みなさんが我がコが白内障かもしれない・・・といきなり診断されたらどうしますか?
いきなりいつもと違うテンションなのですが(^^;)
今日はちょっとだけまじめなお話を書こうと思います。
ちょっと長くなりますが・・・。
実はバジル。去年いきなりそう診断されました。
逆さまつげでもないんですけどたまに涙が出るバジル(*_*)
かかりつけの病院で診てもらった結果、目に色素沈着が見つかり・・・
若年性白内障の疑いがあります。と診断を受けたんです
たいした事ないだろうと思っていった病院でそう診断された時は、、、
まさにTVドラマのそういうシーンで見るような反応してしまいました。
うまく言い表せないですがとにかくひきつりました・・・
このBLOGに変える前からのお友達はご存知かと思いますが、去年の今頃…つらい生活を送っていた我が家。
病院と言ったら予防注射ぐらいでしかお世話にならないバジルが去年の11月に病院に通った回数計7回。
その宣告からバジルは検査の日々でした、そして1日4回の白内障進行防止の目薬投与、時には強いお薬=ステロイドの投与まで(T_T)
仕事どころじゃありませんでした・・・
かかりつけの病院では身体の内部の疾患からきているものか、の血液検査を何度かしました。
その間に目の色素沈着の進行状態を見るためステロイドで一時おさえ、やめたら進行するのかどうなるか。。。などなど
1ヶ月にも及ぶ検査で下された結果、身体の異常は何もなく・・・。
ですが白内障の事は白か黒か分からない、あくまでもグレーの状態でした。
その間もバジルは変わりなく、毎日元気にボールを追いかけてました。
なので余計実感がわかなくて。
最初そう告げられた時から本当につらい日々でした。。。
バジの小さい体にいったい何が起こっているのか。
運動させてもいいのか。
不安は募るばかりでしばらくは涙腺もゆるみっぱなしでした
でも、泣いてる私の顔をバジルはどうしたの?って感じで何十分でもなめ続けてくれるんです。
バジルに心配されてた情けない私・・・
かかりつけの病院ではそれ以上の診断は無理で、院長の紹介状がないと診てはもらえない、目だけを専門に診るどうぶつ眼科というところを紹介されました。
バジルはそんな簡単な病気じゃないらしい
普通の健康なワンは一生行く事はないでしょう・・・
そこの先生は目の権威、全国からはるばる診てもらいに患者さんがくるようなところでした。
帰宅してネットで調べたら動物の目では日本一の先生です・・・という文章まであり・・・。
ちょっとひるみましたが、それでやっとはっきりする、という安心感のようなものもあり複雑な気持ちでした。
でも土日の予約をとれるのはそれからナント2ヶ月半後
万が一白内障だったら…。
そんなの手遅れに決まってます
なので何時間待たされるかわからないけど朝一から待ってて先生の手があいたすきに診てもらう…という曖昧な感じの予約をとりました。ドキドキでした。
そしてまさに去年の今日、12月10日がその運命の日でした。
当日はそんな不安な私の心を知ってか知らずかまぶしいくらいのいい天気
意外にもうちを待ってくれてたかのような対応、診察前に何度もバジルに話しかけにきてくれた笑顔の素敵な女性看護師さん。
なぜかそれだけで大丈夫と思えました
そして有名なその先生との初対面
テキパキしてるけど親切丁寧。
私達にもいっさい不安を与えない的確な診察ぶりには圧倒されました!
信頼できる獣医、とはまさにこういう人の事なんでしょうね。
ビビリのバジルが何も怖がらず(^^;)の速やかな検査。
そして結局白内障ではないって事が判明
バジルの病名は瞳孔膜遺残。
聞きなれない名前ですよね。
簡単に言うと・・・
胎児期に瞳孔を被っていた膜の断片などが、生まれる直前に通常はなくなるんですが、それが完全になくならずバジルみたいに色素沈着という形で瞳孔の前面に残ってしまう事だそうです。
先天性のものです。
でもその沈着の場所や大きさによっては生活に全く支障はないらしいです。
バジルは目がちゃんと見えているかの重要な検査もしてもらいOKをもらいました。
遠くに投げたボールをあれだけハイエナのように夢中で追いかけるバジルですから見えてないわけはないと思いますが(^^;)
モカの目も診てくださって本当に来てよかった!と思える病院でした。
そして帰る時に、はるばる遠方から通っている方に話しかけられました!
検査の為ぎんぎらに光っているバジルの目を見てピンときたようです。
その人が抱いているワンを見てびっくり。目が真っ白で・・・
そのコはまさに若年性白内障でした
話を聞くと、異変に気づいてわずか3日でもうこの状態になってしまったと。
そこまで進行が早いものとは知りませんでした
このバジルの目。
朝起きる度に白く濁っていないか確認してしまう日々・・・。不安だらけな気持ち。
二度と味わいたくないです
瞳孔膜遺残は一般的に大きな問題ではないようですが、炎症を起こしたりすると油断はならない・・・のでそれ以来たまにバジルの目には気をとめています。
今日のBLOG!
長くなりましたが最後まで読んでき有難うございました。
なお、この詳しい記事はメインサイトのDOG LIFEのHospital に載せています⇒