バジルが右目の視力を失った理由。
角膜潰瘍でした。
ダックスでは珍しいのかもしれません。
ある朝起きたら、もう両目を閉じてしまって開かない状態でした。
それでも相変わらず食欲があった事が、私たちの心配にまず歯止めをかけました。
それと朝起きたら目が開かない事はこれまでも何度とあり、そのたびに軽い炎症で半日ぐらいで目が開くか、病院の目薬で治っていたことも...
すぐに病院にかけこんでも結果は同じだったかもしれませんが、今回もそれだろうと軽視してしまった事がまず悔やまれます。
不運がいろいろ重なり、更に日曜でしたので病院は休み。
あまりに専門的な個所である目なので、応急処理がメインである救急の病院に連れていきすぐに診てもらえるのか?という不安。
それならば、ずっと目も診てもらってバジルのいろんな経緯も分かっているかかりつけの先生に翌日診てもらった方がいいと思ってしまいました。
元々バジルは角膜の炎症からなる角膜変性症で、2年前ぐらいからずっと目薬を処方してもらっていたんです。
そんな事情で翌日かかりつけの先生に診てもらいましたが、先生がバジルの目を見た途端言った言葉は衝撃でした。
「角膜が破れちゃってますね、とりあえず目を洗浄します」って。
角膜が破れ、溶けだしているような状態との事でした。
ワケが分かりませんでした。
どこにも行かず、しかもシニアになってから寝てばかり、ほとんど部屋の中で動いてもいなのに(´;ω;)ウゥゥ
「こうなると本当は眼球摘出なんですが、バジルちゃんの場合は心臓が悪いので手術は無理だと思います」とさらに衝撃な説明が。
この症状はかかりつけでは診れず、数少ない中、院長が信頼できるという目の専門医を2カ所教えてもらいました。
急いだ方がいい、と直接電話して聞いて予約してくれました。
どちらも先まで予約いっぱいでしたが、その片方で通常枠では予約がとれないけど短時間でよければ、との事で翌日診療時間前に診てもらえました。
パピーの頃から診てくれてるかかりつけの院長でも診れない...藁をもつかむ思い、頼れるところが他にない状況で診てもらえなかったらどうなっていたでしょう。
診断は重度の角膜潰瘍。
外傷によるものでなく、感染からこうなってしまったようです。
ネットでこの病名で調べると、まれにあっというまに角膜穿孔(穴か開くこと)まで進行し溶けだすケースがあるという、まさにバジルのケースを見つけました。
痛みを伴うともあり、10日間ぐらいずっと両目とも閉じていたのは痛みに耐えていたのかもしれません(´;ω;)
目薬が3種類処方されました。
困った事に、働いてる我が家なのに、3種類を5分置きに、しかも間をあまり開けず1-2時間置きにしてくださいと言われました。
どうしよう。。。
考えてもしょうがないので、私が昼休みに2時間かけて帰ったりしました。
それでも全然1-2時間置きなんて無理でした(>_<)
長くなったのでまた載せます。
写真は、左が以前、右が最近のバジルです。