またしばらく出張に出ていたんですが、昨日北京市内から空港へ向かうとき拾ったタクシーの運転手さんと話してたとき、ふと聞いてみたくなってこんな話をしました。
み:「最近は中国でも犬を飼う人が増えてるらしいですねえ。」 運:「そうそう、多いよ〜〜一杯いるよ。」 み:「日本だとペット禁止のマンションとかあるけど、大丈夫なの?」 運:「ないない、禁止とかないよ。」 (注:あっても守らない人が多いとか・・という可能性もあり。)
み:「ふう〜ん。いいなあ。じゃあ、散歩もどこでもできるの?」 運:「そうそう、どこでも問題ないよ。」 (注:例えば上海とかだと、自分の住んでいる建物の敷地内のお庭とかでしか散歩させちゃいけない、とかいう条例があるんですよ。北京は違うのか、はたまたこの運ちゃんが知らないだけなのか、もしくはまたまたあってもバレなきゃいいのか・・ナゾ。)
み:「そうなの〜。運転手さんは犬飼ってる?」 運:「オレも飼ってるよ。1匹、ちっこいやつだけどね。 オレ、小さい頃から動物が好きでねえ〜。」
み:「そうなんだ〜。」
運:「小さい頃は羊を飼ってたもんだから、オレ、動物には 人一倍思い入れがあるんだよね。」
ちょっと待って下さい。
ひ・・・ひつじですか。。。orz
運:「この羊がまた賢いやつでね〜。毎日学校が終わって草原に いって口笛を吹くだろ、そしたら向こうの方で草を食ん でた羊がトコトコとオレのところへやってくるんだよ。 いや、もう可愛くて可愛くて仕方なかったなあ・・。」 み:「日本だとさ、犬一匹飼うのにも苦労すんだよ。中国って いいよね。スケールが違うわ・・」
運:「まあ、郊外に住んでたからね。今はオレも市内に住んでるから 犬しか飼えないけどサ。」
ほんとにね〜スケールが違って笑っちゃいました。 日本だと羊飼ったことのあるひと、なんて北海道か長野県あたりにでも行かないと会えないもんなあ(笑)
「4本足のものは机以外なんでも食べちゃう」だとか、「犬をプレゼントしたら食べられちゃった」という逸話のあった中国もいまやペットブーム。モノも書類もあらゆるものの「偽物」が行き交うお国柄なだけに、
犬を飼うにも「ホンモノ?」 注射するにも「ホンモノ?」 血統書だって「ホンモノ?」 お薬飲むのも「ホンモノ?」 そのフードは「ホンモノ?」
と疑いだしたらキリがないし、義務付けられている登録もせずに隠れて予防接種もせずに飼う人も多く、なかなか問題が多いところではあるのだけれど、隣近所への騒音や迷惑をそこまで気にするところでもないのでマンションもペット禁止とわざわざ謳うところもなく、「おおらかと言えばおおらか」というべきか・・・。
運:「中国は自由だからねえ。」
中国人に『自由』を説かれるとは・・そんな時代になったのですね。というか、日本がいつの間にかそうなっちゃったのかな。
中国に比べれば日本は平均所得の高い国ではあるけれど、キレイで便利な日本に住むのは物価も高いし、毎月の生活をやりくりして手元に残るのはわずかばかりのお金。家を買うにも30年ローンだか35年だか・・。
かたや発展途上の中国では(一部の人ではあるけれど)所得はうなぎのぼりながら物価はまだまだ低め。(同じお金を使うなら断然使い甲斐があるのは中国でしょう。)20代の若者がマンションを買うことも珍しくなく、またそうしたからと言って、日本人のように時間やお金を切り詰めた、あくせくとした生活をしてるか?というとそうでもなさそうで。(もちろん、生活の苦しい人はたくさんたくさんいますけど、普通のサラリーマン層同士を比べてみての感触。)
何気ない生活の中での幸せや人生の豊かさを謳歌しているのはどっちの国なのかなあ・・・と思った帰り道でありました。 |