食いしん坊ビーグルの拾い食い日記

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ゴッティ☆プロフェッサー(飼い主)

ナッティ★プロフェッサー(♀) 03.11.13 岐阜県生まれ    大阪在住 現在8.9キロ

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Jan 30, 2007
COME WITH US

日曜日、待ちに待った山登りの当日、7時に起きナッティに朝ごはんを与え2度寝、次に目覚めたのは9時半過ぎであった。

 

いきなりの寝坊であったが慌てて準備し、10時過ぎに出かけた。向かった先は先々週と同じく『Mt.イワキ』である。パーティーはもちろんトリオである。

 

この日は天気が良く先々週よりかなり暖かく感じた。とりあえず2週間の特訓の成果である呼び戻し、呼べばナッティは返ってくるも、またすぐにご主人を置き去り、先を急いだ。

 

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駐車場から上り口付近に行く道中、湧き水を発見!遠方からくみに来るほど有名らしく、この日もハンパなくペットボトルを持った人や、台車にポリを乗せてる人などを見かけた。

 

そうだ!この名水でランチのカップヌードルを作ろう!とひらめき、さっそくペットボトルに水を注いだ。ナッティも凍りつきそうな湧き水をうまそうにゴクゴクであった。

 

そして登山口からいざ頂上へ。ナッティは大喜びで駆け回り、居なくなっては呼び戻しをくり返した。気が着くとまた夫婦水入らず、ナッティはモグラのように色んなところから現れては消えをくり返した。

 

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そもそも同じパーティーと言った意識や飼い主ファーストの精神は、好奇心と本能によって消え去っていたのかもである。僕の分析では『崖』と判断されるどんな坂であろうと登ったり降りたりであった。

 

そしてロンT1枚になるほど暖かいと思いきや、前回雪景色は消え去っていた。年々雪が減る一方らしく、今年は特にエルニーニョを感じた。そしてナッティはなごり雪を探しては踏みつけた。

 

遅い出発の為時既に昼を過ぎ、腹減りMAXであった。ススキノ大通りにも雪はほとんどなく、登りきれば頂上、そしてご飯である。

 

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そして到達、ランチの用意をしようとしたその時!ユウコの口からとんでもない一言が!「鍋持ってきた?」・・・僕は凍りついた。そうど☆忘れである。

 

朝寝過ごし、僕は慌てて準備した為、備えあればとガスなどは予備まで詰め込んでるのに・・・。結局お箸も忘れていた。

 

まずナッティに忘れず持ってきた犬★フードを与えた、ランチまでもナッティが先であった。

 

そして僕が持ってきたおにぎり2個をユウコと1つずつ、マカダミアナッツをおかずに食した。冬の山頂であったが、しばし南国のテイストであった。

 

今回も悔しさを噛みしめながらの下山であった。さすがに2週間体を鍛えた効果あって、最後まで僕は元気であったが、鍛えられたのは僕だけじゃなくナッティもであった。

 

ナッティは最後の最後まで走り回り、ペットショップすら入店拒否られそうなほどドロドロになり、凱旋後おフロへ。湯上り何事もなかったかのように遊んで、と要求、少し鍛えすぎたようである。

 

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楽しく運動し、1人腹一杯昼メシを喰らい、おフロでリフレッシュ、1人大満足でモデル立ちの休日であった。来週こそ忘れ物なく頼れるリーダーとして、先頭にモデル立つとしよう。

Jan 29, 2007
エンペラー★ビーグル

土曜日ユウコは休日出勤、僕とナッティは次の日の登山に備え、ゴロゴロであった。

 

先々週の初の登山、余裕をぶっこいて散々な目にあっただけに、わずか2週間であるが、毎日ナッティを連れて孔明池やピンク大学など車でお出かけ、小2時間ほど歩いたり走ったりの自主トレを行った。

 

琉球男児とは言わないが、やはり男、そしてリーダーたるもの妻を気づかいつつ愛犬をひっぱってナンボである。

 

そして前回、僕はフットサルシューズ、ユウコはテニスシューズとナメた履物で挑み、岩場で滑りたおした経験より、ユウコの凱旋後トレッキングシューズを買いに山手のスポーツショップに出かけた。

 

明日に控えた登山は前回よりも寒く、恐らく雪が積もっているはずである。格好だけでなく現実的にトレッキングシューズは不可欠である。

 

にもかかわらず、ダサい!、地味!と夫婦2人がかりでバッサリ切り捨て、あーだこーだ激論の末、結局フィッティングしたおし、口うるさいひやかし客としてお店を後にした。

 

雪の事は出来るだけ考えず前向きに行こう、と思った。しかしメインイベントであるランチに使うガスは予備を買い込んだ。そして凱旋後、テレビジョンで映画『皇帝★ペンギン』を鑑賞した。

 

ユウコは小さい頃から皇帝ペンギンの大ファンであり、僕もその影響でペンギンに目醒め、2人で大人ながら子供に紛れペンギンパレードに参加したり、90分もペンギン館でこもった事もあるぐらいのペンギンバカである。

 

この映画はディスカバリーchチックなドキュメンタリータッチで、リアルに撮り続けた映像にかるく声優が入るシンプルなものであった。

 

僕は謝礼金でヤラせ発言や捏造あるある番組より、よりリアルで自然体なものが大好きで、この映画は実に良かった。

 

多少こじつけたり映像をつないだりとかしてるかもであるが、映る皇帝ペンギンは着ぐるみではなくワイルドで、監督の求める表情や演技ではなく、命あるがままの姿である。

 

なぜにクソ寒い南極で、しかも狩場から離れた所で暮らすのか理解に苦しむが、夫婦2人で卵を温めたりヒナを育てたりと、ただ一生懸命生きるペンギンの映像であるが、そのしぐさや動き一つ一つに魅せられた。

 

次の日どんな雪山であろうとトリオで力強く登ろう、と勇気づけられる作品であった。

 

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思えばナッティも幼い頃、トリミングの時に後姿を見た子供にペンギンに間違えられたものである。まあ皇帝ペンギンほどデカくないけど。雪が大好きなナッティは雪山でまたペンギンに間違えられるかもである。

Jan 26, 2007
犬★イン ザ ハウス

自称ながら犬☆コラムニストとして執筆活動したき事を、かなり以前にうかんだが、あまりにもナッティとの日々出来事が多く、なかなかであったが、忘れる前に書きしたためるとしよう。

 

以前も書いたが僕は出会い系ビーグルのおかげで、今までたくさんの犬飼いと出会い、僕自身の世界が広がると同時に様々な発見があり、時には考えさせられたり、時には感動したりである。

 

良い人とも悪い人とも出会った。その善し悪しの判断は全て僕個人の勝手な見解である。が、逆に僕もそう見られているのである。まあ生きていく上で出会いとはそんなものかもである。

 

そして出会う人々からの発見で、また1つの自論が生まれた。犬飼いの家庭、つまり犬のいる家庭や夫婦はとても円満だ、という事である。

 

人間としてどうあれ、夫婦愛や家族愛に満ち溢れた人々にたくさんで会った。親殺しや夫殺しなど怖いニュースが飛び交う人間界であるが、僕が今まで出会った犬飼いの家族や夫婦などはとても仲良しな人ばかりであった。

 

細かい事は抜きにして、年頃の娘&臭いと言われがちな父親や反抗期の息子&臭いと言われがちな父親など、あまりスーパーなどで見かけない組み合わせの仲のむつまじき犬連れの光景を幾度となく見かけた。

 

もちろん臭いといわれがちな父親の魅力もあるかもであるが、犬が取り持つ力が家族愛や夫婦仲をより深くさせてるのではないだろうか。

 

テレビ見た話であるが、田舎に暮らす老夫婦が犬を飼い始めると、遠ざかっていた息子夫婦が、孫が犬会いたさに頻繁に帰省すると言った現象が。ちょっぴりおセンチなお話であるが、犬が取り持つパワーはあなどれないものである。

 

僕のごく身近でもその力が発揮されている。ゴッティンガムの隣人は犬飼いであったが中国人、娘以外カタコトの日本語で、母親は全く日本語を話せないでいた。もちろん 僕は中国語が話せず、近所づきあいは無かった。

 

しかし、ナッティが来てからというもの、カタコトや手振りで大きくなったなど人☆コミュ二ケーションが始まった。隣の愛犬『王王』は勝手に僕の車に乗り込むほど人なつっこく、もうめっきり顔なじみのご近所さんである。

 

そしてゴッティンガムの向いの家は、朝鮮系の人が暮らし、言葉は全然話せるも、大の犬嫌いであった。が、ナッティを幼いお嬢さんが気に入り、今では玄関に犬の置物を飾るほどである。

 

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愛犬の力だけではないと思うが、その効果は絶大である。生き物を育てる行為により、家族や夫婦に会話や団結力が生まれ、絆がより深りより幸せな家庭へとなって行くのであろう。

 

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ナッティが居なくとも僕の愛に変わりはないはずであるが、その効果により幸せが大きくなっているのは事実である。これからもお力にあやかりつつ、トリオで人生をさすらって行こうと思う。

 

もし、ど貧乏のプロフェッサー家時代にナッティと出会っていれば、仮面なしの家族が集まりゴッティンガムは大家族で賑わっていたかもである。

Jan 24, 2007
そこに獣道があるから

正月休みからようやく現在に追いついた。他に孔明池やピンク大学そして海ふれなどユウコとナッティを連れあまりにもお出かけした為、更新出来ずであったが、僕のナッティの良い思い出としてヤブの中にしまうとしよう。

 

正月仕事始めから極端に仕事が暇になり、毎日休憩1時間を含む8時間労働の日々である。

 

残業が無く仕事時間が1日の3分の1、家で過ごす時間が増え何よりである。某府県の公務員はさらに労働時間が短かかったり、中抜けしたりできるらしいが、坊主と役人はやめられないのも身にしみる話しである。

 

そして増えた家での時間の過ごし方は、お散歩に費やすこの頃である。プチ遠出や内容の濃いお散歩に、ナッティも寝ながらシッポふりふりで何よりである。

 

毎日『出会い』や『トレーニング』などテーマを持ってお散歩に挑み、それなりの成果や失敗をくり返し、ナッティと歩き始めた頃を思い出し、お散歩の楽しさを再認識したり、新たな発見など仕事暇冥利につきる思いである。

 

昨日そして今日と山に挑む持久力と、獣道を暴走するナッティの呼び戻しをテーマに、孔明池にお出かけした。持久力向上はナッティではなく僕である。

 

呼び戻しは家では9割9分、平地なら7割5分のアベレージハイで呼び戻ってくるナッティであるが、山中では2割5分程度である。

 

気がすむと戻ってくるのであるが、ナッティはこだまする声やビーグルらしからぬ鼻が利かず、遭難の不安からの猛特訓である。

 

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とは言えナッティは大自然のリゾート気分、大喜びで獣道を爆走、さすがにスケールが小さいからか5割を越す呼び戻しであった。が、小鳥の鳴き声に誘われ獣山の向こうへ。しかたなく獣道を登るとその向こうは…

 

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ゴルフ場のフェアウェイのような広い芝生が広がっていた。遠くでコーギーが、その向こうでは柴犬が放され走り回っていたが、あまりの広さに係わることは無かった。

 

せっかくの広くキレイな芝生であったが、ナッティは獣道の方が良いみたいで、すぐに小鳥に呼ばれ獣山に戻って行った。

 

2日目、とうとう池を小2時間かけ1周した。1周したと言ってもまだ公園は広く見知らぬ場所が盛りだくで、またナッティとめぐるとしよう。

 

良く走り運動した報酬は、ご飯がより美味しく頂ける事である。ナッティの腹時計が狂い、いつもよりより早く催促するが、ナッティもより美味しく感じるのであろうか。

Jan 23, 2007
山登りも足元から

日曜日、僕は前日の飲み会で帰りが遅かった為、ダラダラと昼前に起床、喉が異常にカラカラで空腹でフラフラであった。

 

とりあえず目についた喰いもんを、とテーブル上にドンタコスがありまず完食、続いて流動食を欲しカップヌードルを喰らった。

 

しかし、先週山頂で喰らったものとは程遠く胸悪く、体調やシチュエーションで味覚は大きく変わるものである。

 

そして暖まったところでデザートにソフトクリームを喰らった。ビーグルのように自らであるが出されたものを全て完食した。そして数分後気持ち悪くなった。

 

体力的にも精神的にも調子悪くお散歩は後回し、とりあえずユウコの運転でアウトレットモールへ。遅ればせながらバーゲンが始まったばかり、人が多いであろうとナッティはお留守番であった。

 

形から入るプロフェッサー一族の今回お目当ての代物は登山靴などの山登りグッズ、先週フットサルシューズで挑んでスベりたおし、まずは足元から固めるプランであった。オシャレは足元からである。

 

そして到着、しかし依然として体調が悪く、買い物意欲を欠き戦利品はゼロ、お目当ての山登り用品もどれを見ても地味に映り、結局買わずであった。

 

隣のスポーツ用品店によるも少し凝ったヤツは高額、安いのはホームセンターに置いてる安全靴のようであった。

 

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結局コレ!と言った代物に出会えず、来週に持ち越しであった。前回テニスシューズで挑んだアウトドア売場に不似合いなユウコもかなり悩んだ末、諦めて凱旋した。

 

土曜日は僕は送別会、ユウコはOLグルメ旅とナッティ的にはつまらん週末であった。寂しい思いをさせた分、次の週末は愛犬サービスに徹するとしよう。

Jan 22, 2007
脇役は遅れてやってくる

土曜日、道頓堀で会社の送別会と言う名の飲み会であった。毎回飲んで騒ぐ行為に変わりないが、こじ付け感が否めないもタイトルは重要のようである。

 

飲み会が近づくにつれて社内は活気にあふれ、やたら馴れ馴れしく話し話されみんなソワソワであった。この時ばかりは社内が一体感で包まれていた。

 

僕もこの波を逆立てる事無く凱旋、夜の戦場に備えしばしうたた寝、嵐の前の静けさであった。が、目が覚めると6時59分、飲み会は7時開始である。

 

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あまりの大遅刻に頭が働かず、とりあえず我を忘れようとナッティと遊んだ。が、数秒でこんな事をしてる場合では、と気づく。まずは上司に電話しすぐに用意していざ道頓堀へ。

 

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すでに一時間遅れ、上司達が完全出来上がっている事を祈りつつ、第一声をアレコレ考えお店へと急いだ。在阪企業ではウケればおとがめなしである。

 

と散々ネタを考えて挑んだが時すでに遅し、完全に出来上がっており僕がいつ来たのかもわからない状態であった。

 

そしていきなり落ち着きなくさまよう主役に変わり、上座の席に座らされる。周りは偉いさん、そして宴会部長であった。こんな緊張感はりつめた席でのフル出場は無理である。

 

15分に1回ペースで乾杯がくり広げられ、「飲んでるか?」と5分に1回ぐらい聞いて回るのは宴会部長のこころ配りのようであるが、実際ウザいものである。しかし飲み会と言えどお仕事、途中出場ながら最後までアゲアゲに貢献した。

 

結局遅れてきて1次会で帰る訳にはいかず、3次会までしゃべりたおし、タクシーで帰宅した。が、タク代ボラれた事に後日気づいた。大阪はデンジャーな街である。

 

深夜の凱旋をナッティは階段途中までお出迎え、僕と確認後すぐに寝室へと消えて行った。社会人は大変だな、と思いにふけながらお風呂に入った。海外旅行帰りのように、やっぱり我が家が一番だと思った。

 

人付き合いも犬と同じで難しいものである。言葉は話せないも素直で純粋な犬の方が、楽なのかもである。

Jan 18, 2007
そこに雪があるから。

先週の日曜日朝7時に起床、ユウコとナッティを連れて向かった先は『Mt.イワキ』であった。標高約900m、今まで登っていた山の倍近い高さ、往復小一時間のハイキングコースとは違い、本格的な登山である。

 

1度本格的に山登りを、と言っていたユウコと山頂で喰らうカップヌードルは絶品、と聞かされていた僕、山が大好きなナッティの思惑が重なり、初心者ながらトリオでお出かけした。

 

駐車場に到着、やはり寒い。登山犬レオ君のHPからここを選択しただけで、来たことも聞いた事もなかったが、とりあえず山の森林公園のようで、いつもより少し長いハイキングだと認識していた。

 

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まずは石畳の趣きある道が続き、人気がないも人間の手が加えられた道にこのような道が続くものと思っていた。

 

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そしていきなり名所である『ヅラキラーの滝』、来る前地図で確認したが、ここまでこんな早く来れるなら、往復2時間のハイキングだな、と物足りなさをうすうす感じつつ登っていった。

 

登山ブログでは5時間近くもこの山をウロウロと言った人もいたが、きっとお年をとった方なのかなと、次回はもっと高いハードルをと余裕の二足歩行であった。

 

が、進むにつれ道幅は狭く急勾配、土や木の橋などリポビタンDのCMロケ地のような獣道に・・・僕とユウコはヨロヨロ、ナッティのみ嬉しそうに走り回っていた。

 

さらに登れど登れど山頂は見えず、雲が近くなり景色は良くなって行くも僕とユウコはバテバテに、ナッティのみ嬉しそうに走り回っていた。

 

驚いたのは次々と追い抜いていく年配の登山家達である。平地でのナッティのお散歩ぐらいのペースハイでやすむ事無く登ってい行った。

 

そして下山の登山家から上の方へ行けば雪が残っているのと、崖崩れで通れなかった道が復旧してるとの事であった。

 

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さらに登る事しばし、辺りはうっすら雪景色、どおりで寒いはずである。ナッティは大喜びでわざと雪の上を走り回った。生涯2度目貴重な雪に呼び戻すも返る気配無く気が済むまで雪の上を走り回った。

 

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そしてようやく頂上が見え、ススキノ大通りを抜ければ頂上である。が、ナッティは頂上なんて興味がなく、雪の上を登っては引き返しであった。

 

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そして頂上に到達、雲が近く生まれて初めての景色に、やったった感で満たされた。実に2時間30分を要した登りであった。

 

 

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そしてメインイベントのランチ、お湯を沸かし待つことしばし、腹ペコに加え平地より10度近くひくい頂上で喰らったカップヌードルは絶品であった。この一杯で2時間半の疲労感はかき消された。

 

しかし食べ終える頃にはスープは冷たく、食後すぐに下山した。登った分下りは楽だと思っていたが、ヒザが笑い出し、思わぬ苦戦を強いられ結局2時間半かかった。

 

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最後まで1人元気だったナッティも車に乗り込むとバタリであった。あれだけ体を酷使したのに次の日全く痛くなく、意外と普段のお散歩効果かもである。

 

山はよく人生に例えられるが、険しい大自然をひたすら歩き、腹のそこから腹が減り、腹一杯食べまた歩き出すと言う行為が、人類本来の生活であり人生なんだと心から思った。

 

ナッティ共々家族ぐるみでまた山登りにハマりそうである。さて、次はどんな険しい山が待っているのであろうか。

Jan 17, 2007
宝の山

さかのぼる事先々週の日曜日、ユウコとナッティを連れてお出かけした。年末年始運動量をカロリー摂取量が大幅に上回る日々が続き、このままではクランプ家の人々になりかねないと向かった先は『Mt.マキ』であった。

 

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ここのいい所は人もゴミも少ないところである。ナッティもシッポをアゲアゲ、臭いクンクンであった。平地より少し冷え込むもナッティは気にもとめずであった。

 

大阪であろうとヨセミテであろうと山は山、自然には変わりなくナッティ的にはどこの山であろうと宝の山である。

 

マイナスイオンあふれる山の空気に癒されつつ、山頂を目指した。山で食べる物はよりうまく感じるものである。道中ナメていたノド飴もより鼻に響き、鼻が通りスッキリ感で満たされた。

 

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ナッティは何度も獣道を突き進み、整備されたハイキングコースはつまらんようで、道無き道を好んで登った。もっとハードルの高い山を求めているのであろうか。

 

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そして山頂に到達、展望は数ヶ月前と大きく変貌していた。厳しい取調べからか一夜にしてハゲあがった姉●元1級建築士のように、数ヶ月でハゲあがっていた。

 

ヨセミテとは同じ山とは言い難い事態である。自然は1度ハゲると簡単には戻らない。姉●元建築士のように帽子でごまかす事の出来ないものである。取調べはお手柔らかにしてほしいものである。

 

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下山の道中恒例の湧き水をゴクゴク、このクソ寒いのに冷たい水をうまそうに飲んでいた。

 

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帰りの道中、登山の疲れからか甘いものを欲したユウコの希望により、シュークリームをと山手の名店へ。が、お目当ての代物は売り切れで、最近オープンしたパン屋さんへ。

 

ここが意外とまいう〜でお値段も安くお気に入りに追加した。また近く訪れ、詳しくご紹介するとしよう。結局また買いすぎて喰いすぎた。

 

でも水泳の後と同じく山登りの後の食事は本当においしくいただけるものである。と言った発想から先週の日曜日向かった先は…。

Jan 15, 2007
走り始め

ついこの前の事なのに、カウントダウンやユウコの実家で過ごした正月も遠い昔のような気がするこの頃である。

 

実家からの帰る際、ナッティの悲しそうな表情と、『田舎に泊まろう!』の感動のエンディングのような、ユウコの親夫婦のお見送りは10日ほど前の話であるが、今では何事もなかったかのように、ナッティも僕も普通に大阪で暮らしている。

 

と、言うのに僕のブログはいまだ現在に追いつかず、新学期が始まってるのに冬休みの宿題に追われている心境である。とりあえず写真と記憶が残っている間に更新しなくては。。。

 

さかのぼる事先々週の土曜日、今年初、正確に言うと1週間ぶりの海ふれにユウコとナッティを連れてお出かけした。

 

実家周辺は犬が多く飼われているも、全て番犬で犬コミュニケーションは一切なしであった。唯一身近でいたハナからは犬界の厳しい縦社会を叩き込まれた。そろそろ犬恋しいであろうと海ふれを選んだ。

 

浜風ふきつける公園では、犬飼いと犬そして凧揚げを楽しむ人がそこそこいた様な、いなかったような…。

 

とりあえずドッグラン、フリーエリアは激しい祭り、色んな犬種の犬達がしのぎをけずっていた。小型犬エリアも寒さに負けず、厚着した愛玩犬達が元気良く走っていた。

 

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ナッティもダックスやチワワ達と楽しそうに追いつ追われつをくり返した。そしてよそ様の犬★ボールを奪おうと背後からマーク。小型犬達と小競り合いしながら犬★ボールを奪い奪われを楽しんだ。

 

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そしてクールダウンのお散歩の道中、レモンビーグルのテリー君と始めまして。飼い主さん曰く、気が弱くて犬同士遊ぶ事はなかったらしいが、それをも上回るナッティの気の弱さが良かったのかそこそこ仲良しに。

 

ロングリードでつながれてるのをいいことに、ナッティは果敢にも誘いのおたけびをあげていた。ナッティもあまりビーとは相性が良くないのだが、紳士的なテリー君は別腹であった。

 

マイペースに遊ぶ2ビーに本当に嬉しそうに見守る飼い主さんに、いつかの僕を思い出した。ナッティも初めてのランはユウコのヒザの上で震えていたものである。

 

ここに来た頃も、犬より犬★ボールであった。しかし何度も通うたびに気の合う犬や遊び上手な犬に出会う事によって、眠っていたエキサイティングを起こしてもらった。

 

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今年もどんな出会いやドラマがあるのだろうか。そんな期待にワクワクしつつ、足しげくまたこの場所に通うのであろう。

 

 

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Jan 14, 2007
無名人もご用達のお店

お茶を終えユウコの天王寺の変の後半が始まった頃、僕は行列の出来るタコヤキ屋●まちゃんへ。

 

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このお店は大阪人なら知らない人は知らないほどの有名店で、いつも行列たえない人気店である。

 

大行列に並んでまで食べる気はせず、いつでも来れるし、いつか食べようと先送りにし続けこの日を迎えた。ユウコはバーゲン後半戦に勢いやまず、どうせなら時間つぶしにと行列にならんだ。

 

カップルや若者に紛れ1人待つ事数十分、ようやく店先まで進んだ。店の前では若い女性がテンポ良く先に注文を聞いて回っていた。

 

僕の前には5組ぐらい、前から順番に注文を聞いてきて、なぜか僕を見て「ああっ!」っと驚きと興奮の表情を残し、注文も聞かず店主らしき人物にコソコソ、もしや売り切れ…と不安がよぎった。

 

すると店主らしき人物はなんか半信半疑風に「あっどうも」と軽く会釈、サングラス越しであったがじっくり店主らしき人物を凝視するも見覚えのない面であった。

 

夜道にサングラスの為僕の顔が良く見えなかったのか、知り合いか誰かに間違えられてる感がよぎるも、とりあえず注文、商品からかかるく5人ほど順番を飛ばした形で商品を受け取った。

 

前後の人がザワザワ、勘違いか苦情かわからんが、今更後に引けず「ありがとう」と威風堂々と言い放ちその場をすばやく逃げ去った。

 

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僕はソースなどかかっているたこ焼きは大嫌いであるが、味付きのものは、大好きである。ここのたこ焼きも並んで買うにそこそこ値するうまさであった。

 

ソースが欲しい、と文句を言いながらも戦いを終えた風邪のユウコもパクパク喰らっていた。う〜んしかし僕は誰と間違えられたのであろうか。もちろん聞けずであった。

Jan 13, 2007
バーゲン☆247

大阪に凱旋後、今年初のナッティの家近のお散歩、さっそく年度末公園でうんこりんを踏んづける…運がつくのかわからんが、凱旋1日目でホームシックに。

 

そしていつもならこの時期バーゲン一色であるが、ユウコが正月から風邪でテンションロー、今年は興味なしと明言していた。が、血が騒ぐのかとりあえず遅れること2日、ユウコは鼻水をぬぐい天王寺に向かった。

 

「かるく見るだけ」と言っていたが、そんなはずはない、と思い遅れること2時間、ナッティに留守を任せ僕はお迎えに天王寺へ。

 

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そして辿りついたのは『アベナリエ』、昨年の暮れからやたらここに足を運んでばかりである。関西以外の人が見たら大阪には『アベナリエ』しかないと思われるかもである。

 

クリスマスが終るもバレンタインまでなのかやたらひっぱるイルミである。そして待ち合わせの場所に行くと、7つもの戦利品を手にしたわが妻であった。

 

しかも休憩をうながしお茶に向かう道中、8品目のお帽子を購入、買うたびに風邪が治ってゆくとご満悦であった。

 

僕も少年時代高熱で挑んだサッカーの試合で記憶にないハットを決めた事があるが、やはり人間は好きな事をすると病すら飛んでいくのであろうか。

 

後日もコートを購入し、風邪は治っていた。少しお高いが買い物こそ風邪の特効薬である。

 

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天王寺の変から凱旋、お留守番のナッティにご褒美をとペットショップをハシゴ、ナッティもお買い物でご満悦であった。チェリーアイもショッピングで治れば良いのにな。

Jan 12, 2007
犬★シャングリラ

あまりに色々目まぐるしく時が過ぎ、除夜の鐘など上の空、年が明けたのかどうだか知らぬ間に就寝、迎えた正月の早朝、初日の出を拝み倒す計画も、ナッティの体調不安の為中止、2度寝するも起きれば朝8時過ぎであった。

 

朝ごはんオセチ料理にゾウニそしてフルニエのパンと言う、和洋折衷の朝食であった。ここ最近当たり前に喰らっているが、つい最近まで僕はオセチやゾウニなど食したことがなかった。

 

モチは腹持ちが良く1週間モチで過ごした事もあった。琉球の血をひくわがプロフェッサー一族では、砂糖醤油が当たり前であるが、お吸い物に入れるだけで随分とお上品な料理になるものである。

 

年は変わろうとも僕は昨日と変わらず、またしても食いすぎてしまった。腹一杯をひっこめる為、ユウコとどう見ても元気なナッティを連れてお散歩である。

 

向かった先は『典型の池』、1周500mぐらいの池の周りに小山や芝生広場があり、いつもなのか正月だからか人も犬もおらずであった。

 

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キレイに整備の行き届いた公園なのにもったいないと思いつつ、ナッティを解き放った。

 

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昨日の事がなかったかのように、嬉しそうに1人で走り回ったり、犬★ボールを追いかけたりで初★笑いであった。

 

そして名残惜しそうなナッティを連れて次の目的地へ。続いて向かったのは『汗と緊張山』、通称アセキンであった。この辺りでは有名な初日の出スポットである。

 

ナッティは初めて登るにもかかわらず我先にと僕らをご案内、獣道へとナビしつつ頂上を目指した。道中半ばにあるお寺に初詣、無料でエマをお配りしており、僕はうまれて初めて神様に頼み事を書き込んだ。

 

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去年は謎の下痢や未知の病、そしてチェリーアイと病気にたたられっぱなだった為、家族の健康をお願いした。が、その夜からユウコは風邪、僕は鼻炎に…。

 

そしていざ山頂へ。道中初日の出客を照らす灯りが続いており、今朝はたくさん人が訪れたのであろう。そして山頂に到達、が、展望台で信じられない光景が!

 

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360度木、木、木、密林でおおわれジャングルのパノラマが広がった。自然保護なのか手入れ不足か…。今朝はどれだけの人が朝早くジャングルを拝み倒しに来たのであろうか。

 

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ナッティも大自然のアジリティに乗ってうかがうも、木以外何も見えない様子であった。まあナッティ的には景観などどうでもいいことであろう。

 

腹がへってきたところで家に戻り、昨日に続いてのBBQ、またしても肉、焼ガニ、肉、焼ガニでまたしても食べ過ぎであった。この3日間の主食は肉とカニで相撲部屋のサイクルであった。

 

食後の後力士達は昼寝、起きても腹一杯、ユウコとナッティにハナ加え、4人のパーティーでタヌキ山へ。ナッティとハナはヘロヘロになり犬達も食事、運動そして昼寝の相撲部屋のサイクルであった。

 

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3日間僕らは肉とカニを堪能し、ナッティは大自然を満喫した。がしかし、まだドッグランや山や公園などユウコの実家周辺だけでもまだ行ってない場所がたくさんある。

 

制覇するのに何日かかるであろう。人間的にただの田舎かもであるが、犬や犬飼いからするとロンドンやニューヨークのように行く場所がつきない大都会である。

 

そして観光客や都会人が訪れないマイナースポットはゴミなどなく、都会人が納めた税金によってキレイに整備されている。人も車も少なくまさに犬★シャングリラである。

 

また鬼に笑われるかもであるが、また来年も来たいものである。

Jan 11, 2007
無免許☆獣医

2度目のお散歩から帰ると6時過ぎだと言うのに晩ご飯、今年最後のディナーは“カニすき”であった。関西のカリスマブロガーがバイヤーのネット通販で北海道産ズワイガニをユウコがご購入した。

 

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それまでの僕の通販のカニのイメージはガリガリ、身がスカスカでマズいと思っていたが、宅急便で届けられたカニは身をさらけだしマッチョであった。

 

カニ、カニ、カニそしてカニ、ビールを飲むのも忘れるほどカニを喰らい続けた。地元産の白菜も美味しかったが、ほとんどカニしか食べなかった。雑炊もフードファイターの如く喰らい、またしても腹いっぱいになった。

 

後はK-1を見ながら年を越すのみである。お約束の曙の負けっぷりを見た後、お風呂へ。おしっこりんをかける輩のいない平和ボケしたフロで1人のんびり、その時ユウコがナッティをつれて来た。

 

片目がおかしい、と言って連れて来た。バスタブ越しに覗うと目が赤くなってるも、山であれだけ獣道を爆走したのだから、と気にも止めずであった。

 

が、しかし!フロから出てじっくり見ると白目がボコッと腫れあがっているではないか!何だこれはと大混乱、ナッティは元気だが気になるのか前足でカキカキ、ユウコがもしやとネットで調べるとまさしくそれは『チェリーアイ』であった。

 

こジャレたカクテルのような名前とはうらはらに、目の裏側がめくれ上がった状態で、すぐに獣医によって戻す処置か最悪手術、手術も成功は見込めず命に別状は無いも失明の可能性が!

 

しかしここは金田一少年が来たら確実に連続殺人が起こりそうな山奥、近くに24時間対応の緊急センターなどなく、年中無休の動物病院もない。

 

とりあえず次の日大阪に帰る事を考え、エリカラに変わるものなどパニックになりながら知恵をしぼった。

 

ユウコがネットで病気について調べるも、いち早く獣医に見せるべきと言った情報しかなく、普段は目の内側の部分が外に飛び出てる為バイ菌が入りやすく、入ればかなり危険、見るからに痛そうだし目をふせたくなるしオロオロであった。

 

そんな時、ユウコがリンパマッサージで押し込めば入るケースが!と言った情報を入手、ただしそれも素人は絶対にやめた方がと言った意見が大半を占めた。

 

が、考えるまもなく僕は手を洗い、祈るような気持ちでマッサージをしながらゆっくりと押し込みだした。ナッティは僕に身を任せ、僕も目をそらさず懸命にトライした。

 

が、やはり簡単にはいかず、くり返しするもうまく戻らず、でも僕はあきらめず続けた。すると戻った。が、一瞬だけ、やはり飛び出たまま。しかし一瞬でも戻った事を良いようにとり、諦めず続けた。信は力なりである。

 

夜も遅いしユウコはお風呂へ。諦めモードが漂う中、ミラクルが起きた。なんと元に戻ったのである。処置をくり返した為、涙があふれたナッティを僕はムツゴロウさんのようにあやした。

 

横で見守っていたユウコのお母様も半信半疑ながら、本当に戻った事をようやく実感した。運が良かったのか、僕の腕が良かったのか、後日動物病院に行って検査するも傷1つ無く、獣医も驚きであった。

 

1度なってしまうとクセになる可能性もあり安心は出来ないが、今現在ナッティの目は健在である。1歳以上は先天性ではなく原因はまたしても不明、しかしここに命ある事によしとしよう。

 

良いか悪いかは複雑であるが、忘れられない大晦日となった。いい年を迎えれたのだか・・・。その後緊張感が切れた僕とユウコは大晦日など忘れて、ナッティの応急処置成功の宴であった。

 

1年の終わりににまたしても健康の大切さ、あたり前の事が幸せなんだ、と思い知らされる出来事であった。

 

もし愛犬が突然チェリーアイになり、このブログを見た方はやはり1番に獣医さんに見せてください。

Jan 10, 2007
道先案内★犬

カウントダウンで夜更かしした次の日の早朝5時起き、荷物を積み込みトリオで向かった先は、ユウコの実家である。残り少ない06年と正月休みを少しでも長くと早朝よりフライトであった。

 

薄暗い高速を飛ばし、今年も霜降り和牛がとれる町へ。今回僕はフルニエのパンとお年玉、ユウコはカニ3kgを手土産にはせ参じた。これでユウコの実家だろうと枕高らかに眠れるものである。

 

美しい日の出を見ながら8時過ぎに到着、持参したフルニエのパンを自ら腹いっぱい喰らう自作自演の朝食をすませ、消化する為ナッティを連れ近くのタヌキ山へ。

 

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半年ぶりの登山であったが、ナッティはしかと憶えており、先頭にたっての道先案内犬であった。が、久しぶりの大自然に大興奮、草木が茂る獣道を大暴走であった。

 

わずか30分程度のハイキングであったが、結構な運動であり、燃費の悪いパンは消化した。

 

家に帰ると庭にあるユウコのお父様の趣味の小屋から煙、そう恒例のBBQであった。

 

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肉、肉、肉そして肉、この地方ではステーキ肉もカルビ同様の扱いである。炭水化物なしでこれだけ肉を喰らったのもちろん初めてであった。僕の牛肉の格付けが麻痺、キャベツを喰らうぐらい軽い気持ちで喰らい続けた。

 

あまりのうまさに食べ過ぎ、倒れこむように昼寝、起きても腹いっぱい、消化の為今度はトリオ loves ハナで2度目のタヌキ山へ。

 

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意外とハナとナッティは仲むつまじく、ハナは道にはえているアジサイの木をなぎ倒しながらねり歩いた。ハナも息切れしながら無事下山した。

 

帰りの道中、今は廃校で公園になったユウコの母校に立ち寄った。僕の知る壁で囲まれた学校ではなかった。運動場や体育館の周りには壁が無くどこからでも誰でも入れるセキュリティー不万全の建造物であった。

 

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まあ悪い事をする人がいないので壁など不要なのあろう。ナッティは朝礼台の上で得意げであった。日が暮れてくると辺りは暗く、陽の光のありがたさが身にしみた。

 

ナッティは2度のお散歩に満足げであった。まさかこの夜とんでもない事が起こるとはこの時知るよしも無かった。この続きはまた明日でも。

Jan 09, 2007
もういくつ寝ると、

さかのぼる事時は年末、僕はユウコと『COUNTDOWN JAPAN‐WEST‐』にお出かけした。60のアーティストがくり広げる冬フェスで、今回が関西初開催である。

 

生演奏が大嫌いなナッティはお留守番、2日目にあたる30日に仕事を昼前でやりおさめ参戦した。会場はまたしてもインテックス大阪である。

 

去年に引き続き今年もよくここに訪れたものである。関西以外の人がこのブログ見たら大阪にはインテックスかなんばHatchしかないのでは、と思われるかもである。

 

ペット博やドッグショーの時とあい異なり、年末の南港は人気が無く、空っ風が吹き荒れ本当にこんな所でイベントが行われているのか不安にかられるぐらい静かであった。

 

そしてインテックス大阪に到着、ワクワクといった期待感からではなく、暖を求めて駆け込むようにご入場であった。

 

会場は2つのステージにグッズ売場、フードコートやDJブースがあり、それぞれの場所に行き来する為、中庭的な屋外を我先にと大移動していた。

 

クロークに荷物とダウンを預け、いざステージへ。まずはPLANET STAGEで行われていた『BENNIE K』、正直好きでもなく嫌いでもなくで顔見知り程度の興味であった。

 

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会場はチケット即完の割には後方ではスペースがゆったりしていて、じっくり音楽に聞き入った。熱くるしい夏フェスとは違い、文化祭のようであった。

 

聴きなれた曲が続いた後、アルファがご登場!『DISCO先輩』で会場は酣に。高速トラックに高速ラップ、よくかまないものである。

 

BENNIE Kに続いてはドクターK、そうわれらのKREVAである。前線に飛び出し待機する事しばし、ステージに信じられない光景が!

 

さっそうと登場したKREVAは成金のカーテンレースのような金のノースリーブに金のジャンパー、そして金の折り紙であつらえたようなパンツであった。堀江でよく買い物をするらしいが、横山たかしの楽屋にありそうな代物であった。

 

髪型はロナウジーニョのパーマネントに、古きよき時代の浅野ゆう子をほうふつさせる高い位置からのポニーテールであった。

 

全身を金で着飾り、ポニーテールをふりかざしながら、「恥じゃない、その失敗恥じゃない」とくり返し自分に言い聞かせるように歌う姿に、勇気と熱バイブスをもらった。

 

そしてSONOMIがご登場、師走でこの忙しい時期に「1人じゃないのよ、わかるでしょ」とわざわざ来て、念をゴリ押し歌うその姿に、未だワンマンの予定が未定の彼女の切実さが心に響いた。

 

中途半端なリズムに中途半端な盛り上がりで終っていった。

 

そしてマキシマム ザ ホルモンをチラ見した後夜メシ、ケバブとグリーンカレーを喰らった後、AURORA STAGEへ。

 

チャットモンチーがライブ中、場所取りに前線へ、お目当てはその後の『ザ クロマニヨンズ』であった。

 

運良く前線に潜り込み待機、幸いにも僕の前は背の低い女性が多く視界は良く、絶好のポジショニングであった。が、背後に湿った男性が僕に密着、不快感がつのるもヒロトを一目見るためしばしの辛抱であった。

 

そしてザ クロマニヨンズがご登場!演奏が始まると後ろからなだれの如く男どもが暴れだし、前線でいた僕も1曲目のアウトロが終る頃かなり後ろまで流されていた。

 

ほんの少しであったが目の前で見たヒロトは、ガリガリであった。骨と皮構成されてるも、地球外的生物のようであった。そして四十路とは思えない、いや人類ではありえない動きであった。

 

僕が中学の頃からずっとよく見ていた人のパフォーマンスにしばし酔いしれた。残念ながら曲目は2曲ほどしか僕は知らずであったが、単調でキャッチーな歌詞やメロディーはすぐに浸透し、心からウキウキさせてくれた。

 

夢見心地の気分のまま会場を後にした。鬼に笑われるかもであるが、来年もぜひ来たいものである。

 

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ナッティにも雰囲気をとパスとリストバンド、僕も40歳を過ぎても軽快なパフォーマンスでナッティを釘付けにしたいものである。

 

Jan 07, 2007
犬飼い☆宣言

ナッティと僕の場合をチラ見の皆様、遅ればせながら、明けましておめでとうございます。正月休みなど今は昔、すでに仕事も始まりただ単にサボっておる次第である。

 

が、そろそろ始めないと年末年始の出来事も忘れてしまいそうである。短い休みであったがすでに、表現するのに漢字300字ぐらい必要なくらい思い出ができたものである。また遅ればせながらではあるが、書きしたためるとしよう。

 

ごっついええ男を目指すのはもちろん、犬飼いとして、この一年もごっついええ飼い主になれるようあの手この手をくりだすとしよう。

 

この一年、365日ではなく、ドッグ★イヤーだと忘れずに大切に過ごしたい、そう思う。

 

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ナッティからもおめでとうございます。さて、なるべくたくさん大爆笑し、なるべくたくさんええ思い出作りに、トリオであてのある旅へとさすらうとするか。