今日久しぶりに遅刻した。遅れて会社に着くと、誰も怒っていない。むしろ機嫌よく話しかけてくる。

そういえば今日は臨時収入の日だが、それにしても年中人に嫌味を言っているヤツですら、にこやかである。

普段、仕事中あまり話さないヤツですら、無駄にしゃべりかけてくる。

そして気づいた！どうやら阪神タイガースがリーグ優勝したらしい。

普段仲が悪いのも忘れ、遅刻をかき消すほどの阪神優勝効果があったようである。

今日仕事の帰りに、地元のスポーツ店によった。阪神優勝セールで定価の30％OFFとデカデカと書いてある。

わくわくしながらご入場！そこで見たものは…。先日『スポタカ』で5200円で売られていた『プーマ』のフットサルシューズがなんと3900円！

こんなところにも阪神優勝効果が。家に帰ると優勝セールのチラシがズラリ。しかし！終盤マジックが点灯したころから、どこに行っても『阪神応援してます』が現れたような…。

たこ焼き、お好みそして阪神嫌いの関西人の僕も、どこに行っても流れてくる『六甲おろし』にすでに口ずさめるほどである。

そして明日はフットサルの試合である。相手はハゲ率80％をほこり、カツラメーカーの営業が飛んできそうな、脅威の前向き明るいハゲ集団である。

前回対戦した時は５-８で負けている。しかし今回わがチーム発足して、本格的に集まる初めての試合だし、相手も何人かかぶって別人となってくるかもしれない。

もしかぶってきたら空中戦の恐ろしさを、思い知らせてやるぜ〜。そういえば風を気にしてか、今回もそうだが前回も室内の試合であった。

僕はヒザを痛めていて、フル出場はできないかもだが、チームの初戦、ぜひ勝利に貢献したいものである。

ナッティ、べッカムのアディダスより、やっぱキングカズご愛用のプーマだろ？

最近、ペットブームでペットが増える一方で、犬★運動会やペットフェスなどの様々なイベントが、数多く催されている。

先日ペ●ト博に参加し、個人的に不審に思われる出展ブースを発見！今回もさっそくパートナーのナッティ捜査官と共に検証してみた。

入場後すぐに白髪交じりの紳士Ａ氏が接触してきた。「そこで犬のカラーリングシャンプーの販売やってます、赤い犬がいるんで見て行って下さい」

そう言いながら次々とチラシを配っている。チラシには「あなたの愛犬が七色に！」「あなたの愛犬だけの色を！」的な事が書かれている。

ブースを覗いて見ると、赤いアフガンハウンドがいた。確かに個性的であるが地肌まで染まって見えるため、血まみれともうかがえるし痛々しい。

このケースの場合、アフガンハウンド自身が赤を好み、好きで染めているのだろうか？

いやっちがう！犬は色盲であるがゆえ何色であろうとわからない。この場合、飼い主つまり人間の趣味である。

それにしてもＡ氏は何を飼っているのかも聞かず、次々と手当たり次第に声をかけていくのはどうであろう？もし自社の自信作を販売するのなら、もっと誠意をもって接するべきではないだろうか？

３日目でお疲れの気持ちはわからなくもないが、駅前のティッシュ配り同様、早くチラシを配り終えたいやっつけ仕事感が否めない。

そして何よりこのケースの場合、『カラーリングシャンプー』が必要なのは白髪交じりのＡ氏自身である。

その２)生態販売のブースである。激減する出展ブースの中、去年の２社から６社に増えていた。その中の１つに『１８歳以上なら誰でもローン可 保証人はいりません』と店名よりデカい看板が…。

お下品なテクノ音楽が大音量で流れている。すると黒いスーツの怪しげな男性が接触してきて「カワイイわんちゃんいっぱいいますよ〜」と僕に言った。

僕にはどう見てもキャバクラの客引きにしか見えず「カワイイ娘いっぱいいますよ〜」のほうがお似合いである。

人は見かけで判断してはいけないかもだが、このケースの場合、信用取引であり、客と店員である。血染めのプラ手袋をした獣医やトリマーに、愛犬は任せられないのと同じである。

テクノ音楽も、重低音が苦手な犬自身の選曲とは思えないし、おそらく購買意欲を高めるためであろう。

このケースの場合、販売者側に１８歳以上の保証人が必要である。

イベント主催者も、高い入場料をとるならもっと厳しい審査が必要なのではないだろうか？

しかも主催者は大手の犬の生保会社である。本当にペット好きが主催するなら、規模を縮小してでもペットを一番に考えてもらいたい。

様々なペットイベントが増え、愛犬と一緒に参加できる機会が増える事は、うれしい事である。

しかし、それに伴って営利目的だけの業者も増えている。大きなイベントだから出展してる会社は大丈夫といった保証などないのである。

犬は参加するかどうか、判断できない。そう、すべては人間にゆだねられている。

日曜日、ユウコとナッティを連れて『ペット博2005』に行ってきた。

フードサンプルとお目当ての激安品をＧＥＴる為、早起きして挑んだのだが…。

開場してまもなくだからか、人も犬もそんなにいない中、大人2名様と犬1匹様でご入場！

僕は今回で３回目のペット博だが、前々回、前回とだんだんと出展ブースは減少しているようである。

その辺の詳しい事はまた明日、例の捜査官と一緒に検証するとして、今回のペット博は、あきらかに盛り上がりにかけている。

アンケートに答え、フードサンプル次々ともらい歩いた。しかしサンプル配布しているメーカーも激減している。

来年も行われるのであろうか心配である。1つだけ激増して、喜ばしい事があった。

出会ったビーグルの数である。前年まで一ケタほどであったが、今回2時間半ぐらいの滞在で２０近いビーグルと出会い、目からウロコがポロリポロリ。

関西ではビーグルの人気が薄く、肩身の狭い思いをしてきたが、次々と現れるビーグルに目頭が熱く燃えてきた。

15インチのマキシマムや9インチのミニマム★ビーグル、10ヶ月や6歳とか様々な大きさや世代のビーグルに出会った。

写真を撮ろうにも、全体的に落ち着き無く、不可能であった。人☆コミュニケーションで、うちのビーグル談議にお花が咲き乱れる中、不機嫌なビーグルがいる…。

わが家の愛犬ナッティである。ナッティは、生誕から今まで数多くのビーグルに出会うも、あまり仲良くなったビーグルはいない…。

後ろ髪ひかれる事なく、その場をスタスタと逃げ去った。

いっぱい写真を撮ろうと、写真削除してフォルダ空けたのに、結局帰りに撮ったビハインドユウコの後姿(黒い帽子の女性)のショットだけであった。

 結局お目当ての代物も買えず、トボトボと退散した。

ナッティ、早く帰りたいのかい？

土曜日、鶴橋の名店『空』の道頓堀店にユウコと牛を喰らいに行ってきた。

待ち合わせの１時間前に到着し、これまた関西の老舗スポーツ店『スポタカ』で、『インテル・ミラノ』のノースリーブを格安でＧＥＴり、

その後ユウコと合流し、店に行った。店の雰囲気は、焼肉の街『鶴橋』っぽくてナニワ金融道に出てきそうである。

そんな中、休日であるからか若いカップルや女性同士も結構見られる。

この店の鶴橋店はユウコご用達で、手馴れたご様子で牛の各部位の肉をご注文してくれた。

『食の思想』が質より量のメリケンスタイルの僕には、量が少し少なく感じたが、値段がお安くお客様により多くの部位の肉を、食べてもらうのがここのやり方らしい。

『変☆食通』の僕であるが、テッチャン、スジカルビなど初心者向けのユウコのチョイスに、僕の上ミノも大満足である。しかしメニュー制覇には、あと３つ胃が必要である。

いっぱいになった腹をひっこめる為、二人はゴッティンガムに帰ってからナッティを連れてお散歩に行った。

散歩コースもいつもユウコが行っている道で、僕はチャリで背後から忍び寄り、ユウコとナッティのお散歩参観である。

防犯の為、商店街など比較的明るい道を通り、公園でウイルソンと遊んだ後、再開発の駅前ビルの建設現場の前で、ユウコの予告どおりの『うんこりん』

ほとんど毎日この場所でするらしいが、ここは僕が以前から、建物が完成したら、ペットショップがテナントに絶対入って欲しいと、心の中で誘致している場所である。

ナッティ、早くも縄張りはっているのかい？

金曜日の祝日、ユウコはＯＬグルメ旅で中崎町にフレンチを、僕は元同僚のO君と、地元で中華を喰らいに行った。

ユウコは前回はエントで『デューク更家』と居合わせ美ウォークトークを、今回もRMKの『RUMIKO社長』に出くわしたらしい。

僕はと言うと、もちろん地元の中華料理店に有名人は現れなかったが、O君は『サンボマスターの山ちゃん』にそっくりである。

以前からそれが言いたかったが、失礼にあたってはと…。今回『電車男』などそれとなく近いワードを言うも無反応。

おもいきって「O君あのミュージシャンに似てるよな、名前忘れたけど、ほら、アレ、言われるやろ？」と、ど忘れを装ってきいてみたが逆に、

髪型を変えた僕が、最近病的なケミの『堂珍』に似てきたと言われ、ますます言いづらくなり、結局言えなかった。

O君は80坪ぐらいの『O君御殿』で1人暮らししている、元お坊ちゃまである。色々あって元である。しかしコツコツ働き、毎年固定資産税を恐れているが 、なんとか食っていってるみたいだ。

 O君のお見合い話や、０君御殿やゴッティンガム周辺の地価の下落率の縮小や、駅前再開発も始まったなどの、プチバブルへの明るい話題が続いたその後…

O君は愛犬家の大先輩で、ゴールデンレトリーバー(♀)を飼っている。なんとその犬が遺伝性の目の病気で、まだ5歳なのに死を待つ日々だそうだ。

手術すればもしかしたら治るかもだが、費用がなんと60万円かかるらしい。

犬を買ったペットショップに相談に行ったが、「補償期間が過ぎていますのでかわいそうですが…」。

しかも獣医にも言われたらしいが、「遺伝性の病気を持った犬に子供を産ませないで下さい」と店員にも言われたらしい。

おいおい！遺伝性の病気を持った犬を販売した店が、言うべき事ではないはずである。しかも補償期間なんてわずか数ヶ月である。

「子供の頃から斜めに歩くクセがあったが、気にしてなくて」。その事も言ったが、「その時に言ってくれれば」と言われたらしい。

店長か何か知らんが、上司や社長、ブリーダーとかと首脳会談を開くどころか連絡すらせず、その場で即答だったようだ。

「目が見えなくなり、目がくぼんで顔も変形してきて目をあわすのもツラい…」「今は好きな事をやらして、出来るだけ一緒にいて甘やかしている…」

悲しそうな顔で僕に言った。それ以外にももっと言いたい事があっただろうが、あまりにもかわいそうで、それ以上きけなかった。

店を出て1人になった帰り道、色々思い出した。O君は仕事中サボって散歩に行ったり、鬼上司の誘いを断ってまでも、エサをあげに先に帰ったこともあった。

愛犬家の仲間として僕に何が出来るであろう。僕は獣医じゃないし、60万の大金も貸せない。結局犬を助ける事は、僕にはできないのである。

せめてもの抵抗として、そのペットショップでは、今後一切何も買わず、この話を1人でも多くの人に語る事ぐらいである。

そのペットショップは大阪、京都に６店舗ほどあるチェーン店で、ペット博にも出店していて、大繁盛していた。

彼の立場に立たずとも、通院や飼育の費用などの物的損害、ペットロスや思い出などの精神的損害を思えばマジで腹が立つ。

結局、僕が言いたい事は、そのペットショップの名前である。

月曜日の祝日、ユウコのお払いの為、お払いで有名な『み●ま寺』に、ナッティを連れて行って来た。

車で4.50分ほどで到着し、まず目に飛びこんだのは、「犬の散歩禁止」の看板と、

ビーグルと一緒に写った悪人面の、松●健●郎衆議院議員のポスターであった。

寺の外に出なくてはと、裏に回ったら住職の家から出てきたシーズーが、なんと「おしっこりん」…。

ＴＶでおなじみのポスターの衆議院議員も、暴力団との癒着があって、一度は辞職を余儀なくされた。

ここはお寺である。この時点でここに仏は存在しないと悟った。

 ユウコがお払いをうけている間、ナッティを連れて裏にある『みず●公園』に行って来た。

犬飼いのHPでよく見たことがあったが、山を削ってできた、自然とふれあえるキレイに整備された、犬の散歩に適した公園である。

公園案内図を見ると意外とデカい。「自然の遊歩道」と言うワードひかれ、まず行ってみようと、人がいないんでノーリードでテケテケ。

途中、獣道とハイキングコースの分岐点。ナッティは迷わず獣道を選択しテケテケ。

アップダウンが激しく細い道が続く。あと30分ほどでユウコのお払いは終る。それまでに戻らなければと小走りでテケテケ。

峠を越え下り坂が続き、ようやく下のほうに人里が見えてきた。下の道に出てユウコに車で迎えに来てもらおうと下り坂テケテケ。

しかし!途中現れたのは墓地、しかもお寺があり中からテープらしきお経が流れ、お経を恐れた亡霊ナッティはＵターンして上り坂テケテケ。

しかたなく引き返そうと思い、時間もあまりないんで、せっかくきた道を猛ダッシュでシュタタタタタッ！遠足と言うよりはもはや、『クロスカントリー』である。

そして、やっとの思いで分岐点まで戻ってきた。残り10分ほど。しかしこのまま帰っては『●ずま公園』は語れない。

ハイキングコースも制覇しなくてはと、シュタタタタタッ！うわぉっ！なんだこれはー！とそこで目にしたものは…。

池の上に建てられた、洋風の廃墟ペンションであった。間違いなくこの辺では有名な心霊スポットなのではないだろうか。

池の側だからなのか、この一帯だけ異常に蚊が多い。とりあえずビハインド亡霊で写真をパシャリッ。

 ようやく公園に戻り、キレイに整備された芝生広場でランチタイム。

そしてユウコから終ったとの電話があり駐車場に向かった。

 しかし普段暑さが大嫌いなナッティも、クソ暑い中で、ご飯も忘れて草木を匂ったり、走ったりで山道は別腹である。

 わずか40分ぐらいだが『●ず●公園』を制覇した。慌ただしい遠足であったが、ナッティは大満足のようである。

わが町には汚い海はあれど、山は一つも存在しない。嬉しそうなナッティを見て、ちょっと遠いがまた来ようと思った。

ただし今度はゆっくり楽しい山登りを…。

日曜日、ユウコとナッティを連れて海とのふれあい広場に、ＢＢＱと散歩ついでに『フリスビードッグ大会』を観戦してきた。

臨時駐車場も開き、他府県ナンバーの車がズラリ。そのほとんどがミニバンか四駆で、なかにはバスも止まっている。

そして車のボディにはさまざまな『犬★ステッカー』が貼られていた。

牛の腹の下側に位置する部位の肉を喰らい終え、会場に行ってみると、

２ヶ所でアウトドアテントがぎっしりと四面楚歌するなか、競技がくりひろげられていた。

悪趣味なテクノ音楽が鳴り響く中、MCが大げさに盛りあげる。飼い主さんのご家族も熱狂的な応援である。

前回一度ここで予選を見たことがあったが、今回は決勝ラウンド進出をかけたセミファイナルの大会だけに、犬も人間の数も多くみられた。

イスに座り、日傘をさし、セレブに観戦しているユウコと別行動で、ナッティ特派員とともに会場を見て回った。

本部後ろでは『日本フリスビードッグ協会』のグッズが売られていた。「ＪＦA」Ｔシャツ？誰が着るのであろう？と思ったら会場で大流行している。

「ＪＦＡ」タオルもミュージシャンほどのお値段で売られ、ビデオと本も売られていた。印税でも協会は潤っているのであろう。

参加している犬は８割がボーダーコリーで、シェパードやゴールデンなんかもいた。競技を妨げないように、競技している場所から一番遠いテントをのぞいてみた。

鍛え抜かれたボーダーコリーが二匹いて、なんと500グラムのヨーグルトを数十秒でたいらげた。

驚いたのは、うまそうにヨーグルトを喰らうその様である。僕が乳製品の会社の宣伝部なら、間違いなくＣＭのオファーをだすところであろう。

犬★アスリート達は、競技している犬をビハインドに写真を撮ろうと近づいたり、すれ違うたびにナッティに向かって攻撃的に吠えかかってくる。

やはり人☆アスリートと同じで、負けん気が強く、我こそがナンバーわんなのであろう。

大会を見学した後ドッグランに行ったが、ナッティは犬★アスリート達に吠えられたのがこたえたのか、犬★コミュニケーションも不発であった。

しかも駐車場の芝まで手入れされていたのに、ドッグランの中だけ雑草生い茂っている。まあナッティ的には草をかきわけて走るほうが、好ましいコンディションではあるが。

ナッティはフリスビーよりも、テニスボールのウイルソンに夢中である。ウイルソン大会があれば、ぜひ参加したいものである。

土曜日ユウコと二人で『りんくうプレミアムアウトレット』に行ってきた。

前日、お散歩２ラウンドこなしたナッティは、お疲れのご様子で、トリッキーなポジションニングをとっている。

天気も良くないし、人ごみもかわいそうなんで、お留守番してもらうことに。

道はすいていて、車で４０分ほどで到着。駐車場はかなり車でいっぱいである。

ここはアウトレットモールである。この時点で本日買うに値する代物は、ここには存在しないと悟った。

二手にわかれての自由行動は、楽器屋さんでＣＤＪでゴッティリミックスをプレイしたり、バンダイのお店で子供にまじり『機動戦士ガンダム』を見たりとダラダラ過ごした。

そして合流したユウコから、太った外国人二人組が太ったビーグルを連れていたとの情報をキャッチ！

ここは犬連れの買い物客も多くみられる。早速追跡して発見し、すかさず異文化☆コミュニケーションである。

犬の名前はJoy君、ビーグルを飼っているのかの問いに、ナッティの写メを見せた。

名前を聞かれたんで、映画ナッティプロフェッサーの『ナッティ』と答えると、バカうけた。

そう、あきらかにその外国人自身がナッティプロフェッサーであり、体重がナッティの二倍はあるであろうビーグル犬Joyのほうが『ナッティ』ぽいのである。

後で写真をとらしてもらい、仕事で日本に滞在しているアメリカ人だと知った。

人間より先に犬の話をするなんて、元犬嫌いの僕もすっかり愛犬家のお仲間入りかもである。

アメリカ人と日本人、つい60年ほど前まで殺しあった二つの異なる民族が今、犬を通じて仲良く話している。

平和の象徴ともてはやされる白色以外はダメと差別されたハトよりも、犬のほうがよっぽど平和に貢献しているのではないかと思う。

わが国の元首も、自ら自由の国の犬になってばかりおらず、犬を連れて外交に出てみてはどうであろう。

自国がハリケーンの災害にあっても、愛犬とバケーションを楽しんでいたほどの愛犬家の大統領も、シッポをふって喜ぶであろう。

戦争のない平和な地球を願っているのは、人間だけではないのではないだろうか。

早く人間も犬も争いのない世の中になって欲しい、そう思う。

うっナッティがいない！と思ったらソファーと窓のすきまにいつのまにか・・・。

ナッティは時に本能に身を任せ、ゴッティンガムのあらゆるスペースに入り込んでポジションをとる。

ナッティに出会うまで、ゲージやバリケンの中に入れることが自由を奪い、とてもかわいそうだと思ってた。

ワクチンが終わるまで基本ゲージから出れないのが、とても不憫に思ってた。

しかしナッティに出会い、犬は自分しか入る事のできない狭い場所が大好きだと知った。

ナッティはゲージやバリケンはもちろん、ダンボールの中、ドレッサーの下などで、寝たり、オモチャで遊んだり、おやつ食べたりで、とても居心地が良さそうである。

そういえば僕も子供の頃、押入れが僕の部屋で、寝たり、プラモ作ったり、お菓子食べたりしたものである。

ナッティは外敵が来ないほら穴的な場所が落ち着き、子供の頃の僕は父や兄が来ない押入れが一番落ち着いた。

前にＴＶ番組で見たが、アジリティのチャンピオン犬も一番リラックスでき、爆睡できて疲れがとれるという理由からバリケンで寝ているのである。

うっナッティがいない！と思ったら階段の途中で黄昏プロフェッサーが・・・。

これもナッティに出会うまで知らなかったが、犬は暑い夏は家の中で最も風通しのいい涼しい場所に、寒い冬は暖かい場所を探してポジションをとる。

だから暑い夏も寒い冬もナッティにとってエアコンは、目が離せない『ファンタジスタ』なのである。

ゴッティンガムには『ファンタジスタ』が４人存在するが、購入以来一度もフィルター清掃していない。

年がたっても激しくマークされるように、そろそろフィルター掃除しなければ・・・。

僕はヘアースタイルを変えた。中田ヒデ風後頭部ソフトモヒカンから、小笠原(鹿島アントラーズ)風丸坊主だ。

僕の勤めるヤミ事業所が、今月の終わりから会社組織になる。それに伴い僕も責任のあるポストに就く。

航空会社でも多く見られた、会社発足すぐの、もしもの部下の失態に、モヒカン頭を下げて事が済むほど世の中は甘くない。

いつもの床屋に行くと僕の担当は店を辞めていた。しかたなく苦労人の副店長に切ってもらうことに。

雑誌やカタログから「基本的にこんな感じ」を選択したが、僕は副店長に任せる事にした。

僕は誰が担当であっても、何万人の髪を切ってきた人に口出しは失礼に当たるし、僕に似合う髪形をと言うだけで、最初は任せる事にしている。

しかし不安もあった。この店はバイの店長を筆頭にみんなオシャレにしているのに、副店長のズボンはあきらかに学生ズボンである。

まぁ20代後半で九州から大阪に出てきて、寝る間を惜しんで猛特訓の結果3年で今の地位まで登りつめた為、オシャレに気を使う時間も無かったのかなと思った。

不安は的中した。右切って左切って右切って、左.右.左切ってを５往復ぐらいした後、「短くしますけどイイですか？」・・・。

ご利用は計画的にである。信は力なりである。僕が「任せるよ」と言った後も、右.左を繰り返し「こんな感じで」と言われた髪型は『ホリエモン』に・・・。

雑誌にもカタログにも『ホリエモン』なんて載ってなかったのに・・・。さすがにクレームを言い希望も言った。その後もまた右.左が続き「これで」と言われた髪型は・・・

短めのホリエモンであった。頭も心も寒いなと、猛悲観して家に帰った。

が、しかし！ホリエモンヘアー短めになった僕でもナッティは大喜びで迎え入れてくれた！犬はどんな髪型であろうとも平等である。

なんだか勇気がわいてきて、ナッティのおヒゲやツメを切って鍛えている僕のハサミ捌きならと思い、思い切って自分で切ってみた。

 少し凸凹ができたがかなりめ大☆成功！ユウコにも僕が切ったと言うまでバレなかった。

一日で４回も髪型が変わるあわただしい一日であった。

ナッティ、おなくなりになった僕の後頭部の髪に黙とうをささげてるのかい？

日曜日、海ふれから帰ってきてすぐ、ユウコとナッティを連れて衆議院選挙の投票に向かった。

ナッティはお疲れてフラリフラリ。5分程行ったところにある投票所ですら遠そうである。

途中、歩道橋を上るのもヨボヨボ。しかし顔は笑っているようである。

せっかくの思いでたどり着いたが、ナッティに選挙権は無い。入り口でユウコと交替で投票を済ませたその時！

投票所に猛★突進！リードを引っ張り事なきを得た。投票権を持っているのにもかかわらず、投票に来ない人間も多く存在するのに、責任感のある犬である。

僕は恥ずかしながらこれが2回目の投票である。今では行かない事が恥ずかしいと思える。政治に不満や意見がない人はいないだろうし、行ってあれこれ言うべきだと思う。

ただし、少し前まで若者だった僕的見解は、選管や政治家自身ももっと魅力ある選挙にしてほしいと思う。

選挙中、アメ村や堀江に来た候補者や党幹部はいたであろうか？クールビズの名の下に、スーツにノーネクタイは容疑者にしか見えないし、シャツをインするもベルトの位置が異常に高い。

若かりし頃を思い出して、腹をひっこめてヒップハンガーで着こなしてもらいたい。そしてノーネクタイじゃなく、ひろみ☆郷のごとく地肌にネクタイで。

しかし元厚生労働大臣の坂●力先生だと変質者としてすぐに通報されるであろう。

 ライブやイベントと選挙のコラボや、ＵSJやTDRに投票所設置なども良いであろう。

有権者として一票を投じたからには、政治のあれこれを、あちらこちらで、いつのいつでもツッコんでいこうと思う。

帰り際、選管の人が「ご苦労様でした」と僕に言ったが、その言葉はナッティに

捧げたい。

犬★スローガンで掲げたマニフェストどおり、日曜日『海とのふれあい広場』にユウコとナッティを連れて行って来た。

着くと早速犬の鳴き声がする。行ってみるとコーギーと運動神経良さげな犬種２匹が、フリスビーの猛特訓をうけている。

ナッティに気づいて犬達が近寄ってきた。せっかく楽しそうにふれあうも、飼い主がすぐ呼び戻しまた猛特訓へ。

来週大きな大会がここで開催されるんで、かなりお焦りのご様子の飼い主さん。

焦りが犬に伝わったのか、見ている間一度もキャッチに成功する事は無かった…。いくら大会が近づいてピリピリするのは分かるが、僕達を軽く無視は無いのでは…。

そしてBBQしていると、ビーグルのコウタロウ君とそのお母様ビーグルがやって来た。ノーリードでナッティと追いかけっこ、楽しそうである。

しかし！コウタロウ君うちの水筒とイスの袋に、おしっこりんをひっかけたぁー。

息子の失態にも知らんぷりのお母様ビーグル。しつけがなっとらん！飼い主さんもあやまりながら足早に消えていった・・・。

腹ごしらえが終わるとドッグランに向かった。ここは小型犬エリアと大型犬エリアに分かれている。ナッティは中型犬なのでどちらも入る事ができる。

まず大型犬エリアに入るも怖がってバタリッ。服従と言うよりは死んだフリである。

続いて小型犬エリアに入場。ダックス、プードル達に恐る恐る犬★コミュニケーション。

慣れてくると体が一番デカいし、足も一番速いんで、番長風を吹かせまくりである。

しかし小型犬の愛玩犬達は犬と遊ぶより飼い主と遊ぶ方が楽しいみたいで、ナッティの誘いにもなかなかノってこない。

再び大型犬の方へ行くも、10匹ぐらいの大型犬が激しく走り回っているバトルロイヤル状態。すぐに退場した。

その後もたくさんの犬と出会った。怖がりながらも積極的に犬に接する事ができた。初日にしてはなかなかである。

この調子で犬★コミュニケーション強化していきたいものである。

土曜日ユウコと心斎橋にお買い物に行って来た。ナッティはお留守番。

最近『エント族』のユウコと自称『メトロセクシュアル』のモヒカンは梅田に行く事が多かった。

心斎橋は久しぶりである。ちょっと行かない間に街は変わるものである。

ショップの入れ替えはもちろん、店舗移動、そしてやはり一番変わったといえば『そごう』である。

しかし大行列に並んでまでご入店する気はせず、ユウコと分かれての自由行動はいつも通り、レコード店とスポーツショップを見て回った。

夜になって家に帰ると、ナッティはおりこうさんでお留守番を成し遂げていた。昔はトイレシーツ破壊とかしていたのに、めっきり優良犬になったものだ。

そして回転ずしを喰らったのち、だんじりの太鼓音が鳴り止んだ後の、アナスイ公園にナッティを散歩に連れて行った。

久しぶりのユウコとトリオでのお散歩に、ナッティはご機嫌ちゃん。

僕もユウコにリードを任せ、ビール片手にフラリフラリ。しかし、あまりのむし暑さに公園に着く頃には、ビールも背中もヌルリヌルリ。

帰り道ナッティは、ドラッグストア前で座り込み。中からくる冷気にくぎ付けである。

看板犬きどりかもしれないが、お客様を愛想良く迎える事なく、力なくダラダラ入り口に座る行為は、コンビニ前のヤンキーのように、立派な営業妨害犬である。

まだまだむし暑く、蚊もいるし、秋の夜長を楽しむお散歩とは、いかないようである。

巨人の番長が生まれた町の、となりのとなりに位置するわが町にも、もうすぐ『だんじり祭り』が開催される。

地元の人いわく、なんでもわが町が『だんじり祭り』発祥の地で、その時の番長にだんじりを売ったそうである。

太鼓の音が鳴り響き、地元の人々は祭りの準備におわれ、若者達は街をうろつき、

商店街の店は何屋さんであっても、お祭りグッズを販売し、街全体がお祭りムード一色でうかれている。

しかしわが家には大問題！ナッティは、雷や花火は大丈夫だが、だんじりの太鼓の音が大嫌いなのである。

ゴッティンガム及び駅北側周辺には「だんじり基地」は存在しないが、お気に入り散歩コースであるアナスイ地区は「だんじり銀座」である。

先日の夕方、アナスイ公園に散歩に行った時、着いて犬★コミュ二ケーションしていると、突然太鼓が鳴り響きだした。

地元生まれで、幼犬の頃から慣れ親しんでる犬は、何も気にしていないが、ナッティは気が狂ったかのように暴れだし吠えている。

しかたなく時間的に帰ってくるであろう、ユウコを迎えに安全な駅に向かった。

しかし太鼓音が聞こえなくなっても何故かソワソワしている。

太鼓音がよっぽど怖かったのだろうか？と思いながら歩いているとなんとぉー！パ・パ・パチンコ屋の前で、まさかの『うんちんぐぅ〜』。

なぜだ！こんな大音量鳴り響く人通りの多い場所で、うんちできるのに太鼓音が駄目なんて…。

結局ユウコは残業で遅くなるそうで、ナッティとトボトボ家に帰った。

はー祭りが行われる10月まで、だんじり基地をよけて行く散歩コースを考えなくては…。

しかしユウコを待つ忠犬ナッティは、マクドの匂いと銀行の涼しさにひかれてばかり。銅像は建ちそうにないようである。

うっ！重い…。ソファーで昼寝をしていたらいつのまにかナッティが上に…。

ナッティは僕の生活の展開をよみ、ゴッティンガムのあらゆるスペースに入り込んでポジションをとる。

例えば僕が風呂に入っている時は、右上の写真のように

脱衣所のバスマットの上で、動かざる事山の如し。

僕が風呂上りに、ごはんをあげるのをお見通ししての座り込みである。

また僕のお食事中は、最初は写真右中のように、おすわりしながらこちらをチラチラ 。

しかし我慢できず、すり寄ってきたり、ふて寝したり、ブラブラ出て行ったり、2階に行ったりと、

僕が食べ終えるまで、激しくポジションチェンジをくりかえす。

 そして僕が、新聞、雑誌やパソコンなどを見てる時は、写真右下のように、新聞の上にポジションをとり妨害する。

これらすべては、僕の気を引く為の愛らしい行動である。

犬種や犬にもよるが、犬も人間と同じで子供の時はくっついてくるが、年をとっていくと自分勝手に生きていくらしい。

 こうやってしつこくつきまとわれるのも、今のうちだけなのだろうか？

そう思えばナッティにマンツーマンでマークされてる今が華、今現在ナッティにとって僕は、目が離せない『ファンタジスタ』なのである。

ナッティに年をとってもつきまとわれるよう、いつまでも『生涯現役』でありたいものである。

僕は今は無き『大阪近鉄バファローズ』の大ファンであった。

消滅して以来、元近鉄の選手は気にはなるが、バラバラになった今、どちらも応援はできない。そして、日本のプロ野球は見なくなった。

「海とのふれあい広場」の近くに、新日鉄堺工場とその野球グラウンドがある。

かつて社会人時代の『野茂英雄』はそこで働き、練習してきた。現在は彼が設立したクラブチームが練習する。

そして先日「全日本クラブ野球選手権」で見事に優勝をはたした。

野茂自身は日米通算200勝をはたすも、その後マイナー落ちで昨日シーズンを終えた。ぜひもう一度メジャーのマウンドに上がってもらいたい。

近鉄消滅後、僕が唯一応援し続けている選手がいる。メジャー挑戦に海を渡ってドジャース入りした『中村紀洋』である。

しかし、彼も一時メジャーに上がるもいい結果が出ずマイナー落ち、ドジャース傘下のラスベガスでチームのホームラン王、打点2位の成績を残すもメジャーに上がる事なく昨日シーズンを終えた。

来シーズン日本でプレーするとか色々言われているが、僕的にはもう一年メジャーでがんばって、フルスイングで勝負してもらいたい。

日本に帰ってくると、僕の応援する日本人の野球選手も消滅する。

今年の2月、行き場を失った中村紀洋は、野茂にお願いして新日鉄のグラウンドで練習をし、メジャーから声がかかるのを待った。

来年の2月にナッティを連れて、ここで自主トレする『野茂英雄』と『中村紀洋』を見たいものである。

日曜日、天気予報は午前曇りで午後から雨。しかし！真実は真逆に午前雨で午後から晴れ間が…。

この情報操作で、何世帯の家族の楽しい週末計画をくるわせたであろう。

昨日は夏フェスで、長いお時間お留守番させた愛犬サービスにと、

海沿いのフェンスに『近づくな危険！』の看板が存在する『海とのふれあい広場』に行って来た。

雨上がりで人は少なく、ドッグランに犬はいない。広場の奥半分(花園ラグビー場ぐらい)人がいなくて貸切ドッグランに。

ゴルフ場のグリーンように刈られたキレイな芝生も好きだが、猟犬の血がうずくのか草むらの方がさらにお好きなようである。

ユウコは芝生をテケテケウォーキング大会、ナッティは僕が投げたウイルソンを追っていく。小一時間ほど滞在し帰った。

ナッティは最近バタリと転がりながらも積極的に、犬★コミュニケーションをするようになった。

これを機会に犬★コミュ二ケーション強化月間の今月は、ここに来てたくさんの犬と出会い、秋の思い出作りに励もうと思う。

それ以外にこれから大阪では、ペットイベントが続くので、フル出場したいと思う。

土曜日ユウコと地元で行われた、ロックフェス第2弾に行って来た。

ナッティに長時間お留守番させる為、よく眠れるようにと、朝からウイルソンでバスケしてから出陣。

チャリで20分ぐらいで、会場に到着。

しかし10キロ近い荷物を持っての二人乗りは、道路交通法上や肉体的にも絶対にしてはいけません！

スパルタローカルズの『東京バレリーナ』にノリながらユウコとモヒカンはご入場！会場入り口付近にはプールやグッズ売り場が。

中にはふわふわゴリラやズラリと並んだ飲食ブース、そして遠くにステージが２つ見える。僕の暮らす町に『移動遊園地』がやって来たみたいである。

子供からおじいまで色んな世代の人たちが、踊ったり、歌ったり、メシ食ったり、寝てたり好きなように音楽を、祭りを楽しんでいる。

僕のお目当ての『サンボマスター』と愛と平和を叫んだ後も、音楽に揺られながら食べたり踊ったりで、会場をゆっくり楽しんだ。

ステージの終盤、ユウコは友達と合流、僕はナッティのごはんとお散歩の為、ＵＡ聞きながら家へと帰った。

帰るとナッティは大喜び！疲れていたのかずっと寝ていたようだ。そして車でユウコを迎えに、ナッティを連れて会場近くの公園へ。

ナッティにも夏フェス気分をと、音楽に揺られてテケテケと夜の公園を徘徊。

フィナーレの歓声の後花火が上がり、ナッティはビックリ！

ユウコがやってきて３人で家に帰った。

５時間ちょっとの短い時間であったが本当にたのすぃとな一日であった。

来年もぜひ、わが町で開催してもらいたいものだ。

ペット博とかドッグショーも野外でやれば犬も人間にも、良いのではないかと思う。

その時はぜひ、わが町で。 

僕がチワワを見ても全部同じように見えるように、ビーグルを飼った事がない人が見ると、どれも同じビーグルに見えるかもしれない。

しかし僕達モンゴロイドの中でも、顔や特徴は全然違うように、いろんなビーグルがいる。

飼い主の思いとして、ナッティの個性をもっと深く知ってもらいたいと思い、図鑑にしてみた。

「目や耳が大きいとかアイラインが濃い」って言ってもピンとこない人が多いであろう。

外見でナッティの変わっているところと言えば『そばかす』である。

基本的ビーグルはお口のまわりが真っ白で、足も白い靴下を履いたような感じが望ましいとされる。

ナッティはお口まわりや白い靴下の中に茶色い『そばかす』が存在し、おてんば感をかもしだしている。

次に特徴的なのが『おネエさんおすわり』である。

女性のしおらしさをアピールしている。

そしてたまにではあるが『お父さんおすわり』もする。

アネゴ肌の心意気を表現している。

チャンピオン犬でなくとも、飼い主にとってそこにいる犬は、世界に一匹しかいない『Only WAN』なのである。

台風13号が近づいている為か昨日、一昨日と雨だった。

雨がやんでるうちにお散歩に行こうと思い、外にでたら大降りに…。

ナッティはウイルソンをくわえ行く気はおおいにあるが、雨に濡れるのは絶対イヤだそうだ。

うちの近くで雨でも連れて散歩に行けるスポットといえば、駅前商店街のアーケードだが、人が多いし汚れている。

高架下に公園があるが、ひじょうに狭く砂場や遊具がたてこんでいる。

おっ！そうだ！先日、高速道路の下で盆踊りの灯りを発見したのを思い出した。

もしかしてあそこなら、期待を胸にナッティを車に乗せ10分ほど走った。

現場に着いた。しかし想像していた公園はそこにはなく、土建会社の資材置き場だった。こんな所で盆踊り？さすがわが町である。

帰ろうか…。いやっまだだ！信は力なりだ！高速道路は続いてるし、もしかしたらこの先に公園とかあるかもと行ってみた。

強制撤収されたチャリ置き場や、ブルーシート加工のダンボールハウス住宅街が続く…。

そして…電車の高架に突き当たった行き止まりに、ご期待通りの公園発見！

広さはドッヂボールのコート４つとっても、女子では外野にパスできないくらい。

車は結構走ってるも、まわりが金網で囲まれ入り口は１つしかない。

人が来るまで貸切ドッグラン。人が来てないのかゴミもない。中高生の初めての喫煙場所や決闘にもってこいの公園だ。

高架のどデカい丸い柱(暴走族のアート注入済み)にウイルソンを投げると、不規則に跳ね返ってくるのにナッティは大興奮！

僕の大好きなレッドソックスの、ウェイクフィールドのナックルボールに匹敵する変幻自在の魔球ウイルソンに、おやつを忘れて追いかけて行った。

猟犬のDNAが目覚めたのか、疲れ知らずで追い続けた。

雨には濡れなかったが、砂まみれになった。

ナッティも雨が大好きになるかも。

でもやっぱり高速道路の下より、太陽の下で。