ネネ、10歳の誕生日おめでとう
これからも、ずっと元気で、
その笑顔見せてね。
From ネネ父&ネネ母
・・・出会い・・・
私は、10年前に岐阜に嫁ぎ、4年半の結婚生活を終え、
ネネを連れて、下関の実家へと帰ってきました。
その後、今の主人と縁があり、ネネと再度、嫁入りをいたしました。
ネネを飼うまでには、2匹のワンコとの出会いがありました。
1匹は、昨年亡くなった、実家のチャコちゃん。
そして、もう1匹はMダックスのテリーです。
・・・チャコとの出会い・・・
前のダンナが、誰も知らない、遠い所へ(岐阜から下関へ)1人で嫁ぐ私にと、
友人宅で生まれた、ワンコを譲ってもらったのが、チャコちゃん(狆)でした。
とても、うれしかったのですが、
私が嫁ぐまで、あと1年。
その間の躾やトイレはどうするのか?
自分ががんばるとのことでしたが、半年たってもトイレを覚えない状態。
これでは、1年後、私が嫁いだ時は、チャコも成犬になっているので
今以上にトイレの躾などが難しくなると思い、
「下関に連れて帰って、私が嫁ぐ時にいっしょに連れてくる」と言うことになり、
チャコは私の実家へとやってきました。
(実家には、すでにマルチーズのランを飼っておりました)
トイレの躾はかなり時間がかかりましたが、ちゃんとできるようになり私といっしょに岐阜に行く予定だったのですが・・・
遠方へ嫁ぐことを反対していた父が、
「娘の事はあきらめた。
しかし、娘はやるが、チャコは置いていけ!」と前のダンナに言ったのです。
( ̄┏Д┓ ̄;)え!! (by チャコに負けたネネ母です・・・)
と、言うことでチャコは、ランくんと私の実家に居座ることになったのです。
そして、結婚した後に
やはり私が1人でかわいそうだから・・・(本人は全く気にしてなかったんですがね〜)
と、いうことで、Mダックスのテリーを飼うことに。
ブラックタンの男の子で、この仔はものすごく賢い仔でした。
しかし、1歳にもならないうちに、原因不明の病気にかかってしまい、
入院したまま虹の橋を渡ることになってしましました。
病院からの訃報の電話は、頭をハンマーでなぐられるぐらいの衝撃でした。
病気の苦しさに耐えながら、ひとりで寂しく逝ってしまったことを思うと
今でも、胸が痛いです。せめて、いっしょにいてやりたかった・・・
その後、ポッカリと生活に穴があいたような日々が続きました。
犬を飼うまでは、犬好きでもなかった前のダンナが「寂しすぎる。テリーの法要が終わったら、また犬を飼おう」と言い出しました。
私の中で、「2度と犬は飼わない。」と強く思っていたので、
ずっと「飼わない」といい続けてたのですが、
「見るだけ」の言葉にのってしまい、ペットショップへ行くことへ。
その時に出会ったのが、ネネだったのです。
アメコカなんんて、全く興味がなく、ましてや↑この顔。
ケースごしに、ふてぶてしい顔して寝てた姿に、
「この仔、えらいぶさいくやな〜」が、ネネの第一印象でした。
その声に気づいたのか、のそのそと近づいて来ました。
「ゲッ、顔はやっぱりぶさいくやけど、このふてぶてしさが、かわいいな〜」
その瞬間、前のダンナが「抱っこさせてもらえますか?」
「や、やばい・・・」
私の意志の弱さでしょうか・・・
抱っこした瞬間この仔にやられてしまいました。
(今、思えば、寂しさをカバーする人間のエゴですよね・・・(泣))
※↑上の写真は全部ネネの小さい時です。
見れば見るほど、モグラに似てます。
やはり、今見ても、ブサイクとしか言えません。(笑)
その後、いろいろとあり、
話し合いの結果、前のダンナとは別々の道へ行くこと決意。
そしてネネは?
もちろん私が引き取る気マンマンだったのですが、
私の実家には、すでに2匹在住。
母に相談すると
「かわいそうだけど、3匹は無理。しかもネネは中型犬だし・・・悪いけど、あきらめなさい」
前のダンナに、そのことを伝えると
「オレが責任もって飼うから大丈夫」と言われました。
が、ネネを置いていくことを考えると、毎日、毎日、涙がとまらなく、どうしてもあきらめがつかなかったのです。
「きっと、このまま置いていくと後悔だけが残る。
こうなったら連れて帰ったもの勝ちや!
この仔の責任はすべて私がとったるわ〜」と思い、
700キロを1人と1匹で、仲良くドライブしながら帰って(正確に言うと、出戻り)まいりました。
もちろん母には叱られましたが、やはり犬好き。
家は3匹となり、動物園状態となってましたが、「ラン!チャコ!ネネ!」と楽しそうに世話をしていた母でした(笑)
※一番喜んでいたのは、大の犬好きの父ですが・・・
(今は、ランもチャコも虹の橋を渡ってしまい、ネネは私と嫁いだ為、
実家は父と母のみです。あの頃が、懐かしく思えます。)
そして、4年前に今のダンナさんの所へネネと嫁入り(再)いたしました。
ダンナさんに言わせると「お前は仮で、本命がネネ♪」だったらしいです。
( ̄┏Д┓ ̄;)え!! (チャコの時もそうですが、ネネよりも下ですか?わたし?)
でも、そう言って、ネネをかわいがってくれるダンナさんには本当に感謝しております。
(時には、ジェラシーですが (爆))
たまに思うんです。
ネネは私と出会わなければ、幸せな家庭にいけたのでは?!
でも、切り替えの早いB型人間。「いろんな所に住めてよかったね〜」とっ。
((((( ̄∀ ̄; あはは…
上を見ればきりがない。
正直な所、ネネがしゃべれるとしたら、
「今まで幸せだった」と聞いて「うん」と答えてくれるかは自信がありません。
しかし、私はネネに出会えて本当によかった。
あの時、岐阜から連れて帰って本当によかったと思ってます。
私は、平凡な毎日が本当の幸せだと思ってます。
(前回の結婚がいろいろありすぎたせいかしら?!)
寝る時に、左にダンナさんがいて、右の肩にはネネがいる。
当たり前の日常なんですが、
それが一番幸せだと感じる瞬間ですね♪
この毎日を過ごせることに感謝です。
10歳=老犬
先のことを思うと辛くなりますが、
テリーやチャコの分まで、この仔には長生きしてほしい。
平凡な毎日が1日でも永く続くことを・・・
それが、私たち夫婦の願いです。
ネネ、10歳おめでとう♪