18日19:30から「わんにゃんぴっ塾 skype会議 第4回目」が行なわれました。シニアドックバイブルがテキストとなっています。

「わんにゃんぴっ塾」とは・・・
動物病院NORIKOの院長である宮野のり子先生と、先生の下で看護士をされ、現在熊本県を中心に動物カウンセラーとして、また九州動物学院の講師、県の講演会を定期的に実施するなど精力的に活動されている、増子元美先生を中心に、広島、神戸、川崎、東京、熊本 から参加する塾生8名がスカイプを使用した会議で学ぶ勉強会です。先生方の下で、食餌、栄養、健康、介護、ペットロスについて学び、適切なアドバイスができる「わんにゃんぴっ相談室(分室)」を持つことを目標に学ぶ勉強会です。
増子先生の「全国に、心ある相談室を作りたい。しつけや食事や管理は、簡単ではなく雑誌や本通りにはいかない。だからこそ、その子にあったものを選べるカウンセラーが必要。できるだけ、飼い主さんや動物と会って、カウンセリングできるような人材を育てたい。」という思いと、私たち8名の「学びたい」という希望がかなった素晴らしい勉強会です。
わんにゃんぴっ塾も、もう今回で4回目。年内最後の内容は・・・
前回、冬にかかりやすい病気ベスト3の中にもランクインしていて、勉強した「心臓疾患」の症例(3つの質問例)を中心に講義がすすみました。強心利尿剤(化学薬品)を使い始める時期、その判断、薬害について、食餌(生食、手作り食、ドライフード)について、腸内細菌のバランス、腸の状態を良くするには?など教えていただきました。ちょっと詳しく・・・
ドライフードの表示にはメーカーにより様々であるが、基本的に表示の仕方、表示内容で、その製品の良し悪しを判断できる。書いていないものは信用できない。
食餌については、ホームメイドか生食が良い。よい食餌を食べさせ腸内環境を整えないと、食餌が栄養として吸収されない。良いと思われるサプリなど与えていても吸収しない。
高額のドライフードであっても、消化、吸収面からは無に等しい。療法食も70点ぐらいである。
手間や費用のことなどから、どうしてもドライフードを利用する場合は、胃腸の働きや吸収面から、ドライフード+αにする。
強心利用剤などの薬は、飲み始めたら一生飲み続けなければいけない。このような薬を始める時期は、出来るだけ延ばした方が良い。薬を使う時期が短ければ短いほど身体に負担が少なくて済む。
グレード1、2ぐらいであれば、サプリメントで免疫力をアップさせ、自然治癒力を高め、生活面で注意するのが良い。サプリメントとしては、核酸、オメガ3&6、フラボンR(イチョウ葉)、DMS(高麗人参)、ビタミンE、アスタキサンチンなど、その子の食餌、生活環境、性格なども吟味して組み合わせる。
サプリだけでは一生は無理、どこかで薬は与えることになる。薬を飲む時期を遅らせれば、10飲まなければならない薬を、2分の1の量でですむようにできる。
金額面では、強心利尿剤を飲むのが1番安上がりで約5,000円/月、サプリで心臓を維持しようと思うと高額になる。大型犬だと2,3万/月である。
薬害、副作用としては、ろ過するという役割から肝臓、腎臓への影響がある。肝臓への影響はかなりある。解毒が必要。薬とサプリは併用できる。
口の中の細菌から心臓疾患とも考えられる。
口の中は清潔にしないといけない。
磨くことが1番であるいが、出来ない子はスプレー式や乳酸エキス(乳酸B)なども効果がある。
その他、腸内の環境を良くすることの重要性についてや、良い食材でよい調理法で、旬のものに逆らってはいけない、水も大切である、などの講義がありました。