ちょここさん、こんにちわ〜！
文章にするのが下手なので、難解な説明になってしまいましたね。(^^;
えっと、例えばコットンさんなら、
成犬時の理想体重が3.2kgとして、既に成犬であると仮定して、
(1)は、3.2×3.2×3.2＝32.768 で、
(2)の代謝体重が、2.392558049 で、
(3)の安静時の代謝エネルギーが、2.392558049×70＝167.4790634
およそ167.5kcalですね。
これは、ケイジレストして動かずにじっとしていても、
一日呼吸して生きるだけで必要なエネルギーです。
で、この数値に、
(4)の年齢や運動量、状況、環境などの係数をかけると、
一日のエネルギー要求量が出るわけです。
例えば、係数を1.7〜2.0とすると、
284.714kcal〜334.958kcalとなります。
ところが、この係数、学者さんによって、いろいろな説がありまして、
…というか、計算式自体、いろいろあるんですけどね〜。(^^;
(3)の安静時の代謝エネルギー RER を求めるも、
体重(kg)×30＋70という式ですと、3.2×30＋70＝166kcalになります。
(4)のエネルギー要求量 DER を求めるのも、
体重(kg)の0.88乗×100
体重(kg)の0.75乗×128
体重(kg)×60＋140
などなど、いろいろあります。(^^;
さらに、
反映係数といって、犬種や活動量、生理的状態、疾患、ストレスなどを
考慮しているものもあります。
ですから、実際計算してみると、ものすごーく幅があるんですよね。
要するに、あくまでも、目安ということですね。(^^;;;
しかも、アメリカのフードは、米国在住の犬が基準ですから、
狭い日本家屋に暮らす犬のことは、袋書きにはありません。
よって、そのまま与え続けると、肥満へまっしぐらか、
運動も十分なら、かなりのオーバーサイズに成長するか、
食べ過ぎで消化吸収不良が起こり、下痢になったり、
内臓の負担過多で代謝不良になったり、いろいろと起こり得るようです。
「どんなに食べさせたって、遺伝子情報を無視して、
持って生まれた設計図ＤＮＡ以上に大きくならない」
というヒトもいますが・・・これは、さすがにおかしな理屈ですよね。
人間の社会を見ていれば、栄養が不足しても過多になっても、
設計図どおりのサイズになるとはいえませんよねぇ。
噂によると、日本の室内犬は、
アメリカのインアクティブ犬よりさらに少なく見積もって、
袋書きの給与量の8割くらいに減らしてちょうどいいと、
いう話ですが、真偽のほどはわかりません。
最終的には、うんちくんの状態をみて、
また、太ってきた、痩せてきたという観察をもって、
それぞれに合う給与量を決める必要があるということでしょう。
母は、らいすの場合、ほとんど家で寝てるし、
ちょいと増えるだけで、消化不良を起こし下痢するのが目に見えているので、
体重(kg)の0.75乗×70 の安静時エネルギーから始めますが、(^^;
通常は、体重(kg)の0.75乗×100〜120
即ち、体重(kg)の0.75乗×70×係数1.4〜1.7くらいの範囲で、
初めの給与量を決めるといいのではないでしょうか？(^-^) | 
