先日、華の都へ出張、今回も仕事きっかけの観光半分であった。2ヵ月ぶりの大東京は人の多さからか、ラッシュ後の山手線加齢臭漂い、晴れているがジメジメしていた。
たった2ヵ月でも、看板が変わってたりと、不景気と言えど成長続けるメガロポリスであった。
早速沖縄出身の後輩を連れランチへと。。。向かった先は『TU・KI・JI』、沖縄の田舎者に日本の台所を御紹介であった。
今回の出張マスターがランチに選んだのは『米花』、実は市場が開場日に出張は初めて物語で、若干キョロキョロしながら知ったかで突き進んだ。
11時過ぎにもかかわらず、行列が出来ているお店もチラホラ、お目当てのお店は幸か不幸か2つ席が空いていた。
築地市場のど真ん中にもかかわらず、お出迎えの店員はジンガイ、たどたどしい日本語でオーダーを聞いてきた。
僕は名物のウナギ丼を言うのにかぶせて、海鮮丼を勧めてきた。後輩の沖縄人はジンガイのゴリ押しに素直に海鮮丼、僕も会議前にウナギ臭を考えて海鮮丼をオーダーした。
どうやら隣の観光客も海鮮丼、しばし待つ間ジンガイのつまらん話に耳を傾けると。。。この店はジンガイの観光客かインターネットの客ばかりで、海鮮丼は特別メニューとの事であった。
なぞのプーアル茶や台湾のお茶をガブガブ、後輩がポツリ、いくらなんでしょう?・・・。不安そうに小声で。。。
言われてみるとメニューにない。。。海鮮丼を紹介する外国の雑誌や新聞記事
が壁に貼られているも値段は無い。。。
やたら喉が渇いてきて、プーアル茶や台湾のお茶をガブガブ、もしかしたら2000円ぐらいカモ。。。
となりの客に一足先に運ばれた海鮮丼は。。。アワビ・・・のってるやん。。。これは。。。やられちまった。僕と後輩は言葉を失い、あれとは違う方の海鮮丼をと心で念じた。そして僕の目の前に現れたのは。。。
隣の客がよく喰う海鮮丼であった。心の中で4500円、ゴチバトルを思い浮かんだ。。。エビもウマい、マグロも新鮮、アワビもデラ五つであった。
僕と後輩はウマけりゃウマいほど汗が。。。本当にウマい、それがもろ刃となってわが身を刻んだ。
そして勇気を振り絞り『いくらですかー!』その答えは。。。なんと!1500円!後輩の手前、冷静さを装うも僕は安心と感動でいっぱい×いっぱいであった。
スリリングなランチで身を削り、会議へとワッショイワッショイ。。。