食いしん坊ビーグルの拾い食い日記

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ゴッティ☆プロフェッサー(飼い主)

ナッティ★プロフェッサー(♀) 03.11.13 岐阜県生まれ    大阪在住 現在8.9キロ

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Jul 31, 2006
犬★大学

ユウコの近頃の口癖は「うまいパンはないのか!」である。中世ヨーロッパの女王なら多くの兵を動かしていたであろう。

 

ど平日の休日の早朝5時に起き、ナッティに朝ご飯を与え2度寝していると背中を突きつつ「うまいパンが…食べたい」と遺言のような言葉をボソり。つついているのはナッティなのであろうか。

 

遺言実行する為と散歩がてら、5時半過ぎナッティを連れ美味きパンを買いに出かけた。

 

犬★ブログだけにまずお散歩である。今回訪れたのは山手に車で朝のガラガラの道を20分程山手に行ったところにある『ピンク大学』のお膝元公園である。

 

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初めて訪れたが大学同様かなり広く、自然がいっぱいであった。ナッティは坂を嬉しそうに上り下りつつを楽しんだ。

 

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池や芝生広場も存在し、マイナスイオンを浴び匂いを匂いつつナッティと公園を探索した。早朝のキャンパスには学生はおらず、犬と犬飼いが行き交い犬の大学のようであった。

 

そしてほとんどの犬飼いがノーリードであり、しつけも行き届いた大学にふさわしい賢い犬ばかりであった。ナッティはテリアなどと追いかけっこを楽しみ、広い構内を存分に走り回った。

 

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帰りに記念撮影、やはり教授はキャンパスがお似合いである。ゴミも少なく自然が多く実に犬のお勉強にも最適な施設であった。

 

帰りに目的であるパンを買いに大学のお膝元にある『フルニエ』に立ち寄った。ここは6時の開店から人が並び、午前中には必ず売り切れて閉店するほどの人気店である。

 

そして定休日の日曜以外にフラッと1週間休んだり、フランスに修行に行く為半月休んだりとなかなか手に入れる機会も少なく、まぼろしのパン屋である。

 

開店後すぐの為、お目当ての食パンはまだ焼けておらず、ユウコの好きな甘いパンと僕の好きな腹持ち重視のおかずパンを4点買って凱旋した。

 

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価格が100YEN〜180YENとお安く、味はふつうにうまかった。堀江周辺なら350円は下らないであろう。

 

パンを満面の笑みで喰らい、ご出勤のユウコを見送り2度寝した。夕方、家近にナッティを本日2回目のお散歩に連れて行った。

 

家族に喜ばれる休日であった。さて、来月はどこの大学を制覇しようか。

Jul 28, 2006
SAGA☆ナイト

僕のど平日の休日の前夜、やや家近にペットショップがオープン、お散歩後ユウコとナッティ連れ、さっそく出かけた。

 

車で15分ちょい、大きなショッピングセンターの中にオープンしたそのショップは、以前ナッティが大好きであったが閉店したお店であった。

 

なぜナッティが大好きかというと、ご来店の犬に対し手作りクッキーがプレゼントされるからである。

 

ナッティはお店の場所が変わろうとも気づいたのか、店員を見つけるなりクッキーをよこせと飛びかかった。

 

そしてもう1つのお目当ては犬★ケーキである。今回はたいしたイベントでもないので購入を断念、ナッティはションボリであった。

 

しかしオヤツの試食や生体販売の仔犬に大興奮、今回ナッティが何故か1番興味を示したのが、猫★フードや猫のオヤツで、特にカツオのオヤツにはしつこく顔をうずめ犬まっしぐらであった。

 

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結局落ち着きないナッティをカートに乗せ、軽く店内を物色した。仔犬が飛ぶように売れる光景は、良いのか悪いのか複雑な心境であった。

 

その後、珍しく僕の父であるハチロー☆プロフェッサーと2番目の兄であるユアン☆プロフェッサーに誘われ仮面家族水入らずで焼肉を喰らいに行った。

 

家族でお外で焼肉と言えば、家近のホルモン屋アポロで、ミノをタレにつけてはカミカミ、またタレをつけカミカミをくり返しながらご飯で腹をふくらませたど貧乏時代も今は昔、この夜はSAGA牛を喰らいに行った。

 

良く焼かなくても食べれる牛をお外でいただくなんて、みんな出世したものである。しかも僕以外は全員独身のわが一族は、毎夜こんなうまいもんを喰らい、中にはゴッティガムの5倍の宮殿暮らしである。

 

今、もしど貧乏の少年がこのブログを目にする事があれば、将来に希望を持ち、ミノを噛みしめてほしいものである。

 

肉臭漂う僕らに対し、お留守番のナッティはよだれをたらしてのお出迎えであった。実に食物のニオイには敏感である。食をこよなく愛す愛犬のために、また犬★ケーキでも買いに行くとしよう。

 

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休みの出来事はまた明日にでも更新するとしよう。ゆっくりと時間がありまたみなさんのブログもこっそり覗き見ました。

Jul 27, 2006
リンダ リンダ

日曜日、曇り空の昼下がり、ユウコとナッティを連れ海ふれに向かった。久しぶりのトリオでお出かけである。海ふれも暑くなってからメッキリであった。

 

到着と時を同じくして雨がポツリ。人も少なく雨と共にパラパラいた犬飼いや犬も帰り支度に追われていた。

 

ナッティは雨の中を傘も差さず走り回った。ついこの前まで雨が大嫌いであったとは思えぬはしゃぎようで、ヒロトのように飛びまわった。

 

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水を得た河童の如く疲れ知らずにひたすら走り続ける光景は、雨の日のラガーマンを見ているようであった。

 

草が茂ったところや水たまりをもろともせず、時には背中をこすりつけ、むしろ立ち向かっていった。ドブネズミみたいに美しくなりたかったのであろうか。

 

もう数ヶ月で3歳になるのにいつまでも仔犬の一面に、汚れや後のことを忘れしばし見入っていた。

 

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帰るころには泥パック状態であり、捨て犬のようなかわいそうなオーラをかもしだしていた。しかし愛や恋じゃなくとも決して放しはしないであろう。

 

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ドブネズミをタオルでキレイにふきあげ、ホームセンターに立ち寄った。未だ犬★バイキングの記憶があるのかナッティはご機嫌で、時には大人しげに、時には飛び出し買い物を楽しんだ。

 

久しぶりの家族ぐるみのお出かけにナッティは満足そうであった。今週は梅雨もそこそこに夏が来る。短い夏の時間を計画的に、家族ぐるみで思ひ出を作るとしよう。

Jul 26, 2006
自転車の使い方

土曜日、ユウコは友達達とセレブに船上から花火大会を見に琵琶湖へ、僕はお仕事から凱旋後、ナッティと連れ戦場とかしているであろうオヤジの夏フェス会場に向かった。

 

昼にFMで、KISSのライブだけで800発の花火が用意されてると報をうけ、自転車にまたがり、ナッティをリードでひきつつもいざ、海を目指した。

 

曇り空で涼しく、ナッティも嬉しそうに走っていた。太陽が沈みゆく中チャリで海を目指す光景は、鉄腕ダッシュのようであり、自転車乗りの心に火をつけた。

 

道中、アスファルトジャングルばかりもあれなんで、河川敷きルートを選択、公園に着く頃どこからともなく音楽が・・・。ナッティもソワソワである。

 

まさかこの距離からライブの音が?と思ったのもつかの間、どう聴いてもこのリズムはレゲエ、オヤジの夏フェスにレゲエはない。土手を登ると夜店らしい催しに小さなステージであった。

 

ナッティは音に反応し、常軌を逸しあらゆる方向に逃げようとパニックであった。しかたなく海をあきらめ敗戦の帰路につこうとするも、ナッティは興奮がおさまらずであった。

 

あまりの恐怖にとにかく早く帰りたいのか、帰巣本能が過敏になっているのか民家すきまや工場の裏など道無き道を行こうとリードを引っ張り、僕が帰り道をナビするも動かざること山の如しであった。

 

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しかたなくナッティを自転車の前カゴに乗せると、まんざらでもない様子で大人しくツーリングを楽しむようであった。

 

音も聞こえなくなりゆっくり帰ろうとカゴから降ろすと、怖ささめ止まぬのかシッポを巻きゴッティンガムに向かい走り出した。恐怖からかオヤツや一滴の水も欲しがらずひたすら走った。

 

道中、車が1台がやっとの細い路地、遠くから悲鳴と後ろから獣の気配が…。振り返ると顔の位置が僕の胸ぐらいの超大型犬が!猛ダッシュで襲いかかってきた!

 

次の瞬間、僕は無心で気づくと、アクロバットな雑技団のキメのポーズの如く、自転車を上に両手でかかえあげ、汚い言葉をあびせていた。僕の気迫に負けたのか、超大型犬は飼い主の方へと引き返していった。

 

あまりの出来事に記憶がハッキリしていないが、おそらく走る僕らを見つけ、飼い主をふりきり追いかけてきたのであろう。

 

その後ナッティは怖がりつつも、僕をリーダーと再認識したのかべっとりであった。気づけば腰が痛かった。オヤジの夏フェスに勝るとも劣らずの熱い夜であった。

Jul 21, 2006
ビーグル★ロック“06”

去年に引き続き今年もわが町に夏フェスがやって来る。去年同じゴミの島で3つのイベントが行われるが、実に楽しみである。

 

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去年3万人を動員した恒例の関西のロックイベントでは、Dragon Ashなどが参加、そして今年初開催であるもう1つのロックイベントでは、ミスチル、スピッツ、パフィー、奥田民生、レミロメそしてKREVAなどがやって来る。

 

以前も説明したがKREVAを知らない人に今一度ご説明申し上げると、アルフィーの向かって右を薄目で見た感じと思ってもらえれば結構である。

 

今回くじ運の良いユウコによって、限定500枚の先行チケットを入手出来、参加する予定である。

 

そして1番デカいイベントが明日から2日間にわたり開催される。KISS、JEFF BECK、DOOBIE BROTHERSなど大物がやって来る。

 

僕のオヤジ世代のロックスター達のライブに、日本中のオヤジどもがKISSメイクでわが町を訪れるであろう。

 

やはり注目すべきは、KISSである。彼らは見せるライブにかけており、消防条例が厳しい大阪の城ホールで花火を打ち上げた事もあり、自分たちのやりたい放題を必ず契約に入れるらしい。

 

そんな彼らの初野外ライブである。わが町の港がオヤジ熱で熱くなり、夕暮れには哀愁と加齢臭がただようのであろう。

 

近隣諸国から、ラブホ街しかないと言わしめられたわが町であるが、今では立派に夏フェスの町である。

 

いつの日かわが町の港に、われらのケンやマイケルの美声がとどろく日も近いかもである。

 

そして僕も歳をくっても音楽を愛し、加齢臭を抑えつつも夏フェスで、スカダンスをキメたいものである。

 

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ナッティは静かで涼しい部屋の方が良いのかな。

Jul 20, 2006
買い食いチャンピオン

月曜日の祭日、海を楽しむ事無く僕はお仕事、ユウコは連日のお買い物である。そんな彼女の口ぐせは「着ていく服が無い!」・・・である。

 

ちょっとしたセレクトショップより品揃え豊富なクローゼットにあるものは何なのであろう。

 

しかし人の好きなものへのこだわりや執着は、ビーグルの食欲のごとく強きものである。いつまでもオシャレ心とウエストのある女性であって欲しい、そう思う。

 

仕事帰り僕はお車で、オシャレな嫁をお迎えになんばパークスに寄った。駐禁は厳しくなろうとも、タクシーなど相変わらずオラオラ運転であり、渋滞は変わらずであった。

 

帰りの道中、ご飯を食べずして買い物していたユウコの小腹を満たす為買い食い、まずは玉出の名店『会津屋』のたこ焼きである。

 

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ソースが大嫌いな僕は、この味つきのたこ焼きが大好きである。ソース好きのユウコ曰くもの足りん、らしい。

 

続いて出島の名店『深清鮨』の名物アナゴにぎりである。店構えも古い建物であり、街並みも古くどこか懐かしい哀愁が漂い、雰囲気が良かった。

 

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6カンで900円のこの代物は、口に入れた瞬間トロけて無くなり、美しき花火のように儚かった。

 

思いかえせば幼き日々、回転寿司で玉子しか食わなかった僕が、今では蒸し穴を喰らい意見するまでになった。時の流れと共に僕の食文化は戦前戦後のように大きく変化を遂げた。

 

イモばかり喰わされたあの時代には戻りたくも無いが、思いかえすとあの下積みがあればこそ、アナゴの味がより美味しく頂けるのかもである。

 

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おやおや、寄り道で待ちくたビーグルかい。

Jul 19, 2006
山の如し

日曜日、ユウコはナンバにお買い物へ、僕はナッティを連れ、車で小一時間行った所にそびえ立つ、『Mt.マキオ』に行った。

 

ナッティに出会うまで山には全く興味なく、ヘビや虫が多いなど危険で近寄り難い存在であった。登る行為そのものも理解できず、生死を賭けてまで登る人を冷ややかにとらえていた。

 

しかし、今では生死こそ賭けないものの山が好きになり、登る行為にもロマンを感じるこの頃である。

 

一昨年の冬は毎週のようにMt.マキオに家族ぐるみで出かけたものである。今年は僕が腰を痛めていたため、今回が初登山となった。

 

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腰はどうやら骨の形成が問題らしく、違和感が無くなる事はないが、ナッティの嬉しそうに登るその様に励まされ、痛みを忘れる次第であった。

 

道中雨が何度かパラリくるも、ゴボウの様な細長い木が茂り傘となり、雨水をしのぎながらゆっくりと頂上を目指した。

 

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そして展望台に到着、雲でおおわれ景色は今1つであったが、風が心地よく空気が新鮮に感じられた。

 

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ナッティは下山途中、5合目辺りにある芝生広場でボール遊びした後、帰ろうとするも動かざる事山の如しであった。

 

帰りの車内、いつもソワソワのナッティもさすがに疲れたのか助手席でぐっすりであった。僕も時間と腰の違和感をしばし忘れ、心地よい疲れと達成感に酔いしれた。

 

ユウコ曰く、その晩ナッティは寝ながらシッポフリフリで、嬉しそうに寝言を言っていた。さて次はどの山をさすらおうか。

Jul 18, 2006
犬★肝試し

土曜日の夕方、山手にうまいロールケーキアリの報をうけ、家族ぐるみでナッティの散歩がてら『泉北高島屋』へと旅に出た。

 

今回週代わりスイーツとして、北摂の名店である『パスティチュリア デリチュース』が出店しており、名物のチーズケーキとロールケーキを求めさすらった。

 

渋滞にも巻き込まれつつたどり着き、車を止め待つこと5分、金目の物を見つけた怪盗の如くうすら笑いでユウコがご生還、7時前でも入手でき、限定品と言うのはウソくさかった。

 

目的の物を手に入れ、次はナッティのオヤツを買いにペットショップHGへ。シュガ谷公園でかるくお手洗いを済ませ、店の中を徘徊しお散歩のメインであるコウゼン公園へ。

 

薄暗い公園には人がおらず、神社の下に位置する園内は不気味であった。犬や犬飼いとも出会わずも、ナッティは1人嬉しそうに走り回った。

 

途中芝生広場では若者達が集会しており、花火をしているようであった。突然、ナッティは花火の音におびえだし、足早に芝生広場を後にした。

 

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神社の駐車場に登る階段、ナッティは幽霊におびえてるかのような奇妙に小刻みにあたりを見回し、どうやら遠くの花火の音が気になるようであった。

 

その瞬間、一際大きな花火音にナッティは驚き逃げ出した。必死の呼び戻しもオヤツにも反応せず、ひたすら駐車場方面に逃げ出す次第であった。

 

車のドアを開けると電光石火で飛び乗り、いまだ興奮さめ止まぬであった。花火大会の花火には反応しなかったのだが。

 

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ナッティは恐怖におびえながら、家族ぐるみで手に入れた代物であったが、次の日冷蔵庫から姿を消していた・・・。霊の仕業であろうか・・・。例の仕業であろうか・・・。

Jul 13, 2006
ゴッティ☆企画 〜幸せ配達犬〜

プレゼントとは、感謝気持ちを表わす形や相手の気を引く為用いる物である。物資の価値こそが幸せの大きさを計ったり、贈られた相手が一方的に幸せになると思われがちである。

 

しかし、価値が幸せならビルゲイツなどが世界で1番のプレゼント贈れる者となるが、そんな簡単な事で人一人幸せにはできないし、贈る側も表情やしぐさなどにより、共感でき幸せになれるものである。

 

そう、物資の価値ではなく贈る側と贈られる側、シチュエーションなど人それぞれの価値観によりお互いが幸せになるのである。

 

例えばナッティはおそらく生涯僕に、キリンが逆立ちしたピアスのような物資を買い与える事は無いであろう。

 

僕が一方的におもちゃなどの物資を与え続けるのであるが、おもちゃで遊ぶ様に癒されたりゆかいな気持ちになり、幸せになったりするのである。

 

僕が15,6歳の頃、ジッタリンジンの『プレゼント』という曲が流行したが、当時の僕は、2股の本命じゃない方によくもこれだけ貢げるなととらえていたが、今では2股でないにしろ13番まで歌えるぐらいのプレゼントの山であろう。

 

今回ユウコの誕生日を記念し2人が幸せになるプレゼントは、以前に欲しいときいていた『エルメス』の香水の『ナイルの庭』であった。

 

おいしいもの食べた後、ヒルトンのエルメスに向かった。立地条件からか観光客であふれ、店員の数も15以上で広い店内も手狭に思えた。

 

落ち着いた内装や店員は上品で知的にうつり、観光客がいなかったらど貧乏症の僕はソワソワしていたかもである。

 

軽く数種類の香水を試したが、正直誰がつけるのであろう、と思わせぶりな代物が多くあった。犬用品も置いてあり、カラーやリードがありなかなかステキであったが、ケタが1つ多かった。

 

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目的の代物を買い、なぜか姿勢良くテキパキと店を後にした。ユウコの嬉しそうな顔がなによりであった。

 

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今回、ナッティもプレゼントを届けるといった重要な演出をこなしてくれた。残念ながらエルメスにはナッティの好きな鮒寿司の香りは置いてなかった。

 

しかし後日、ユウコが足元に香水をふった後、床に落ちたわずかな香りを背中にこすりつけ、ナッティからナイルの庭の香りが漂っていた。おしゃれに目覚めたのであろうか。

Jul 11, 2006
ゴッティ☆企画 〜魔法のランチ〜

日曜日、お伝えしたようにユウコの誕生日であった。こういった特別な記念日こそ、デキる旦那と燃えないゴミを分別される運命の分かれ目である。

 

少年時代、足が速いヤツは運動会、番長はタイマンなど見せ場があった。若かりし独身時代ならそういったアピールの場所は多くあったが、しがないバイト君にとって出場機会は決して多くは無い。

 

カズ三浦の心境である。そして迎えた当日、まずはお食事である。今回予約の苦手な僕が予約したのは『ホテルモントレ大阪』の中華レストラン『彩雲』であった。

 

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西梅田の高層ビルに囲まれ、ひっそりとしてるも外観はかなりめオシャレで、内装もエレベーターやトイレ1つにいたるまでコスメティックルネッサンスであり、メルヘンでとても僕のお気に入りである。

 

彩雲はチャペルのある8階に位置し、当日も挙式が行われており、電車の騒音がせっかく雰囲気をぶち壊すも、幸せそうであった。

 

今回中華を選択したのは腹持ち、である。どんなにおいしい料理であれはら8分では台無しである。では少しお料理をご紹介するとしよう。

 

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前菜は『季節の冷菜盛り合わせ』、カツオ、エビそして豚シャブのソースが変わっており、きゅうり1つにも味付けがほどこされていた。

 

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2品目は『海の幸の紅色ソース炒め』、ってゆうか黄色であった。僕の大好きなエビとイカが、これまた絶妙なソースにからまり実に美味しく、30皿くらいペロりといけそうであった。

 

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続いて『いろいろ野菜の牛ロースの巻もの』、出された瞬間、美味しいお肉に余計なものかけやがって、と思っていたら余計なものが実にうまく、ご飯にかければドンブリ3杯はいけそうであった。

 

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そしてメインは『フカヒレの姿煮込み、トウガンあんかけ』、シンプルで濃厚、コラーゲンのかたまりであった。

 

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そして『香港麺のあっさり惣スープそば』、これだけで行列のできるお店が開けそうなぐらい、OLハーツを病み付きにする味であった。

 

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デザートは『カスタード餡入り餃子のココナッツミルク』、この餃子はJay KayもMore!More!叫びそうなぐらいの絶品であった。

 

そして中華の良いところは、腹一杯なのに苦しくなく、おいしい思い出のみ心地よく残る事である。

 

そして今回のコースお値段がなんと、税サ込みで御1人様3200YEN!驚くべきコスパである。お隣の日本料理屋もフレンチも最低6000YENからである。

 

そして最後に料理長自ら名刺持参で挨拶に訪れた。自称プチ成金の僕の心をくすぐる演出の数々に大満足であった。

 

料理を出すタイミングをさりげなく目を光らせる司令塔、高そうな紙の領収書、新札の紙幣のおつりなどホテルはやはりセレブな気分にさせてくれる。

 

そして、満面の笑みで満足そうにしていたユウコに何よりであった。さて、来年はどこのホテルをさすらおうか。

Jul 10, 2006
祝★1周年

1152532009570947.jpg去年の今日から書き始めた『ナッティ★プロフェッサーとゴッティ教授の場合』がとうとう1周年をむかえました。

 

志半ばどころか数秒で思想が崩れる事も多々ある僕が、こうやって1年間も書き続いたのもナッティやユウコのおかげであろう。

 

ブログを通じたくさんの出会いがあり、実際お会いした方などナッティは出会いも演出してくれました。

 

これからも家族で人生をさすらい、ステキな飼い主になっていきたい、と思う。

 

そしてその大冒険の一部始終をこそこそ覗き見た人が、ケラケラ笑って少しでもゆかいな気分になれたらな、と思う。

 

来年の今日もまた同じような事をかけるよう、そう思う。

Jul 09, 2006
祝☆お誕生日
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今日はわが愛妻であるユウコのお誕生日である。プレゼントやお食事など年に一度ののイベントを盛り上げるとしよう。

 

Jul 07, 2006
気のきいた名ポエム

世の中では、今日はナッティ大好きなササに願い事をぶら下げ、夜の星空を見あげる七夕であるが、雨であろうと何だろうと僕とユウコにとっては『結婚記念日』である。

 

今年で3回目を迎えるが、3年前をも上回る幸せに満ち溢れるこの頃である。ふりかえればわが町の市役所に婚姻届けを提出し、ビハインド市役所で東南アジア系の人に写真を撮ってもらった。

 

僕はザクのTシャツを重ね着にスニーカー、その格好のままその後、生まれて初めてホテルの上のほうでお食事をした。

 

結婚式は別日の為、実感は薄かったが、1人が長かった僕には初めて持つ家庭であり家族であった。

 

ゴッティンガムや家具などあまり今と風景は変わらない。しかし家族の形態は変わり、ナッティが加わりトリオになった。

 

これから先も度重なる偶然と必然により僕の人生は少しずつぶ厚くなり、何度となくこの日を迎えるのであろう。

 

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ナッティ、そんなとこで見てないで、一緒に結婚生活をアゲ↑アゲ↑してくり。

Jul 06, 2006
レスキュー111 〜おじいを救え!〜

ナッティとお散歩していると様々な発見や出来事に出会う。僕からすると当たり前のいつもの道中でも、ナッティからすれば裸足で歩く地面は変化や危険がいっぱいであり、見上げた空はどんなに高く映るであろう。

 

そう、毎日が新たな冒険なのである。昨日と同じ道中でもナッティからすると毎日違う顔を持ち、時にはいばらであり、時には事件にでくわすこともしばしばである。

 

先日いつものようにお散歩中、年度末公園前のスナックなどが入るビル前でナッティは甲高い声で何かに向かい吠える、何かとは横たわる人間と自転車であった。

 

こけたと言うより地面に寝ながらチャリに乗ってる状態であり、上半身がおじい、下半身が車輪、弓矢を持たせると星座になりそうな状態であった。

 

行き交う人は見て見ぬフリ、おじいはうめき声ともとれる鼻歌を口ずさみ、助けを求めるわけでもなく、犬のように地面の冷たさで腹でも冷やしているようであった。

 

さすがに見てないフリはできず、吠えるナッティをしかりつけ、ガードレールにつなぎ声をかけようとした瞬間、タクシーの運転手が近寄り、「大丈夫かおじいちゃん、あれやったら家まで送ったろか」と声をかけた。

 

世の中捨てたもんじゃないと思いきや、しっかりとタクシーの後部座席のドアが開いており、親切強盗ならぬ親切営業であった。

 

おじいは「ワシは大丈夫、ほっといてくれ」と追い払い、タクシー運転手は苦笑いで獲物をあきらめ旅立っていった。

 

僕も立ち去ろうとすると、「にいちゃん悪いけど自転車とワシをおこしてくれ」と言われ、自転車をかかえ上げ、酒臭いおじいを階段に座らせてあげた。

 

「ありがとう、30分近くここで転んだままやって、にいちゃんだけや声かけようとしてくれたの」と言い放ち、「これは気持ちや」と5000YENを渡される。

 

僕がいいですと返そうとしても山の如し、5000ですよこれと言っても、犬と一緒にコーヒーを飲め、と拒絶された。

 

返しますよと半ば強引におじいの服のポッケに入れようとすると、俺の人生に口出しするな、と怒鳴られ「女に会いに行く、じゃますんな」とお水のビルへと消えていった。

 

僕は言葉を失い5000YENを握り締めナッティの散歩を続けた。もちろん僕は親切営業ではないが、正直うれしいものである。

 

これでこの5000YENを全額盲導犬協会に寄付しました、なんて事すれば美談だったのであろうが、普通に財布に入れ、なんか買ったわけでもなく気づけば消えていた。

 

せっかくの親切もあぶく銭で薄くなった。こんな機会は2度と無いだろうが、次こそは寄付でもと思う。

 

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おやおや今度はビーグルがひっくり返ってますよ、5000YENで助けましょうか?

Jul 04, 2006
バーゲン☆24時

人様に遅れること24時間、日曜日の午前から出陣式、連戦のユウコとバーゲンに出かけた。

 

前日ユウコは梅田エリアを攻めており、僕もついこの前お高いだの批判したが、今回バーゲンの狙い目の代物はお出かけ用のオシャレ着、敵は梅田にアリである。

 

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まずは散々批判したNuからである。いきなり激安いベルトとポロを購入、そして目的であるお気に入りの『TRANS CONTINENTS』に向かった。

 

賑わうほかのショップとはあい異なり、静かな店内で店員がお付き添ってきた。僕のショップの店員に求める接客論は、流行りモノなどのゴリ押しや、過剰にお客に意見を合わせないである。

 

今回まず最初は男性、後半女性の2人が僕を接客したが、2人ともサッパリとしており、何よりこのブランドが好きなんだなと伝わってきた。

 

そして今回、近くのショップ店員が休憩中で立ち寄りチェック中で、奥から目新しいおとり置きくさい代物が次々と出され、僕はそれ、それと次々と横から奪っては試着をくり返した。

 

そしてサマーセーターなるものをご購入、デニムも1本欲しいと店員に告げると、奥からセール対象外の代物を持ってきてご説明、手作業で1本1本古着加工されたものであった。

 

シミをつけたり破いたりと、興味が無い人には理解しがたい代物かもであるが、メチャメチャカッコ良く、残された1本はSサイズであり、はげた加工のしてあるヒザの位置もフィットした。

 

きっとお高いんだろうなと思いながら値段を聞くと、なんと23,100YEN!そく買いであった。バーゲンの激安品よりも対象外のお買い得に満足であった。

 

その後イーマ、ディアモ、ギャレそして大丸などを物色しつつ、ヨドバシに向かった。ナッティにおみやでもとペットパラダイスを物色、時期的なものかほとんどが犬★洋服のセールであった。

 

しかしよく見ると犬の洋服は、人間的にここだけは隠さなくてはという場所のみ露出され際立ち、ある意味全裸よりひわいかもである。

 

フロアは忘れたが、僕が勝手に師と仰いでやまない関西のセレブビープー飼いも御用達である『豊天商店』を取り扱いのショップでもセールが行われており、盛況であった。

 

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背中に刻まれた文字にはユーモアがキラり、見ているだけで犬飼い心をくすぐられた。良い買い物もでき何よりであった。お買い物は良いものである。

 

凱旋後、誇らしげにジーポンをユウコに見せると、10年ははけるとのご意見をいただが、10年後も僕のウエストは29インチのままなのであろうか…。

 

Jul 03, 2006
犬★香水

土曜日、バーゲン初日ディアモでマイケル買い倒し、凱旋したユウコの戦利品ファッションショーを見終えた仕事帰りの僕は、明日のマイケルを夢見心地でお風呂後、ナッティのお散歩に出かけた。

 

近頃、年度末公園に子供が消え犬飼いの聖地になりつつありが、せっかくの週末なんで走る犬を求めて河川敷きへと向かった。年度末公園の移り変わりはまた更新するとしよう。

 

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雨上がりの夕方、河川敷きには犬飼いばかりで、のべ50匹ワンちゃんぐらいと遭遇、放飼いの犬はあれど走る気配なし。

 

ナッティはソプラノの鳴き声で誘惑するも、知らんぷりの老犬や吠えかかってくる小型犬ばかりであった。

 

ナッティはしかたなくシャドー追いかけっこを1匹で楽しんでいた。すると少しはなれたところで芝を嬉しそうにクンクン、テンションハイでひっくり返り背中をこすりつけてはクンクンをくり返した。

 

不審に思い呼び戻し僕がナッティの背中をクンクン、その瞬間信じられない激臭が僕の鼻の両穴を突ききぬけた。

 

僕は食した事は無いが、鮒寿司の匂いとはこんな感じではと思わせる魚類の腐乱臭がナッティの背中を包み込んでいた。

 

ナッティはご機嫌である。犬は本当に鼻が良いのであろうか。大好きな食べ物の匂いだから身につけたいのかもである。しかしせめてバニラとかイチゴなどにしてほしいものである。

 

10匹ぐらいの犬コミュニティーが盛り上がっているも、鮒臭漂うナッティを近づけるのは末恐ろしく、足早に立ち去った。

 

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帰りの道中、わが町のプチコリアにある韓国食材屋さんにより、おキム買って帰った。様々な物珍しい食材の匂いに、ナッティは背中に刻み込みたかったのであろうか。

 

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その後ペットショップに立ち寄り、犬★香水のサンプルをふりかけ鮒臭を消し去った。結局その後ペットショップを2軒ハシゴし、豚耳のスライスと犬★パンを買って帰った。

 

しかしあまり豚ばかりあげてると、生で豚と遭遇した時、背中をこすりつけ挨拶するかもである。