夜が明けました、朝が来ました、今日になりました、一日の始まり。いつもの朝・・
あの日から昨日で丸五年。もう五年、まだ五年。今まだ昨日の事のように甦る。
午後2時46分、手を掌わせ黙祷を捧げました。いろんな想いを懐きながら・・
地震が起きた時の事、揺れ続ける余震の中で眠れぬ夜を過ごした事
仙台で被災した長男と連絡が取れず安否不明だった事、義弟家族が
放射能から逃れ我が家に避難してきた事、食料品やガソリン・灯油など
物資の無い中で過ごした日々の事、目に見えぬ放射能への恐怖etc・・
思い出すと今でも胸が締め付けられ苦しくなってしまいます。
決して忘れ去ることなどできないだろう、あの日のことを、いつか・・
いつか我が孫へ「あの時はね・・」と話してあげたいと思う。伝えたい。
それがあの震災の中で生かされ、今をこうして生きている私達に課せられた
役割だと思うから・・。あの震災を風化させないために、被災地の復興の
ために、生まれ育った大切な我がふるさと「福島」のために、今もこうして
暮らしている「福島」のために。これからも、この先も、ずーっと・・