マグロ・牛肉・ホルモン、肉に撃たれて眠りについた翌朝、トリオでお出かけ、向かった先は大阪最北端の能勢町であった。
大阪と言えど兵庫県との県境、ユウコの実家周辺と変わらないのどかな風景が広がり、草食ビーグルは家近の雑草とは違う、栄養価の高そうな雑草をムシャ!ムシャ!ムシャ!であった。
で、この日のランチはユウコプレゼンツで、この目の前の畑で採れた有機野菜をアレコレして頂けるカフェ “ natura ed aria ” であった。
残念ながら店内は犬禁、お庭につなぐのは良いみたいだが、寒いのでナッティは車でお留守番であった。
薄暗く落ち着いた店内、激選されたメニューから3品をチョイス、待つ事かなり、オーダーを聞いてから畑の野菜を引っこ抜くのか、とにかく待つ事かなりであった。
宮本武蔵の戦術なのか、じらされて空腹にようやく出てきた出来たてのピザはマズいはず無く、デラ五つのウマさであった。
昨日の肉弾の後もあってか、野菜の味を噛みしめながら味わった。
45分以上待ったピザを3分で完食、また待つことかなり。。。ようやく姿を現したのは、鶏肉と野菜、いや、野菜と鶏肉のクリームパスタ、これはお皿をなめ尽くしたい逸品はんで、とにかく野菜、肉、パスタ、それをまた最大限に引き出すクリームソースであった。
また待つことかなり。。。
この後の料理のの野菜をまずは生で味わって的な感じでモグモグモグ、食べ慣れない新鮮な野菜どもは、生々しいワイルドなお味であった。
で、待つことかなり。。。
この日のメインは野菜、季節野菜の薪窯焼きであった。普段なら野菜がメインでパンチが足らんとこであるが、前日の肉弾効果で十分に満足であった。
野菜を贅沢に味わう、これこそが現代の本当の贅なのかもである。
能勢野菜を堪能した後の祭り、早速道の駅で野菜を買占めた。
この日のお散歩は、兵庫県サイドの “ 一庫公園 ” 大自然広がる中の不自然なダム湖畔の公園であった。
広いのに行きとどいた公園に犬も人もポツリポツリ、ナッティは大喜びで駆けまわった。
後日また買い出しに来るほど、能勢の野菜にやられちまった。。。
まだ他に自然派なカフェがあり、また暖かくなったらトリオで訪れるとしよう。。。