きゃばらいす:らいすと母の遠足　第3話

January, 2016

PROFILE

らいす

【犬種】キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル　Cavalier King Charles Spaniel　【生年月日】1997年 4月30日生まれ、丑年、牡牛座　【没年月日】2011年11月18日　【没年齢】14歳 6ヶ月20日　【性別】女の子　【性格】おっとり、のんびり、おとなしい。裏を返せば、こわがり、おまぬけ、さみしがり。　【特技】噛まずに丸呑み、ゆえに早食い。　【特徴】いつまでも童顔…。　【通称】ネコイヌ（イタチイヌ）　【愛称】らいちゅ、おこめちゃん、およねばあ、あまちゃん、ひめた、りも、などなど。　　　　　　　********************

らいすの助っ人

2005年 6月27日から僧帽弁閉鎖不全症のお薬とお付き合いを始めました。　ACEIベナゼプリルは 6年 4ヶ月23日間、ピモベンダン＆硝酸イソソルビドは 4年 0ヶ月18日間服用しました。　2011年11月18日、助っ人の役目を終えました。　　　　　　　　　********************

らいす母

【略称】母、米母、おかあちゃま。【性格】のんきだけど、あわてんぼうでおっちょこちょい。心配性。極めて不器用。【特徴】らいす溺愛の超親バカ、試したがりの実験好き、知りたがりの質問魔。らいすの健康管理がライフワークです。　　　　　　　　　　　　　　　　http://twitter.com/ricehaha　http://twitter.com/cavarice　********************

ぶちゃいく・しもぶくれーず

きゃばらいす別館。らいすのぶちゃいく顔・しもぶくれ顔を集めた写真館です。このところ更新を怠ってます。。。　　　　　　　　　　　　　　　　　　http://rice.a-thera.jp/　********************

らいす＆らいす母

みなさん、長い間、応援してくださって、ありがとうございました。　2011年11月18日、らいすは、先に虹の橋へ行き、後から来る母を待つことになりました。

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らいすと母の遠足　第3話

2/13（水）、昨日は3回目の大学病院の日でした。

前回の11/14（水）に予約してから3ヵ月。
いやぁ、本当に長かったです。

咳込みが続いた時は、2月なんてのんきなことを言っていないで、
さっさと予約を変更していただいて、すぐにでも行くべきでは？と考えました。
が、例によってグズグズしている間に予約日を迎えました。（爆）

長かったと感じていたからでしょうか、
動物医療センターに着いて受付で診察券を出した時、妙な達成感がありました。

らいすに元気がない状態なら、遠足なんて到底無理ですものね。
3ヵ月後の遠い未来の予約をキャンセルしないで、ここにこうして来れたことの
喜びというか・・・（笑）
らいすを膝に抱いて、「戻ってこれてよかったね～」と言っておりました。

※やたらと長文です。興味のある方だけどうぞ※

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さて、今回の遠足には、大きく分けて3つの課題がありました。
1つめは心臓、2つめは腎臓、3つめは肝臓です。

12月の心エコーでは逆流の程度が軽くなっていると言われていましたが、
FSはほんの少し下がっていました。
NT-proBNP検査では、昨年の9/25が2,971pmol/Lだったのに対し、
12/25は1,141pmol/Lになっていました。
でも、現在の心雑音は、昨年の12月よりも更に大きくなっています。
「結論として、心臓は良くなってるの？悪くなってるの？」が第一の疑問です。

尿比重が異常に低いことは、先日の記事でお話ししましたが、
かかりつけの先生が仰るように、「腎機能不全の状態になってしまったの？」が
第二の疑問です。
血算（血液検査）の赤血球数・ヘモグロビン・ヘマトクリットの値の低下は、
エリスロポエチン不足による「腎性貧血のサインなの？」の答えも知りたいです。
そして、腎不全の仲間入りをしたならば、「食事は？飲水量は？お薬は？」も
是非教えていただきたいところです。

「血液検査のALT値の上昇はなぜなの？肝臓も悪いの？」が第三の疑問です。
これには「ピモベンダンのせい？飲み続けていて大丈夫？」という疑問も
含まれます。

まず、いつものように検査前に問診、この3ヵ月間の様子をお話ししました。
それから、らいすを預けていろいろな検査が行われます。
そして、いよいよ診察です。

今回「いただける範囲で検査結果をください」と申し上げるのを忘れたので、
検査の詳細がわからないのですが、
いつもの心エコーとX線と心電図と血液検査に加えて、腎臓と肝臓のエコー、
尿検査が行われたと思います。（カテーテルで採尿したのかな？）

≪心臓について≫
結論から先に申し上げると、ズバリ、良くなっていました。

心エコーの左室内径・LA/Ao比・FS の数値は、
拡大した心臓が小さくなったこと、心臓の収縮性が良化・維持されていることを
示していました。
X線写真の読影からわかるVHSの数値も、やはり減少していました。

※ VHS法
　　　　椎体の4番目(T4)から数えて“何個分”に相当するか？です。
　　　　長軸 x 個分＋短軸 y 個分＝合計 z 個分として、値を求めます。
※ VHSの正常範囲（上記 z の値）
　　　　ペンシルバニア（ペンシルベニア）大学によると、
　　　　　　9.7±1.0V、つまり、8.7～10.7V です。
　　　　らいすを診て下さっている大学病院の先生によると、
　　　　　　8.5～10.5Vのようです。

ピモベンダンを始めて3ヵ月半、ここまでは順調です。
とても効いているようです。
QOLを維持する効果については、合格だと思います。
ですが、まだ3ヵ月半、これから先の効果については？？？です。
また、延命効果についても？？？です。

ピモベンダンは強心薬ですから、延命については最初から期待していませんが、
もしも、余命の短縮と引き換えに、今の穏やかな生活を得ているのだとしても、
らいすが苦しくないなら、元気に過ごせるなら、
母はピモベンダンを使いたいと思いました。そして、今与えています。
でも、余命をものすごーく短くするとわかっていたら、話は別だったかも。

それから、NT-proBNP検査ですが、先生にお聞きしたところ、
「数値が下がったことを素直に喜んでいい検査です」というお返事でした。
これで、ようやく万歳ができます。（笑）
まだ4桁ですが、1回目の半分以下になったのですから満足です。
お薬が効いていること、この検査でも証明されたということですね。

≪腎臓と肝臓について≫
まず、腎臓と肝臓の超音波検査の結果は、問題なし（正常）でした。

肝機能の血液検査もしてくださったかどうかはわからないのですが、
とりあえず、肝臓は正常ということで、特に何もなしです。

しかし、尿比重は低かったようです。（数値は聞き忘れました。汗）
そこで、現在飲んでいるお薬の利尿薬スピロノラクトンを中止して、
2週間後に尿比重を再検査することになりました。

まだ今までのお薬が残っているので、なくなるまではそれを飲ませます。
そして、2/21（木）の夜から、スピロノラクトン抜きのお薬に変更です。
フォルテコール、ピモベンダン、ニトロール（徐放）の３つになります。

ということで、4回目の遠足は 3/5（水）に決まりました。
尿比重の再検査で、利尿薬を中止したにもかかわらず低いままだったら、
腎機能を調べるために、イオヘキソールクリアランス試験を行うことに。

さて、どういう結果になるでしょうね～？

≪母の感想その１≫
もしイオヘキソールクリアランス試験を行うことになったら、
4時間かかるのでらいすも大変です。
途中で食べさせてあげられるのかな？会わせてもらえるのかな？とか、
気がかりもいっぱいありますが、最も心配なことは検査の前段階。
イオヘキソールという造影剤に、らいすがアレルギー反応を起こさないか？
ということです。
らいすは、小さい頃からなぜかお薬との相性があまり良い方ではなくて、
ワクチン、抗生剤、フィラリア薬などいろいろ中ってきましたから、
少々不安です。

スピロノラクトンは利尿剤といっても利尿効果は低く、らいすの場合、
抗アルドステロン薬としての心保護効果に期待して飲ませているようなものです。
中止して尿比重が正常に戻ったら、尿比重の低下はスピロノラクトンのせいで、
腎臓の機能不全の疑いは晴れるのでとっても嬉しいです。
しかし、服用しているお薬から、スピロノラクトンを抜くといういうことは、
スピロノラクトンに担ってもらっていた利尿作用は得られなくなるわけで、
わずかな利尿効果であっても無くなると心臓がしんどくなってしまうのでは？
という心配もあります。

イオヘキソールクリアランス試験の結果、腎機能の低下が認められたら、
利尿薬スピロノラクトンは中止のままかな？
尿比重が低くなっても、心臓のためには再開した方がいいのかな？
今、母の頭の中には、疑問が溢れています。

≪母の感想その２≫
かかりつけの先生から「大学病院で聞いて」と言われていたこともあって、
母、一生懸命予習しました。
そのおかげで、メモはぎっしり、お尋ねしたいことはてんこ盛り。（爆）

のんびりしていると質問できないまま帰ることになる！という苦～い経験から、
聞きたいことは先に全部言ってしまえ～！と肝に銘じた母は、
検査前の問診の段階で、弾丸のように喋りまくり。（汗）
途中で息切れしました。（爆）
また、らいすの診察に時間がかかり遅れが出たら申し訳ないと焦りまくり。（汗）
たぶん、普段の3倍速くらいの早口だったと思います。
しかし、早口になると、噛むんですよね。（恥）

母はらいすの代弁者ですから、しっかり伝えなければならないわけで、
症状・検査結果・質問のレジュメを作成して持っていった方がいいかも？

≪母の感想その３≫
今回は、まだ検査しているはずの時間に、先生から呼ばれました。
「お忙しい先生が待合室に来てくださるなんて・・・まさか？」
と一瞬にして血圧＆心拍上昇（笑）、めちゃくちゃ慌てましたが、
検査についての説明のために、わざわざ来てくださったのだとわかり、ほっ。

大学病院の先生って、椅子に踏ん反り返っているイメージがあったんですが、
全然偉ぶらないし、とても身軽でいらっしゃるんですよね～。
こんな言い方すると失礼かな？　でも、悪い意味ではなくて良い意味ですよ。

この病院のスタッフの皆さんはとてもいい方だわ～と思った印象は、
回を重ねるごとに強まります。
大学病院に行ってよかったな～と感じています。

Posted by rice | 22:00:00, Feb 14, 2008 | TrackBack:x | Comments:x

この記事への返信

Re: らいすと母の遠足　第3話

らいすちゃん、検査の結果が良くてホッとしました。
クリスはまだ大学病院へ行く日は未定ですが、３月に連れて行こうと思っています。
らいすちゃんの結果を聞いて希望がわいてきました。
クリスも腎臓は半分以上機能していません。なのでらいすちゃんと同じように腎不全も心配なところです。
更に気管虚脱もあるので、上を向いて吠えたり、少し興奮すると咳き込みます。
もう１３歳という高齢ですが、とても老犬とは思えないくらい元気なので救われます。
そういえば、動物用のピモベンダンが発売になるんですよね？
そのことについては先生は何かおっしゃっていませんでしたか？
まだこれからなんでしょうか？
らいすちゃんとクリス、同じような境遇でとても人事とは思えません。
心臓悪くても長生きできる！という事を、同じ心臓の悪いワンちゃんを持つ飼い主さんに少しでも希望が与えられたらと切に願ってます。
３月５日は何時の予約ですか？もし予約が取れれば是非らいすちゃんに会いたいと思っています。

Posted by アリス | 09:25:34, Feb 15, 2008

Re: らいすと母の遠足　第3話

心臓の状態が良くなっていたとのこと。本当に良かったですね。あまり一喜一憂したてはいけないのかもしれませんが、自分のことのように嬉しく思いました。
実は、ちょうど一年前の今日、うちの子が旅立ちました。天国にいる我が子と一緒に応援しています。

Posted by フジワラ | 09:44:00, Feb 15, 2008

Re: らいすと母の遠足　第3話

らいす母さんよかったですね～
お母さんの努力の賜物だと思います！
どんどんいいお薬が使えるようになるといいのですが・・・
大学病院の先生方もきっとらいす母さんの熱意（迫力）に
好意をもってくださったのでしょうね(*^_^*)
この冬今が一番寒い時ですね
らいすちゃん、そしてらいす母さん風邪などひかないようにお気を付けください！

Posted by くるみママ | 10:10:47, Feb 15, 2008

Re: アリスさんへ：らいすと母の遠足　第3話

アリスさん、こんにちわ！
おかげさまで、心臓はよくなっていました。(^o^)
といっても、もとがもとですから、とても正常範囲というわけには行きませんが、
悪化しないで踏みとどまっているだけでも、母にとっては朗報です。(^o^)
クリスくんもきっとよくなっていますよ！
日々の生活の中で家族が感じる元気は、信じてよさそうですよ。(^-^)

心臓と腎臓の関係はとても深いですものね。
ヒトのお話ですが、“運命の双子”という記述を見て、
なるほどなぁと思っていました。
お友達から、心臓が悪くて腎臓も悪くなると、予後がとても悪くなる・・・
と聞いているので、とても心配です。
でも、早めに見つけて対処すれば、何年も持たせることができると
先生は仰っていましたよ～！
希望はありますよね。(^-^)
「腎臓で死なせたくない」という先生のお言葉に、
思わず「私も！」と言ってしまった母です。
クリスくんは腎臓についても大学で診ていただいたんですか？

動物用のピモベンダンについては、質問しなかったので、
何もお聞きしておりません。
でも、もう発売されているのではないかしら？
2月上旬からと日本ベーリンガーインゲルハイムには書いてありますよね？
ただ、いろいろなご事情もあるのかも？
お薬の処方は、かかりつけの病院でしていただいていますが、
今、そちらの病院では、らいすしかピモベンダンを使っていなくて、
まだ人体用薬アカルディが残っているので、それがなくなってから、
ベトメディンに切り替えさせてくださいとの説明がありましたよ。
実物は見ておりませんが、処方していただく際の価格もお聞きしていますので、
取扱が始まっていると思っておりました。

> 心臓悪くても長生きできる！という事を、
> 同じ心臓の悪いワンちゃんを持つ飼い主さんに
> 少しでも希望が与えられたらと切に願ってます。
本当にそうですね！
らいすは、まだ10歳なのに病態も進んでいますから、
希望にはならないかもしれませんが、(^^;;;
クリスくんは、文字通り、皆さんの希望ですよ！(^o^)

だって、6歳でMRと診断されて、既に13歳ですよね。
その上、NT-proBNPの値もらいすよりずっと低いし、
まだまだとっても元気じゃないですか～。(^-^)
ブログで拝見するクリスくんの姿は、
アリスさんのように、きちんとお薬を飲ませてケアしてあげれば、
健康な子と変わりなく、こんなに元気に暮らせるんだ！って
皆さんにお伝えしていると思いますよ～。
母も、クリスくんの後ろをついていきたいと頑張っています。(^-^)

3/5（水）は11:00の予約です。
10:30には着くように行きます。
4時間もかかる検査をすることになった場合を想定して、
先生も、もっと早い時間に来て欲しいとお考えなのだと思いますが、
電車の混む時間を避けると、到着が10:30前後になってしまうんですよね。
10:30の予約で遅刻すると申し訳ないので、11:00にしました。
お会いできるかしら？(^-^)

Posted by らいす母 | 10:44:46, Feb 15, 2008

Re: フジワラさんへ：らいすと母の遠足　第3話

フジワラさん、こんにちわ！
ありがとうございます。
フジワラさんのようにらいすを見守ってくださる方がいらして、
本当に心強いです。
お会いしたことはないのに身近に感じて、
いつも「頑張れ！」と声をかけていただいているような
そんな気持ちでおりました。
温かいお言葉が、らいすと母の支えになっています。(^-^)
本当にありがとうございます。

心臓の状態がよくなったとはいえ、劇的に良化しているわけでも、
病気が消えたわけではないのですが、
猶予を与えられたようで、本当に嬉しかったです。
お薬の力にも限界はあるでしょうから、
今後も順調に良化するとは思えませんし、
いくら防御しても、いずれ病気に突破される日が来ると思います。
でも、少しでも長く、少しでも元気に、を目標に
これからも頑張りたいと思っています。(^-^)
そして、別れの日を迎えて、後悔がないと言えるようにしたいです。

2月に旅立たれたと書かれていたことを心に留めておりました。
そうでしたか、一年前の今日。
天国からも応援していただいているその声が、
らいすには聴こえているのかもしれません。
お散歩にいって、らいすが空を見上げる時、
おしゃべりしているのかもしれませんね。

フジワラさんのアドバイスで、母は背中を押していただき、
自分の選択に自信を持ちました。
愛する我が子と別れることの辛さは、
どんなに時が経っても癒えるものではないのかもしれません。
心の整理など、一生できないのかもしれません。
でも、もし、お話しできる時が来たら、
お話しできることがございましたら、どうぞお聞かせください。

母と同じように、同じ病気の子を抱えて悩んだり苦しんだりしている方は
多いと思うのです。
このブログを見つけてきてくださる方のほとんどは、
同じ病気と闘っていらっしゃる方だと思います。
情報もさることながら、同じことを経験している先輩のお話をうかがうことは、
私だけじゃないんだ！一人じゃないんだ！と気持ちを強くしてくれます。
母の記事はあまりお役に立ちませんが、
皆さんからいただくコメントから多くのことを得られるブログだと思っています。(^-^)

Posted by らいす母 | 11:54:34, Feb 15, 2008

Re: くるみママさんへ：らいすと母の遠足　第3話

くるみママさん、こんにちわ！
はい、本当によかったです～！(^-^)
でも、私は何も。(^^;;;

全くの新薬に手を出すのは怖いと思いますが、
少なくともヨーロッパ、カナダ、アメリカなどで実績のあるお薬は
もう少し早く承認されるようになるといいですね。
人体用薬についても、日本は承認まで時間がかかると聞いていますが、
待っている間に、大切な命が失われることもありますものね。

らいすがピモベンダンというお薬に出会えたのは、本当にラッキーだったと思います。
街の病院では、なかなか使う機会のないお薬ですから症例も少なく、
また、ほとんどケースでは、末期の心不全で用いるため予後は思わしくなく、
どんなにお話をうかがっても、
らいすに投与することは踏み切れなかったかもしれません。
もちろん、末期心不全のお薬ですから、
もう他に打つ手がないという状況になったら、投与していたと思いますが、
非常に悪くなってから使っていたら、
これほどの効果は得られていなかったかもしれません。

大学病院に行って、先生のお言葉をうかがって、
信じてみよう！やってみよう！と思えたことが、幸いしたと思っています。

好意を持ってくださってるとは・・・(^^;;;
たぶん、厄介だなぁと感じていらっしゃると思いますよ。
いっつもあたふたしてていい年して落ち着きが無くて、
扱いにくい変な飼い主ですよね。
それでもお仕事と割り切って、嫌な顔一つなさらないことに、
感謝しております。
緊張しなくなれば、もう少しきちんと見られるようになるかな？
しっかり観察したら、大学病院の良いところも、もっと気づくかもしれません。
初めての遠足で、母、自分の不甲斐無さを棚に上げて、
あれこれ注文ばかりつけてしまったこと、反省しています。

くるみちゃん、ゆめちゃんからパワーをもらっています。
くるみママさんの手作り食も参考にさせていただいているんですよ。
毎日毎食とは行きませんが、たまにはおいしいものを食べさせてあげたいですものね。(^-^)
ちゃこちゃんの遺言、母の心にも沁みました。

大学病院に行った一昨日も、かかりつけの病院にうかがった昨日も、
ものすごく寒かったです。
でも、暖かい春はもうすぐですよね。
無理をしないで、春を迎えられるように気をつけます。
いつもありがとうございます。(^o^)

Posted by らいす母 | 13:26:41, Feb 15, 2008

Re: らいすと母の遠足　第3話

こんにちは！
すっかりご無沙汰しちゃいました～

らいすちゃん、遠足お疲れ様でした～
心臓もよくなってる・・というか悪化してないようでよかったです！
以前の記事で腎臓・肝臓のことが書いてあったので
ええー？と内心思っておりました。
でもCREやBUNだけを見るとそこまで数値的には外れていませんでしたから
大丈夫かな～？と思っていたんですよ。
来夢も尿比重。とても気になります。
もし、来夢の飼い主が私じゃなくてらいす母さんだとしたら
とっくに調べていると思うくらい薄いです（爆）
おまけに来夢ってまとめてするタイプなんですよね。
なのに超薄々のちっこです。
腎臓が悪いんだ～ってことがすぐわかります。
でもしいて言うならそれだけ。
嘔吐もないし、血液検査の結果もBUNを除けば
すべて標準。咳もほとんどしませんし、何より
元気な来夢を見ていると検査なんていっかーと思っちゃうんですゞ(￣∇￣；）おいおい
これで手遅れになったら・・と考えると後悔するのかもしれませんが、
私の性格上、今がよければすべてよし～みたいな（笑）←反省

らいすちゃんはいつでも母さんがついていますからね～
まだまだ元気に遠足してくださいね！
寒いですから、体調にもお気をつけくださいね♪

Posted by えこりん♪ | 16:24:50, Feb 15, 2008

Re: えこりん♪さんへ：らいすと母の遠足　第3話

えこりん♪さん、こんにちわ！
いつも読み逃げですみません。
ご近所のキャバちゃん、ロビンちゃんでしたっけ？
きれいな子～～～！と思っていたら、BOBだったんですね～。
やっぱりその辺の子（＝らいす）とは違うわ～。（笑）

おかげさまで、らいすの心臓は小さくなっています。
大学病院に行った時点で、相当大きくなっていましたから、
正常範囲には及びませんが、小さくなるということ自体すごいことですよね！
ピモベンダンって、ヒトにはあまり・・・ですが、
イヌにはよく効くようです。
でも、多くのケースで、投与直後はガツンと効いている印象を持っても、
そのうち、病気に押し切られる形になっていますから、
らいすはいつまでこの効果が続くのかな～？と思っています。

肝臓はお薬が多い分、大変なのかもしれません。
大学病院で血液検査をしたかどうかわからないんですが、
仮にALTが若干高めでも、今ピモベンダンもフォルテコールもニトロールRも
やめるわけにはいきませんから、
明らかな肝機能異常を思わせる数値（ALTがover300とか）が出るまで、
このままかもしれません。

確かに、BUNもCREAも正常範囲なんですが、
腎臓が悪くなると、BUNやCREAが上昇する前に、
尿比重が低下するらしいので、気になっているんですよね。

心臓は、キャバリアだから、百歩譲ってしかたがないと思うことにしました。
心臓が悪いんだから心不全で亡くなるのは、しかたがないです。
でも、他は、他の臓器は守りたいと思っていたんですよね。
ところが、今、守りきれていないかも？という状況になっています。(^^;;;

もしも、既に腎臓が悪くなり始めているとしても、
BUNやCREAは正常だけど、尿比重が低いという段階で見つければ、
まだ初期だそうです。
早期発見ならば、その分、早く手を打てますから、
残存腎機能を何年も持たせることができるそうです。(^-^)
先生は、もし尿比重の低下が腎臓によるものなら、
せっかく早く気づいたのに、放っておくことはしたくないと
考えていらっしゃるようです。

母は先生のお考えに激しく同意です。（笑）
・・って、らいすは、腎臓を何年も持たせる必要はないかもしれませんが。(^^;

えこりん♪さんは、来夢ちゃんの腎臓のことも心臓のことも、
きちんと把握されているじゃないですか。
だからこそ、うまくコントロールされているんですよね。(^-^)

母も今がよければ・・と思いますが、同時に大いなる野望も抱いていて、（笑）
らいすをキャバリアではご長寿の15歳にする！という野望です。
実現する可能性は、きわめて低いけれど、(^^;;;
最後まで希望を失わないでいるためには、
腎臓に早く壊れられては困るんです。

なのに、母は今まで、らいすの心臓のことばかり考えていて、
腎臓のことはろくに考えていなくて・・・
腎臓を守るために何もしてこなかったな～と反省中です。
病気って、その病気を見ているだけじゃダメなんですねぇ。

Posted by らいす母 | 00:31:15, Feb 16, 2008

Re2: フジワラさんへ：らいすと母の遠足　第3話

このブログは本当に心臓病の子を抱える方にとって、かけがえのないものだと思います。
私達も、少し見習ってブログを始めることにしました。
ブログでは、らいす母さんが先輩ですので、色々教えてください。

Posted by フジワラ | 00:25:42, Feb 17, 2008

Re: フジワラさんへ：ありがとうございます

フジワラさん、ブログを拝見しました。
お心を思うと苦しくて胸が痛くなって・・・涙が溢れてきました。
コメントを残そうと思ったのですが、
正直言って、何と申し上げたらよいのかわかりませんでした。
後程、あらためて伺いたいと思います。

母がフジワラさんの立場なら、
同じ病気の子の元気な姿を見るのも辛く、
ずうっと心を閉ざしていたかもしれません。
今あらためて、フジワラさんのご親切に感謝しております。

同じ病気でも、個体差があるものですよね。
詳細にお話をうかがえば、一頭として、同じ経過を辿ることがないそうです。
MRと診断されたら、皆さん、詳しく知りたい、少しでも多くの情報を集めたいと
ネットで検索されると思います。
母も、もちろんその一人でした。
そして、今も、もっともっと知りたいと思っています。
フジワラさんのお話を伺うことは、らいすと母のパワーになります。
きっと、みなさんも同じように感じられると思います。
ありがとうございます。

このブログは、単なる闘病記録ではなく、ご夫妻とこいぬくんの愛の記録ですね。
もしよろしければ、リンクさせてください。

Posted by らいす母 | 21:36:21, Feb 17, 2008

Re2: フジワラさんへ：ありがとうございます

大変暖かいお返事をいただき、有難うございます。

確かに同じ病気の子の元気な姿を見て辛くなるということが、あるかもしれませんね。でも、私の場合は全く逆です。

存命中は、我が子が喜ぶことは、何でもしてあげようと思いますが、その気持ちは亡くなってからも何ら変わることはありません。そして今、あの子が一番喜ぶことは同じ病気の子が幸せに暮らすことを見ることだと思っています。

私たちの場合は、最終的には外科的治療を選択したので、参考にになるかどうか分かりませんが、それでも少しでも多くの人に見てもらいたいので、是非リンクしてください。

また、差し支えなければこちらからもリンクさせてください。

Posted by フジワラ | 09:56:34, Feb 18, 2008

Re: フジワラさんへ：リンクさせていただきました

リンクの件、ご承諾くださり、ありがとうございます。
早速ですが、リンクさせていただきました。
きゃばらいすをリンクしてくださるとのこと、ありがとうございます。

フジワラさんのお返事を読んで、自分を恥ずかしく思いました。
母は、らいすが僧帽弁閉鎖不全症になることは、
キャバリアとして生まれたからにはやむを得ないと思っていました。
しかし、同じ病気の他の子に比べて進行が早いことは、
納得ができませんでした。
一生懸命らいすのためを思って頑張っているつもりでも、
思うような結果に繋がらないことを、
自分の至らなさのせいだと思う気持ちがありまして、
母と名乗っていながら、何もしてやれない自分が情けなくて・・・
このままだったら、らいすを天国に帰した後、
自分の不甲斐なさに呆れ悔いばかりが残り、心を閉ざしてしまいそうなのです。

最後まで尽くした人は、ペットロスにならない、と
獣医さんが度々仰っています。
母もそうありたいと心がけているのですが、なかなか難しいです。

フジワラさんがこいぬくんと同じ病気の子に温かい目を向けられ、
幸せに暮らすことを我がことのように喜んでくださるのは、
きっと悔いがないからなのですね。

手術については、母も考えました。
でも、実際に経験された飼い主さんのお話を伺うことはできず、
獣医さんのお話やネットの限られた情報だけでは踏み切ることができませんでした。
我が子のためになるなら手術を受けさせたい、と思い、
飼い主さんの実体験を直接伺いたい、もっと詳しく知りたいと考えている方は
たくさんいらっしゃると思います。

Posted by らいす母 | 23:03:00, Feb 18, 2008

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