土曜日、ナッティにお留守番をお願いし、なんばHatchで行われたイベント『Ｇｉｒｌｓ Ｐａｒｋ 2006』に出かけた。
このイベントは２部構成からなり、第１部はＡＩや加藤ミリヤなどその名の通り、女性アーティストがライブを行い、第２部はF.P.Mの田中知之やＤＪ ＪＩＮ(RHYMESTER)などのＤＪプレイがくり広げられた。
僕達は第２部に参加、11時からオールナイトの為、僕は夕方から仮眠をとり、ユウコはナッティに深い眠りについてもらえるよう、２時間半のお散歩へと導いた。
ダラダラ準備して午前１時半過ぎに到着、しかしＩＤを忘れた…。何度も書くかもであるが、この歳になっての忘れ物は惨めである。
セキュリティーに懸命に訴えるも、銀行員の如くかたくなであった。財布からキャッシュカードなどを出して見せるも、困惑顔であった。
しかし、事態は急変する。Ｖ●ＳＡカードを見せると｢さあ、どうぞ！｣と招き入れられる。持つべきものはV●ＳＡである。
フロアの中は、第１部の残り福のパーティーピープルか２０歳過ぎの若い世代が多く見られた。
ブースではＤＪ ＪＩＮがプレイしており、今は無き伝説のクラブ『Ｃｏｏ』を思い出させる４つ打ちのハウスやテクノナンバーが続いていた。
しかしヒップホップなどがお好みの若い世代にはお肌が合わず、盛り上がりはイマイチ、唯一の見せ場は１人RHYMESTERのみであった。
次にＲｙｏｈｅｉ ＶＥＲＢＡＬ(m-flo)がご登場。Ｒｙｏｈｅｉ は相変わらず韓流●イまるだしであった。しかしあっちサイドの方々はＭ原といい、我らのケンといい、裏声が好きなようである。
ＶＥＲＢＡＬはたった２曲で引っ込み、次はF.P.Mの田中知之であった。TOWA TEIと同じく関西発世界で活躍するＤＪであるが、初めて目のあたりにする生田中さんは、映画セブンで真っ先に喰いすぎで殺されたクラスのおデブちゃんであった。
会場は静まりかえった。が、すぐに事態は豹変する。田中さんの繰り出す音楽に、若者達は大盛り上がりであった。少しためが短く、せっかち君であったが若者にはちょうど良かったのであろう。
人は見かけによらないという事を胸に、３時過ぎに会場を後にした。その後ＡＹＵＳＥ ＫＯＺＵＥなど宴は朝まで続いたらしい。
帰りの道中、期待していたちゃんぽんのお店は閉まっており、堺の市場内にある天ぷら屋『大吉』によった。
いつもなら１時間待ちは当たり前らしいが、４時前とあって５分待ちぐらいでご飯にありつけた。
こちらが名物のあさり汁、おそらく３５０円である。ダシがよく出ており、味噌が苦手な僕もおいしくいただける一品であった。
こちらが天丼、おそらく６００円である。卵で閉じており、午前３時の胃袋には流動的で何よりであった。
値段が書かれておらず、ド貧乏出身の僕は少しそわそわであったが、恐れるに足らぬ値段設定であった。
凱旋後、寝ぼけながらもお出迎えのナッティであった。そしてアルゼンチン対メキシコを見ながらウトウト、ナッティに朝ご飯をあげ眠りについた。
久しぶりに夫婦水入らずのデートでとても楽しかった。来週は朝帰りの不良飼い主でも、シッポフリフリでお出迎えの愛犬を連れて出かけるとしよう。
