今、妹のところで保護している仔猫「ナルト」です。
保護したときは、ノミとダニが酷くて、鳴くこともできない状態でした。
こんなにピンクの可愛い肉球、でも、この子も捨てられていた子なのです。
今ではこんなに元気になって、先住猫のサスケに甘えています。
最初心配してた声も出るようになり、サスケにいたずらするくらい元気になりました。
そしてこの週末、同じ千葉県で里親さんが見つかり、
小学生のお子さんの弟として、迎え入れられることになりました。
妹は、その方と何度も連絡を取り合い、きっと幸せになれるだろうと判断しました。
ナルくん、良かったね♪幸せになってね・・・。
こうしてナルトには、温かい家族ができましたが、この子の保護の前にはこんな出来事もあったんです。
ナルトの前に、妹の子供が公園で保護した仔猫たちです。
全部で6匹、でも保護した日は8月19日、千葉は猛暑のまっただ中でした。
しかもこの子達、へその緒が付いたまま、ティッシュの箱に入れられて、
その箱が入っていたスーパーの袋は、くくられて公園のベンチの下に捨てられていたんです。
この記事を書きながら、またしても涙が出てきました。
保護した時、6匹の中の1匹は、すでに痙攣を起こしており助かりませんでした。
以下の画像は、この子達が「生きたい!」と願った思いを込めてアップします。
まだ目も開いていないこの子達に、そんなむごい事をしたのは人間です。
右の画像のサビ柄の子には、へその緒が付いているのが分かります。
ミルクも上手に飲むことが出来なかったと聞きます。
それでも、この子達は、懸命に生きようと頑張りました。
昼夜を問わず妹は世話をしましたが、その甲斐なく、
1匹、また1匹と命の灯火は消えていきます。
そしてとうとう、まだ名もない小さな命は、みんな空へと旅立ちました・・・。
こんな事があっていいのでしょうか。許せません!
この子達を保護した子供の気持ち、そして目の前でその命が消えてしまう辛さ・・・。
考えてほしいものです・・・。
ナルトの嬉しいお知らせだけで終わらせたかったのですが、
どうしてもこの子達の事を知ってもらいたくて記事にしました。
最後が、つらい内容の記事になってしまい、申し訳ありませんでした。
短い間でしたが、この子達が必死に生きた証を残してあげたかったのです。
今後、こんな事がなくなりますようにと願いながら・・・。