王子様のキスならぬナッティが鼻をペロリ、気づくとお昼の2時である。昨日寝たのが夜11時だった。14時間眠り続けている僕の生死をナッティが気遣っての行為であろう。
雨の予報はハズレも大ハズレ、低気圧はかすりもせず晴天であった。先週末の海に魅せられ、ナッティを連れて二色の浜に行った。
車で30分ほどで到着、ど平日の為人はパラリパラリ。休日ならBBQなど家族ずれで賑わう砂浜も人影無く、ワカメとゴミが多く感じられた。
砂浜を嬉しそうに走るナッティに追いかける僕、今「どうする?」と叩かれている某消費者金融のCMのようであった。
沖縄とは比べものにならない水の汚れであるが、やっぱり海はいいものである。波の音、風、潮の匂い、しばしの間砂浜におすわり、時間を忘れゆっくりと和んでいた。
しかし落ち着き無いナッティと、砂浜の向こうに聳え立つ我が社の関西工場のおかげで15秒ぐらいで現実に戻される。ビーグルに癒しの空間は不要である。
しばらく砂浜を荒らした後、小山がある公園へ行った。
休日や夕方なら犬で賑わうこの山も貸切であった。ウイルソンを転がしては狩り、転がしては狩りのキャッチ&リリースをくり返し遊んだ。
気温がどんどん上昇し、ナッティはバテバテに。山もいいものである。やっぱりナッティは砂浜より上り坂の方がお好みのようであった。
小さな小山であるが頂上からの眺めは、SFのコイトタワーからの眺めに勝るとも劣らず、あまりの絶景にナッティも目を細める次第である。
そして僕とナッティの場合のフィナーレは、ペットショップ巡りである。ペットショップHGとRをハシゴし、ナッティもフードの匂いやオモチャの数々に、阿藤快を上回る犬★リアクションであった。
ナッティのオモチャが古くなり大量廃棄した為、新しいオモチャでもと物色、手にはめて遊ぶオモチャに目をつける。
キャラによってお値段が随分と異なるものである。パペットや犬らしきヤツだと700円弱であるが、ウルトラマンシリーズなどは1200円も。
しかし迷わず後者を選択、カネゴンをご購入した。くり返し訴え続けるが、女性を夢中にさせるには、行動と金を惜しんではならない。帰りの道中、ナッティは我慢ならぬと何度もカネゴンの袋に首を突っ込んだ。
ゴッティンガムに暮らすカネゴン2人をお腹いっぱいする為、モヒカンヒーロー“ウルトラマンゴッティ”は明日からまたお仕事に行くのであろう。