし・・。
何といっても・・申し訳ないですが、数年後にメタボを心配したほうがいいように見受けましたから・・・。
数日後に実際にそれを見たと思われる買い物の仕方をされている人をみかけました・・・。
「あるある・・」の時もそうだったんですけど、テレビの影響ってある意味すごいし、別な意味で怖いと思います。
家畜の話に戻りますが、日本でも飼育基準作成を考えてきているようです。
そういった動きを支援できるよう私たちも意識を変えて選択しながら買い物をするようにしなくてはいけませんね。
だからといって何でも「高いもの」というわけではないと思います。
野菜などでは旬であれば値も下がるし、栄養価もあります。
年中マンネリメニューじゃなくてそういった食材をうまく利用した食事を提供できるように「料理上手」にならねばっ!!
それはそれで・・先が長いような・・・(^^;