東日本大震災と東京電力福島第一原発事故から八年。14時46分 黙祷
テレビのニュース報道や情報番組での震災にかかわる報道など、それらを
目にするたび耳にするたび何を見ても何を聞いても涙が出て泣けて泣けて・・。
それって歳とって涙腺が緩んじゃったせい?かもしれないけど。ちょっと辛い。
あまり多くを言葉として文字として発したくなという気持ちもある。でも・・
あの日から八年。もう八年、まだ八年。今まだ昨日の事のように甦る。
地震が起きた時の事、揺れ続ける余震の中で眠れぬ夜を過ごした事
仙台で被災した長男と連絡が取れず安否不明だった事、義弟家族が
放射能から逃れ我が家に避難してきた事、食料品やガソリン・灯油など
物資の無い中で過ごした日々の事、目に見えぬ放射能への恐怖心
そして、生まれ育った実家が家屋も庭も何もかも全壊し無くなった事とか・・
思い出すたびに今でもギュっと胸が締め付けられ苦しくなってしまう。
決して忘れ去ることなどできないだろう、あの日の事だけど、いつか
我が孫たちへ「あの時は・・」と話してあげたいと思う。伝えたい。
それがあの震災の中で生かされ今をこうして生きている私達に課せられた
役割なのかなぁ‥と思う。生まれ育った大切な故郷「福島」のために、
今もこうして暮らしている「福島」のために。これからも、この先も、ずーっと
続いていくであろう被災地と言われる「福島」のために。そして自分自身のため。
もう八年、まだ八年、長かったような八年、短かったような八年。八年という歳月・・
八年という歳月が経ったからの思いや八年が経ったから思えること・・それぞれの八年。