インフルエンザ騒動の前日、僕は親＆グループ会社の研修旅行で静岡の某施設へ。。。

未来の会社を背負う若手リーダー育成をコンセプトに掲げ、女性陣は全員新卒、男性陣も平均年齢25歳前後、全国から集まった若者の輪の中、引率のお兄さんと肩を並べたぼくが・・・。

10年遅れの高校入学式以来のシチュエーション、もちろん僕は新人サイド、入学式で先生と間違えられた事とダブりつつ、２泊３日間自分の生きる道を試行錯誤であった。

いきなりのセミナーでは挨拶の仕方、人との接し方などを・・・教わり・・・ながら、３時間もの間、自分はどうあるべきかを試行錯誤であった。

初めて社会にでる君たちへ的な講師の熱いメッセージが、ウザい事ウザい事、よくもまあぬけぬけと片腹痛い事を、と周りを見わすと・・・純粋な目で聞き入るガール＆ボーイ達が。。。

僕的には罰ゲームに匹敵する自己紹介の時間、我に返った。照れくさそうに自己をアピールする若者の姿に、いかに自分の自己紹介が事務的な事に気づいた。

仕事ではそうかもしれない。が、僕はこんなんじゃない、と眠っていたオレオレブギが目を覚まし、まずは同じ部屋のヤングとコミュニケーション、とりあえず部屋のビールを飲みだしたら最後、夕食前にカラになるまで呑んだくれた。

飲み過ぎたため、夕食の集合時間に遅れる。。。３０半ばにして怒られる。。。

が、引率のお兄さんに忘れるほど酒を飲まし、いざ、カラオケへ。。。

なんか高校の体育や調理実習の時間を思い出した。特に調理実習は10歳下の女子高生ばかり、苦労してグループを形成し、その共同作業を積み重ねた経験が、この時役に立った。

何だかんだ言っても話せばわかる、なせば成るである。

前日も接待があり、さすがに疲れて部屋に戻るもヤングに部屋を占領され、僕は鉄人衣笠の伝説から、カズ山本のスゴさまで、あらゆる引出しからいろんな話を明け方まで話した。

結局、２泊３日の間、酒飲んでゲームして、酒飲んで運動して、酒飲んでメシ食ってを繰り返しであった。

未来の会社のためには全くを持って僕は役に立たなかった、と思う。しかし、全国色んな場所で暮らす若者がここに集い、わずかな時間であったが楽しく過ごした。

酒の力も手伝ってか、別れの時みんなしんみりであった。最後まで引率のお兄さんには嫌味タラタラであった。会社に報告されたら、とドキドキであった。

しかし、最後に駆けよってきた若者の姿に、僕も捨てたもんじゃない、と大人気ない自分のハシャぎ過ぎを肯定した。いつかの再会を楽しみに、全国各地に旅立った。

ふと思う、そう言えば僕は高校の時、修学旅行はおろか遠足にも行っていない。卒業写真の集合写真で右上の丸の中に写るカテゴリーであった。

でも、今からでも遅くない、また思い出を作りに友を誘うとしよう。

ナッティのワクチン接種が終わり、健康診断も問題なく、１ヶ月時間差の狂犬病の注射も済ませ、しばしバカンスを、とトリオで南の海へ。。。

と、言っても小一時間程の旅である。ナッティは塩辛い海に興味はなく、砂浜を駆けるもあまりの暑さにイジけ気味であった。

愛犬の厳しい視線を浴びる中、肉と魚を喰らい堪能であった。外で喰らうメシは本当にウマく格別であった。

腹いっぱいになりしばしお昼寝、浜風、波の音、鳥の鳴き声、のサウンドに目を閉じれば、そこはもうパラダイスである。時間を忘れのんびりと非日常的な時間を楽しんだ。

が、乾燥と暑さに目を覚ますも時すでに遅く、鼻赤らかに、腕はサンシャインの地獄のローラーにはさまれたテリーマンの腕のように変色していた。

クールダウンとイジけるナッティのお散歩へ、海の森へ。。。森の中は涼しくナッティは大喜びで走りだした。やっぱりナッティ的には海より山である。

山を降りたくない、と仙人みたく抵抗するナッティの姿に、次回は山でも、と思った。

この大阪砂漠、森を求めてトリオでまた右往左往するとしよう。

G.Wもお仕事、その間を無理から休んで参加したのは、恒例となっているペット王国、今年もトリオで京セラドーム大阪へ。。。

グラウンドには眩い光、それは選手たちの素晴らしいプレーではなく、犬飼い達のええもん争奪戦であった。

とは言え争わなくとも宝はザックザック、日切れ間近もマジか！も多かったが、定価で買った人をボラれたと思える低価格で商いが行われ、メーカーもサンプル大放出！、王国と言うより天国であった。

時間制限のオヤツ袋詰め放題も、終了のホイッスルも全無視で入れ続け、万引きに匹敵する人が万人であった。係員もただただ苦笑いであった。

ルールを順守した僕らは気の弱い人かもであるが、そこまで！といった理性が働きできずであった。

犬ポカリは飲みホ、オヤツは試食し放題、飲んでは喰い喰っては飲む、犬★パレードにダンシング、本当にお祭りである。ナッティも一年に一度のお祭りを楽しんだ。

ペット業界は不景気を感じさせず、犬飼い達はカネを湯水のように垂れ流した。定額給付金より、経済効果が期待できるかもである。

プライスレスな思い出とお土産をずっしりと抱え、会場を後にした。年に一度がイイのかもであるが、また来年お祭りに参加するとしよう。

先日、堀江で行われた高校の同志であるミタ・ショウの結婚式の2次会に顔を出した。

久しぶりの再会でいきなりの結婚、初めて見る女性を妻と紹介され、本当にラブストーリーは突然にである。

愛の深さなんて他人が図り知れる代物ではなく、当事者のみぞ知る二人だけの世界である。

二人の笑顔がステキな物語をものがたり、ナイスな共同作業も他人が味わえない極上のフレーバーである。

御両家の母からの手紙がまた、やられちまうお年頃に僕もなっちまった。お二人とも本当に幸せな家庭で育ってきたんだなー、と思った。

ファットボーイスリムに宴は始まり、プライマルスクリームで終わる、あたかも僕が選曲したようなサウンドに、こじつけ感もあるが運命を感じた。

３次会には参加せず、天王寺で同志ムラキングと、ギョウザにビールで熱く語った。

歳を喰ったからか、頑固になったのか、知らない人たちとワーワー騒いで盛り上げるより、心知れた友人と、静かな場所で同志の結婚を祝った。

本当に二人の幸せそうな笑顔が何よりであった。

春の都めぐりの最終章、訪れたのは性懲りもなくア●アであった。

性懲りもなく『BÄCKEREI　BIOBROT』でパン、『patisserie plein』でマカロンその他もろもろ、『パンタイム』でシソエビカツサンドとハシゴをかけた。

今回のお散歩スポットは芦屋浜ビーチ、太陽がギラギラガンを飛ばし、ナッティは見て見ぬふりであった。

芝がキレイな恐ろしく金がかかった市営公園で、ナッティも子どもたちに負けじとボールを追い続けた。

この日のランチに訪れたとある名店のピザが売り切れ。。。次点で選出されていたお店が繰り上げとなって・・・。

やってきたのは西宮ガーデンズの裏、手前どもの地図では西宮スタジアムの裏にある “ La Zucca di napoli  ”であった。

違和感アリアリのイタリア国旗がなびく、若干思てたんとちゃう店構えであるが、石窯ズッシリ何事も見た目で判断は禁物である。

クアトロフォルマッジをムシャムシャ、生地が軽く、食感が変わっていてウマ２つ弱であった。食事というよりスナック感覚で頂く感じであった。

帰りにムッシュアッシュに寄り道、本当に阪神間は名店が多く、本当に食の都である。星の数ほど名店があり、また星がイッパイの名店がキラキラである。

またブログを更新すると、また行きたくなりである。アリ地獄にハマったかのように、また繰り返すとしよう。