師匠の待つ渋谷に到着、若者の波に立ち向かう僕を応援してか、100%の勇気がふりそそいでいた。
で、5時まで20分ぐらい、とりあえず渋谷土産と。。。
訪れたのは名店 “ ヴィロン ” パン・ケーキ・カフェとあり、敷居が高く感じるのは表向きだけ、店内は温かみがある感じであった。
バゲットレトロドールと数点購入し、後日頂いたが、実にウマウマし、見た目カッコつけたハード系が多く、僕的にはどうかと思っていたが、気どった感じが特になく、誰となく好まれる大衆の味であった。
で、再びハチ公前に5時師匠と合流し、目的地へ。。。訪れたのは、僕と同じ4月から東京で働く師匠の息子さんのお店であった。
関西で様々な形態で出店する会社で、今回初の東京進出に息子さんが現場見習いとして、働いている姿を一目見たい、それが本音であろう、「ついでちょっと」という言葉には、親バカ心がギッシリであった。
息子さんは3月末まで弊社で勤めていたが、新たな船出に見知らぬ業界へとどんぶらこ、師匠と言えど親としては心配なのであろう。
店に着くと以前よりはるかにエエ顔した息子さんがお出迎え、ややテレながらもご予約のお客様とよそよそしくご案内であった。
交わす言葉は少なくとも、見ている僕がじんわりであった。張り切る息子に満面の笑みで見てるだけ、ただそれだけだがドラマを感じた。
息子さんは以前より明るく声がデカくなっており、見習いながら一生懸命の接客、僕もがんばらなくては、と連動する限りであった。
デジカメを忍ばせていた師匠に、せっかくだから記念写真を、と忙しいスタッフを捕まえてパチり、親そして子、僕の知らない世界がまたここにあるんだな、そう思った。
親子を交え写真を撮りつ撮られつが繰り広げられ、写真嫌いな僕もダイヤモンドガール達とパチリ、気付けば満面の笑みであった。
最後はあっけないお別れであったが、心の中からがんばれって言っているってな躍動がメラメラであった。
僕がゴチになったのは、酒代なんて数えれるもんじゃなく、また違った絆の形であった。
さて、僕にとっても新たな船出、息子さんに負けじとどんぶらこ、どんぶらこ