ビビと私達を応援してくださった皆さん、本当にありがとうございました。
ビビは、昨日18時50分、犬の中でママの腕の中で静かに息を引き取りました。
「ビビ頑張れ〜! 頑張れ〜ビビ〜・・・」と、ママと娘と息子立ちは叫び続けました
・・・ライス、イチゴ、カリンは異様なふいんきを察して私達のそばで様子を見ていました。
そしてビビは私達の声に答えようと最後まで頑張ったように見えました。
一度は心臓が止まったもののママの心臓マッサージで一度は蘇生しました。
・・・が、やはりもう無理でした。
ママの涙がビビの体に落ちました。息を引き取ったビビをかわるがわる娘と息子に抱かせ、私が最後に抱きしめてキスをしてあげました。
「よく頑張ったね、苦しかったねぇ、ごめんねぇ、また戻っておいで・・・」私も声をあげ泣きました。
今もこれを書きながら涙が溢れることを抑えられません。
なぜ、こんな事になってしまったのか・・・ やはり私達の責任としか言いようが無いのです。
異物を食べたのに気が付かなかった。それがきっかけでビビの体調は恐ろしいほど狂い始めました。また当分の間、自分を責める時間が続くのか・・・ビビを抱きしめながら私の心の中ではもうひとつの気持ちがありました。「もう犬なんか飼わない・・・こんなに悲しい思いはもういやだ!」と。 でも・・・
点滴の針を彼女の腕から抜いた時、彼女の血液はもう薄いピンク色をしていました。こんな血液でよく頑張ったね。と、悲しさがより一層重複されて私の心を締めつけました。
昨日の朝、先生の所へ行き点滴を打っている時、先生は「突然元気になる事もありますから頑張りましょう。」と言ってくださったが奇跡は起きなかった。
先生にも大変なご迷惑をおかけしました。
昨日は休診日なのにビビだけのために大切なプライベートな時間を2時間以上も使わせてしまった。12月後半からずっとだった。
水曜日の夜は、私とママさんと二人、ビビさんに付ききりで看病をした。 ビビは動けたとしても、生まれたばかりの大型動物の赤ちゃんのようにしか歩けずオシッコも寝たまましてしまうからだった。 うなるたび、動こうとしようとするたび何度も何度もさすったり声をかけて励ました。
木曜日、最悪の場面を予想した私は会社を休んだ。 ずっと彼女のそばについていてあげたかった。
そして・・・
娘はビビの乱れた毛を丁寧にとかし、消毒用タオルで体も綺麗に拭いてあげていました。
息子はただただ声を上げて泣いていました。
苦しみから解放されたビビは安らかな顔になって今も写真と同じふうにして皆がいつも居る居間に寝ています。
丸1日がたとうとしています。
荼毘にふすのは明日か、明後日か・・・
幸い、私が以前販売を委託されていた遺体保存キッドがあったので冷たい氷をビビさんの体に当てなくても綺麗なままで居てくれる。1日でも長くそばに置いてあげたい。 リミットは100時間。
しかし、残ったライス、イチゴ、カリンはビビの遺体をもう自分達の仲間とは認識していないのも良くわかった。
ビビを一生懸命隠そうとする。 鼻で泥をかけるような仕草。
彼らにとってはビビの遺体は変な匂いがする異物なんだろう。
多分、明日ビビとの最後の別れになるだろう。
繰り返しになりますが、応援してくださった皆さんに心から感謝いたします。
本当にありがとうございました。