キャバリア らいす の Blog

July, 2008
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PROFILE
らいす

【犬種】Cavalier King Charles Spaniel。 【生年月日】1997年 4月30日生まれ 【年齢】11歳 2ヵ月 【性別】女の子 【性格】おっとり、のんびり、おとなしい。裏を返せば、こわがり、おまぬけ、さみしがり。 【特技】噛まずに丸呑み、ゆえに早食い。 【特徴】いつまでも童顔…。 【通称】ネコイヌ(イタチイヌ) 【愛称】らいちゅ、おこめちゃん、およねばあ、あまちゃん、ひめた、りも、などなど。          2005年 6月27日から僧帽弁閉鎖不全症のお薬とお付き合いを始めました。  ********************

らいす母

【略称】母、米母、おかあちゃま。【性格】のんきだけど、あわてんぼうでおっちょこちょい。心配性。極めて不器用。【特徴】らいす溺愛の超親バカ、試したがりの実験好き、知りたがりの質問魔。らいすの健康管理がライフワークです。                ********************

ぶちゃいく・しもぶくれーず

きゃばらいす 別館。らいすのぶちゃいく顔・しもぶくれ顔を集めた写真館です。このところ更新を怠ってます。。。
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らいすの心臓のお薬
直前の記事以前の記事 でも、らいすのお薬について書きましたが、
再度まとめを。

2007年10月12日現在 らいすのお薬は、下記の3つです。

・ACE阻害剤のフォルテコール:2005年 6月27日から
・ループ利尿薬のフロセミド:2007年 4月 5日から
・カリウム保持性利尿薬のスピロノラクトン:2007年 5月 2日から

2007/10/14 22:50 加筆しました。

現在の投与量は、
・フォルテコール 5mg錠 :1/2錠(=2.5mg)/回×2回/日=5.0mg/日
・フロセミド40mg錠   :1/6錠(=約6.6mg)/回×2回/日=約13.2mg/日
・スピロノラクトン25mg錠:1/4錠(=約6.2mg)/回×2回/日=約12.5mg/日



ACE阻害剤について。

ACE阻害剤、angiotensin-converting enzyme inhibitor 、
アンジオテンシン(アンギオテンシン)変換酵素阻害剤(略してACEI)の
フォルテコールは、もう2年3ヶ月、長いおつきあいになりました。

ACEIは、日本では5種類ありますが、僧帽弁閉鎖不全症の第一選択薬ですね。

ただ、僧帽弁閉鎖不全症と診断された無症状のキャバリアが対象だった
2002年の研究 (SVEP study) では、ACEIを飲んでも飲まなくても、
心不全になるまでの時間に有意差無しという結論が出されています。

この研究結果が、獣医さんが仰っていた『キャバリアにはエビデンス無し』
というお言葉の根拠だと思われます。

前にお話しした cavalierhealth.org にも書いてありましたが、
キャバリアの僧帽弁閉鎖不全症は、他の犬種の僧帽弁閉鎖不全症とは
ちょっと違うタイプ(年齢とか進行の速さとか)ということなのでしょうね。

さて、フォルテコールの用法では、“1日1回経口投与”となっていますが、
らいすは、2回にしています。

なぜそうしたのか?というと・・・大した理由もないんですが〜(汗)

本来、体重7.0kgのらいすなら、1日1回、1/2錠の2.5mgが規定量です。
つまり、1日量5mgは、その2倍。
らいすの体重7.0kgで計算すると、約 0.7mg/kg になります。
(用法用量の範囲の上限は、1.0mg/kg ですが)

2倍の量を一度に飲むと、血中濃度が一気に上がって、
血管が拡張しすぎて低血圧になったり失神しちゃったりするのかな〜?
・・・なんて心配から、とりあえず1日2回に分けて様子を見たい!
と申し上げたんです。

失神を経験している身としては、あれは本当に恐怖ですから。
意識がなくて全身弛緩・・・死んじゃった!?と思いましたからねぇ。(汗)

その後、今日に至るまで、1日1回で5mgを飲ませたことがないので、
母の心配がアタリかハズレか、確認できていないのですが、
1日2回で試してみてわかったメリットがあります。

実際、1日1回より1日2回にしてからの方が、咳が減って調子がいいんです。

後で、ある獣医さんにうかがったら、らいすのような段階になると、
「1回となっているものでも、2回で投与しますよ〜(ニッコリ)」
と仰っていました。
1日2回の方が反応がいいそうです。

そうか、そうだったのか・・・ということで、今も1日2回で与えています。


【2007/10/14 22:50追記 ↓ここから↓】
ACE阻害剤フォルテコールの投与量の変遷について、書き忘れました。
当初から上記の量ではありませんでした。
(本日より、さらに増量してお試し中です。笑)

2005年 6月27日〜 :1/2錠(=2.5mg)/回×1回/日=2.5mg/日 [0.36mg/kg]
2007年 3月15日〜 :3/4錠(=3.75mg)/回×1回/日=3.75mg/日[0.54mg/kg]
2007年 3月31日〜 :1/2錠(=2.5mg)/回×2回/日=5.0mg/日 [0.71mg/kg]
2007年10月14日〜 :3/4錠(=3.75mg)/回×2回/日=7.5mg/日 [1.07mg/kg]

※ノバルティス アニマルヘルスのフォルテコールの用法・用量には、
   『犬:体重1kg当たり塩酸ベナゼプリルとして
      0.25mg〜1.0mgを1日1回経口投与する。』
  と記載されています。
※体重1kg当たりの量は、らいすが飲んでいる1日の量を
  「1日1回で投与していたら〜」と考えて計算しています。
※らいすの体重は、7.0kgで計算しています。

投与開始から1年7ヵ月もの間、『体重別通常投与量』で与えていましたが、
2005年11月14日、初めて咳を耳にした後、速やかに増量していたら、
もっと早く獣医さんからACEIについての情報を得ていれば、
もう少し進行を遅くすることができたかもしれないな〜
・・・と思ってしまいます。
「タラレバ」とわかっていても。

イヌの僧帽弁閉鎖不全症の治療において、
「ACEIは、投与量の範囲内でできる限り多い量にして、1日2回にする」
「たとえ添付文書に1日1回と書いてあっても、1日2回にして問題ない」
と、母はうかがいました。
こういうお話って、
どちらの動物病院の先生もなさっているんでしょうか???
【追記 ↑ここまで↑】


次に利尿薬について。

かつての獣医療では、心臓病がある程度進行すると、当たり前のように
利尿薬が投与されていたそうですが、最近は違うようです。
肺水腫の治療(できるだけ早く肺の水を抜きたいとき)に投与するのが、
今時の獣医療と聞きました。

そして、肺水腫が治ったら、止められるようなら止める、ようです。
でも、利尿薬をやめた後、再び肺水腫になるとか、咳が鎮まらないとか、
QOL が障害される時は、利尿薬を継続投与するケースもあるそうです。

肺水腫では、即効性があって利尿効果の高いフロセミドが選択されると
聞いていますが、肺水腫が治った後は、フロセミドとは限らないようです。
また、利尿薬を長期に投与する場合は、症状を抑えられるギリギリの量まで、
減らせるだけ減らすようです。

上記の点から言えば、
らいすは“かつての獣医療”ということになりますかね。

フロセミドを飲み始めたのが4月5日。
あの肺水腫様症状になったのが、4月25日。

開始当時の投与量は、40mgの1/4錠×2回と、現在の量より多いです。
1回分が10mg、体重1kg当たりで換算すると、1.4mg/kg BID となります。
お薬を処方してくださっている病院とは異なる2軒の病院では、
「病態を考えると、この投与量はかなり多い方」だと言われました。

が、それでも、肺水腫様症状になったので、お薬を止めるのは不安でした。
結局、発作から3ヵ月後の7月下旬に、現在の量に減らすまで、
当時の量のまま投与し続けました。

減量を決めたのは、前に 血液検査結果 の記事 で書きましたが、

フロセミドの投与と血清アミラーゼの値の関係 が気になったからです。


イヌで、フロセミドとアミラーゼ値の関連を示す文献は見ていないのですが、
他の病院の先生の「投与量が多め」という見解をうかがっておりましたので、
「利尿薬を減らしても体調を維持できるなら、その方が良いかも?
 わざわざ腎臓に負担をかける必要はないよね〜」
と思いました。

お薬を処方してくださっている病院は、
フロセミド長期投与の腎臓に対する安全性も説明してくださいましたが、
他の2軒の病院は、今時の獣医療的お考えだったこともあり、
母には疑問が残ったので、フロセミド減量を決めました。
もちろん、病態が悪化すればすぐに元の量に戻すとお約束をして。

あれから2ヵ月半、アミラーゼの値は検査する病院によって、
“正常”と“異常”の差がありますが、慢性膵炎の急性増悪はありません。
また、臨床症状(発咳など)の悪化もありません。


もう一つの利尿薬スピロノラクトンは、カリウムの低下傾向を懸念して、
また、心保護作用に期待して、投与開始しました。
スピロノラクトンは、当初から投与量を変更しておりません。



らいすが今飲んでいるお薬以外にも、
僧帽弁閉鎖不全症・心不全に投与されるお薬はあります。

追加してプラスになるなら、追加しよう。
変更してプラスになるなら、変更しよう。

そう考えています。

新しいお薬の候補・・・
カルベジロール、アテノロール、ピモベンダンなどなどについては、
また別の記事で。

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http://dog.pelogoo.com/rice/rtb.php?no=1192243379780680



この記事への返信
こんにちは!
さきほど私もらいす母さんにメール差し上げました。
ご協力ありがとうございます〜m(_ _)m
メールいただいたときに↑の画像化したアドレスに気づきました(笑)おせー(^^;)

らいす母さん、本当に勉強されてますね〜
私、お薬の知識、ほとんどないです゛(6 ̄  ̄)ポリポリ
私も一緒に勉強させてください〜
Posted by えこりん♪ | 13:41:37, Oct 13, 2007
haruです。
昨晩、かの蒼いイルカさんにこちらのブログをお伝えしました。
何かご相談があるかと思いますので、お忙しいところ恐れ入りますが宜しくお願いします。
病気カテゴリを拝読しました。
とっても勉強されていて、ためになりました。
私、ブログの他にもHP(http://tsukune.web.fc2.com/index.htm)を運営しており、そちらに病気についてのページがあります。
もし宜しければ、HPにこの記事のような内容を寄稿していただけないかなと思います。
具体的で、とても役立つと思いましたので。
また、闘病記のページもありますので、らいすちゃんの闘病記事の転載を許可頂ければと思います。
ご一考の程、宜しくお願い致します。
Posted by haru | 17:40:11, Oct 14, 2007
えこりん♪さん、こんにちわ〜!
レスが遅くなりまして、すみません。

こちらこそお手数をおかけしました。m(_ _)m
いえ、わかりづらいな〜と母も思っているのですが、(^^;
スパム撃退のために、この方法くらいしか思いつかなくて。
ご容赦ください。

先生方を信用していないわけではないんですが、
病院によって仰ることが違ったりすると、混乱してしまうんですよね。(爆)

母の性格が悪いのかな?(^^;;;
疑問があるとどうしても前に進めないないんですよね。
でも、病院の先生もお忙しいので、母の「なぜ?なぜ?」攻撃には、
そうそうおつきあいいただけませんよね。
一度「調べてみます」と申し上げたのがキッカケかしら?
いつのまにか、お話をうかがって、わからないことは宿題にして、
自宅学習して、次回質問するのが恒例になってしまいました。(汗)

素晴らしい教科書が一冊あれば、苦労しなくて済むんだけどな〜
と、いつも思っています。(笑)
Posted by らいす母 | 02:22:27, Oct 15, 2007
haruさん、こんにちわ!
わざわざお知らせくださり、ありがとうございます。m(_ _)m
らいすが不調になるたびに、
必死になってネットで調べた経験がありますから、
他人事とは思えませんでした。
蒼いイルカさんは、日本にお住まいではないとのこと、
どんなに心細いかと存じます。
同じ病気ということで、少しでもお役に立てたらと思っています。(^-^)

haruさんのHPを拝見いたしました。
HPを作られる原動力となった乙音ちゃんへの愛は
並大抵ではないと感じました。
母なら、悲しいと嘆くだけで終わっていたことでしょう。

まるで自分のことを話されているようで、読み進めながら、
何度も「そうそう!そうなのよね!」とうなづいておりました。
母も少し前まで、大切な我が子のことなのに、
獣医さんにおまかせの、病院に行っていれば安心と思っていた
普通の飼い主でしたから。
もっと早く拝見していたら、
母はもっと早く勉強していたかもしれません。

母の経験の中にお役に立てる話があるなら、喜んでご協力したいと思います。
でも、できれば、らいすの病気についての記録は、
このブログに留めておきたいと思います。
過去ログを読み返すと、あれれ?(^^;と思うような内容もあります。
でも、母の勘違いや間違いも含めて、その時その時の考えたことを、
らいすとの時間の記録として残しておきたいと思っています。

うまくいえないんですけど、
最近は、病気に関する話題ばかりですが、
闘病記のつもりで始めたブログではないので、
病気のことは、ずいぶん端折って書いてあります。
らいすが調子が悪いときほど、記事が減っています。(汗)
実際は、過ぎた時間の分だけ、病院に行った回数の分だけ、
経過があります。
ですが、母自身、もう忘れてしまっていることもたくさんあります。(笑)

いつか、らいすの病気に関して、
きちんと書き留めたHPなりブログなりを作りましたら、
その時は、あらためてお願いしたいと思います。(^-^)
Posted by らいす母 | 12:06:57, Oct 15, 2007
haruです。こんばんは。
蒼いイルカさんからメールが届いたこと、お知らせ頂きありがとうございます。
蒼いイルカさんから、「頑張って勉強します」というメールが届きました。
らいす母さん、えこりん♪さん、皆様親身になって頂き、私からもお礼申し上げます。

「他人事とは思えない」・・そうですよね!

私のHPへの記事の転載についてのご意向は了解しました。
また機会がありましたら、是非お願いしますね。
Posted by haru | 23:17:20, Oct 17, 2007
haruさん、こんにちわ!
お返事が遅くなりまして、すみません。

こちらこそお礼を申し上げます。
お世話になりました。

僧帽弁閉鎖不全症のステージ別お薬の処方など、
日本での治療について、母の分かる範囲でお話しさせていただきました。
お薬の成分名(製品名)など、初めて聞く言葉ばかりで、
きっと戸惑っていらっしゃると思います。
でも、蒼いイルカさんなら、大丈夫ですよね。(^-^)
きっと、ワンちゃんに合ったより良い治療を
しっかりと見つけられると思います。

haruさんのブログのアンケート結果を拝見しました。
病気の治療法を知りたいと思う方がけっこういらっしゃるのですね。
インフォームド・コンセントって、
ヒトの医療よりも、遅れているのかな〜?と感じました。

獣医療も、獣医さんと飼い主が協力しないとできないこと、
協力するためには、飼い主も勉強しなければならないこと、
haruさんのサイトをご覧になって理解する方が増えるといいですね。(^-^)
これからも宜しくお願い致します。
Posted by らいす母 | 20:19:26, Oct 18, 2007


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