ナッティと出会って、僕は装いを改めた。
それまで僕の『洋服論』は、バーゲンでセール対象外になるような高価な物こそ、
真のおしゃれし者が買うに値する代物としてきた。
が、今じゃバーゲン、アウトレット、古着、スポーツショップでマイケル買いである。
遊び好きのやんちゃビーグルと遊ぶには、丈夫で動きやすいが適している。
そして減ったおしゃれ着代の行方は、すべてゴッティンガム宮殿の看板犬『ナッティ様』へと献上される。
犬に洋服もいいけど、僕はビーグルのハウンドカラーを大事にしたいな。
リードとカラーはこだわりたい。色やデザインでナッティが陽気に見えたり、キリッとしたりである。
この前新しいカラーとリードが届いた時、しっぽフルスイングで大喜びしてた。
愛妻のユウコ様もそうだが、人間も犬も女性はプレゼントを貰う時見せる笑顔が、何よりもステキである。
男が彼女、妻、娘、そしてキャバ嬢やホステスさんに貢ぐ心理も、きっとその顔見たさなのだろう。
そして、女性はまたおしゃれになっていくサイクルこそが、流行を生むのであろう。