少し遅れましたが、6月10日はnicoのお誕生日です。
生きていれば、2才になったところです。
とっても可愛いnicoのことですから、とっても素敵なレディーになっていた事でしょう。
nicoは生まれた時から腎臓が悪く、よくオネショをする子でした。
一緒の布団で寝ていると、朝起きるとビッショビショ。
こんなことが何度かありました。
7ヶ月になった頃、食欲も無くなり口臭が酷く、よだれが出るようになり血液検査をしたところ、腎不全になっている事がわかり、その場で入院しました。
生まれつき腎臓が悪いといのは、とても稀なことらしく、先生も前例がないとおっしゃってました。
nicoは入院して11日目で亡くなってしまいましたが、私たちの中に今でもずっと、生き続けています。
この写真は元気だった頃のnicoです。
銀太と同じくクツが大好きで、しかもnicoの場合は自分のゲージに靴を持っていってしまい、カミカミしてしまうほどでした。
大きく重たい靴も小さな体で一生懸命運びました。
nicoのような先天性の異常を持った子が、なぜ生まれてしまうのか?
はっきりした事はわからないようですが、nicoの場合はブリーダーさんの所で健康な両親の元に生まれたのですが、無理な交配のもとに生まれながら異常を背負って生まれてくる子もたくさんいます。
5日の月曜日にお知らせしたブログ“きゃばらいす”のらいす母達が保護した2匹のわんちゃんのうち、シーズーらしい大きい子の方は健康診断の結果、悪性の乳腺腫瘍ということがわかりました。
飼い主さんは、わかっていて捨てたのでしょうか?
動物を飼うといことは“1つの命を預かる”事です。
事情があるにせよ、途中で飼えなくなったからといって捨てるとは酷すぎます。だったらはじめから飼わなければよかったのに。
私はそう思います。
また、癌の場合は遺伝性も大きいと思うので、血統的に癌の子が出た場合には繁殖させない等の方法をとったほうが良いのではないでしょうか?
今、ちょっとした“ペットブーム”ですよね?
ショップに子犬を並べれば売れる、そんな時代です。
知識のある人であれば良いのですが、何も知らず、ただ可愛いだけで買ってしまう人も多いいはず。
売れて側が、もっと慎重に商品ではなく1つの大切な命として扱って欲しいです。
母達が保護したシーズーらしい子は、何日かの間心優しい人に一時的に保護されていましたが、これから先のことを考え母達は安楽死という方法を選択しました。
悲しい事ではありますが、この悪性の癌を抱えた子、誰が面度みれるのでしょうか?
どんどん酷くなり、痛みを伴い弱っていく…ならば、この選択は間違っていなかったと私は思います。
誰が母達を責める事が出来るでしょうか?
そして、らいす母も言っていましたが、二度とこういう事が無いように繁殖する側もペットを飼う側もしっかりした知識をもってほしいと思います。
母は、この子を“しーちゃん”と呼んでいたみたいです。
しーちゃんは、天国に行ってしまいましたが、きっと空の上でnicoと遊んでいる事だと思います。
nicoも、しーちゃんも空の上から私たちを見守ってくれてることでしょう。
これは、今朝の銀太です。
今日もまた、お姉ちゃんにイタズラされてます。
ペットを飼ったその日から、いつかはお別れの日が来るという事は、わかっている事です。
銀太も、いつの日かnicoの元へ行ってしまう日が訪れます。
だから、その日まで出来る限りの愛情を注いであげたいと思っています。
そして今日も、お姉ちゃんに愛情を注がれている、銀太でした。
銀太)お姉ちゃ〜ん。なんか変な風に見えるんだけど!?
なんかお家が大きいよ?