今日の23時からのニュース「ZERO」で、福岡の動物管理センター内がTVで紹介されました。
私は何度も声を上げ、泣きながらそれでも最後まで見届けました。
あのガス室の構造、この世の最後に過ごす場所があんなところなんて・・・。
同じ命なのに、生まれた場所によってその運命は大きく違ってきます。
いえ、望まれて生まれた命でも、人間の手によって葬られることも少なくありません。
もう一度、命について考えてみたいと思います。
同じ命、生きる為に授かった命です・・・。
施設で生まれた「ハナちゃん」です。この子には避妊手術を施しました。
親兄弟も無く、時々、仲間の猫に虐められながらもたくましくいきています。
この子も施設で生まれた「ウリちゃん」です。男の子ですが、とっても気持ちの優しい子です。
親猫に瓜二つだったので、ウリって呼んでます。
5匹兄弟でしたが、生き残ったのはこの子だけでした。私の足元にまとわりついて、靴を枕に休んでいます。
左が「こぶち」です。母親を「ぶっちー」って呼んでいたので、その子供だからこぶち。ウリのお母さんです。
右が「キャット」キャットフードの絵に似てるのでこう呼んでいます。
この子は大きくなってから施設に来ましたが、ここで自分が生んだ子にもほかの子にも、
同じように愛情を分け合い子育てをしました。
人にもらったお弁当のおかずを咥えて、仔猫に分け与える姿に私達は感動しました。
そしてこの子は今日初めてやってきました。まだ月齢2ヶ月程度でしょうか。
かわいそうに寒さなのか、恐怖なのか分かりませんが震えていました。
カリカリフードを上げると、上手に食べることができました。
この寒空のした、少しでも暖かい場所で寝ることができてるのでしょうか。
明日も来てくれればいいのですが・・・そして、できれば保護してあげたいのです。
先日この本が新聞で紹介されていました。
阪神大震災後の傷ついた心を、被災した動物達に癒されたというお話です。
私達はこんなにも普段の生活の中、知らず知らずのうちに動物に癒されています。
私達がこの子達にして上げられることも、きっとあるはずだと信じています。