家の近所は子供がとにかく多い。
本当に少子化なのか?と疑いたくなるほど溢れかえっている。
引っ越して間がないときは、犬は気になるが近寄らなかった子供達。
ミッキーが生まれて、赤ちゃんと犬・・・。
絶好の興味の的となった我が家。
庭に一人、二人・・・。
子供達が集まってくる。
下は三歳、上は中学生までさまざま。
ぷ〜がいるときは、みながぷ〜の事をかまい
ミッキーがいるときは、順番に抱っこしていってくれる。
今時珍しい、人なつっこい子ばかりでとにかくかわいい。
昨日の事。
甥っ子の誕生日に、アンパンマンのあんぱんを焼こうと思い準備をしていた。
発酵の時間に入り、暇なのでミッキーと外に散歩に出ると・・・。
いたいた、今日も子供がちらほら。
すぐに寄ってきた。
しばらく話をして、ついでにアンパンマンの顔を教えてもらった。
ぷ〜は庭にいたので、みんなでぷ〜と遊ぼうとと言う事になった。
「こわ〜〜い」
といいながら、ソロソロと庭に入るとぷ〜はいつものように嬉しくって飛びかかる。
「きゃ〜〜〜!!!」
悲鳴とともに、ダッシュ。
動く物を追いかけるぷ〜は、小学生を猛ダッシュで追いかける。
命からがら・・・。と言う感じで柵を飛び越え小学生帰還。
次は誰が行く??
と肝試しの様相を呈してきた。
じゃ、僕・・・。
「きゃ〜〜〜〜!!!」
次はみんなで・・・。
「ぎゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!」
もう家の庭は、大あらわになっている。
ぷ〜も、ハーハー言いながらダッシュで追いかける。
その後、なぜか子供とパンを作ることになり
人数もいつの間にか増えてるし・・・。
そして、今日・・・。
庭でバーベキューをし気分よく昼寝に入ったぷ〜一家。
そこに
「こんにちわ〜〜〜〜」
台所の勝手口から小学生の声。
台所には、お父ちゃんがパンツ一丁で寝ていた。
ぎょ!!!!!
「おじゃましま〜〜す」
小学生5人、もう家に入ってるし。。。
お父ちゃんがイソイソ私達のいる居間に逃げてきた。
「みんなどうしたの?」
聞くと
「遊びに来た〜〜」
居間へなだれ込む5人衆。
お父ちゃん、今度は二階へ非難。
そのまま庭へズカズカ〜〜。
「ぷ〜ちゃん〜♪」
「ミッキー♪」
寝ぼけて事態を把握できないまま、庭で子供達の様子を眺める。
「ぷ〜を鬼にして、鬼ごっこしよ〜〜!!!」
それじゃ一生ぷ〜は鬼じゃん・・・。
そして、また
「きゃ〜〜〜!!!!」
始まった・・・。
あの〜〜、私らの家なんですけど・・・。
ぷ〜は、途中水をガブガブ飲みながら追いかける。
楽しそうだけど、戸惑うぷ〜一家。
台所になだれ込み、麦茶を飲んで
また庭に走る小学生。
「みんな〜。もうそろそろ、帰ろうかね〜?」
「あら〜〜。ミッキー眠そうね〜、みんな静かにしようかね〜?」
「じゃ、静かにするからぷ〜と遊んでいい?」
いやいや、絶対悲鳴あげるじゃん・・・。
なんだかんだと言い訳をして、ようやく静寂は取り戻された。。
ぷ〜はクタクタ。
小学生5人と渡り合ったあんたは偉いよ!
二階からお父ちゃんがパンツ一丁で帰ってきた。
「び、びっくりした〜〜」
「きっと、泥棒と出くわすってこんな感じかな〜?」
訳の分からない事を言っている。
妙に納得する私。
ヨネスケもこんな感じだろうな・・・。
それにしてもぷ〜ちゃん、おつかれ・・(涙)