ワイヤー・フォックス・テリア
(ワイアーヘアード・フォックス・テリア)
原産国 イギリス
体高 36〜39センチ
体重 7.3〜8キロ
毛色 ホワイトのベースにタンやブラックのマーキング
典型的な「テリアの気質」を備えている犬種。
元々が小型の猟獣犬で、狐とかウサギ、アナグマなどを
追い出したり捕獲したりしていた犬です。
その立ち方・姿勢に勝ち気でダンディな性格が表れているようです。
「典型的なイギリス犬種」ともいわれるようです。
まあたしかにイギリス紳士っぽいですよね。
色々見る限り割と丈夫なようですが、
先天的な異常としては聴力障害・緑内障・
肩甲間接の異形形成が希にでるそうです。
興奮しやすい犬種なので、
極力穏やかに育てても普通になるくらいらしいです。
豊富な運動が必要なので散歩以外にも
ノーリードで遊べるところがあるのがベストのようです。
ワイヤー・フォックス・テリアの祖先はイギリス・ウェールズ地方の
土着のブラック・アンド・タンで剛毛の古いテリア種と言われているようです。
混血としてはブル・テリアやグレーハウンド、ビーグルなどがあるようです。
1790年頃には現代のフォックス・テリアの原形と考えられるテリアにまで
進化していて、1870年頃にワイヤーフォックステリアが誕生しているようです。
人間に対して感情を素直に出さず、やや強情で噛みつき癖があるようです。
本来知らない人にはかなり警戒をするようです。
なので番犬になる・・・とのこと。
また他の犬に対して戦いを挑みたがる傾向にあるとのことです。
(ナッツにはあまーり・・・当てはまりませんが(ーー;))
一般的にいわれる「テリア気質」についてまとめておきます。
・明るい
・興奮しやすい
・頑固もの
・好奇心旺盛
・自己主張が強い
・攻撃的(闘争心が旺盛)
・穴掘りの習性
・非常に俊足
・スタミナが豊富
・自尊心が強い
一般的にテリアは初心者に向かないといわれます。
私もペットショップでこの犬を求めたときに
「初心者には絶対勧めません」と断言されました。
服従訓練が難しいようです。
テリア自体がが「攻撃的な殺し屋」であることを
元々求められて作られた犬種であることを思えば
確かに難しいと言われる理由がわかりますよね。
ワイヤーフォックステリアはテリア種のなかでも割合小型の方なので
まだ人間が押さえることができますが、
もっと大型のアイリッシュテリアやエアデールテリアなどは
場合によっては他の犬をかみ殺してしまうケースもあるようです。
ナッツに関していえば
おもちゃに「トドメ」を刺します。
興奮すると家中走り回ります。
そんなときはしばらく抱っこして興奮を抑えてあげないとダメなようです。
ただ、無条件に攻撃的か・・・と言われると
どちらかと言えば臆病です。
足は速いですね〜、
本気で走られたら絶対追いつきません。
走るのは大好きなようです。
また自尊心も強そうですね。
一応私はリーダーとして認めているようですが
簡単に人のいうことを聴くようなタイプではなさそうです。
悪くいうと「人を見ます」
ただ、言えるのは底抜けに明るいので一緒にいると楽しいですよ。
好奇心も旺盛なので、見てると飽きないですし。
最後に多頭飼いに向くかどうかですが、できなくはないようです。
実際多頭飼いしてる方もいらっしゃるよう。
ただ、犬種的な性格を考えると、ワイヤーフォックステリアの方が
優位に立てる状況を作ってあげる方が良いのかもしれないですね。
相手が穏やかなタイプのワンコならうまくいくのではないかとおもいますが。
私もこの犬種は初めてなのでまだまだ勉強することばかりです。
ちなみに過去に飼ったことがある犬種は
・シェットランド・シープドック
・雑種(シェルティの子供 多頭飼いしてました)
・柴犬
です。
相方は
・シーズー
・ヨークシャーテリア
だそうです。
まあこんな感じでご勘弁ください<(_ _)>
参考文献
ペットのイエローページ ワールドドック図鑑
フォーグル博士のDOGS