きゃばらいす:らいすと母の遠足　第8話

January, 2016

PROFILE

らいす

【犬種】キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル　Cavalier King Charles Spaniel　【生年月日】1997年 4月30日生まれ、丑年、牡牛座　【没年月日】2011年11月18日　【没年齢】14歳 6ヶ月20日　【性別】女の子　【性格】おっとり、のんびり、おとなしい。裏を返せば、こわがり、おまぬけ、さみしがり。　【特技】噛まずに丸呑み、ゆえに早食い。　【特徴】いつまでも童顔…。　【通称】ネコイヌ（イタチイヌ）　【愛称】らいちゅ、おこめちゃん、およねばあ、あまちゃん、ひめた、りも、などなど。　　　　　　　********************

らいすの助っ人

2005年 6月27日から僧帽弁閉鎖不全症のお薬とお付き合いを始めました。　ACEIベナゼプリルは 6年 4ヶ月23日間、ピモベンダン＆硝酸イソソルビドは 4年 0ヶ月18日間服用しました。　2011年11月18日、助っ人の役目を終えました。　　　　　　　　　********************

らいす母

【略称】母、米母、おかあちゃま。【性格】のんきだけど、あわてんぼうでおっちょこちょい。心配性。極めて不器用。【特徴】らいす溺愛の超親バカ、試したがりの実験好き、知りたがりの質問魔。らいすの健康管理がライフワークです。　　　　　　　　　　　　　　　　http://twitter.com/ricehaha　http://twitter.com/cavarice　********************

ぶちゃいく・しもぶくれーず

きゃばらいす別館。らいすのぶちゃいく顔・しもぶくれ顔を集めた写真館です。このところ更新を怠ってます。。。　　　　　　　　　　　　　　　　　　http://rice.a-thera.jp/　********************

らいす＆らいす母

みなさん、長い間、応援してくださって、ありがとうございました。　2011年11月18日、らいすは、先に虹の橋へ行き、後から来る母を待つことになりました。

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らいすと母の遠足　第8話

4/15（水）は、8回目の遠足（＝大学病院）でした。

今回は、 2/23（月）の呼吸困難があり、軽い肺水腫と診断されたこと、
2/22（日）からフロセミドの服用、 4/ 9（木）にフロセミド休止と、
この間の投与量、発咳や鼻水の程度、心拍数と呼吸数の変化、
楽しくないイベントが盛りだくさんだったために、説明するのが大変そうで、
あらかじめメモを用意していきました。

突然ですが、ここで母の感想を。　「心不全の3ヶ月は長い。」（爆）

3ヶ月は、らいすの時間に直すと、1年という時間になります。
いろいろあって当然かな？
備忘録として、日記はつけておくべきですね～、特に病気の犬と暮らす場合は。

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さて、メモのおかげで、検査前の問診は、いつもよりもスムーズに終わり、
らいすを預けて、母は待合室に。

今回の母がの目的は、
(1) らいすの現在の病態を知りたい。
(2) お薬の見直し。特にフロセミドの必要性と投与量について知りたい。
とりあえず、この2つ。

ついでに、らいすの気になる症状の、心不全との関連性の有無も分かれば、
ありがたい、と思っていました。

その「気になる症状」というのは、例えば・・・

・咳は1日に1～2回、咳込み無しでも、鼻水は出ている時がある。
　　　うっ血のサイン？　対処が必要？
　　　アレルギーなら、しかたがないので放置。（笑）
・お天気によって体調が変わる、心拍数や呼吸数に変化が出る。
　　　低気圧の接近・通過でどよよん。動きが鈍くなる。
　　　心不全のせい？　他にも、こんな子、いる？
・たまに足先が冷たい。結膜が白い。
　　　いわゆる血行不良という感じ。
　　　体調の回復、フロセミドの休止に伴って、改善しているけれど。
・咳のような吐き気なのか？　吐き気のような咳なのか？
　　　フロセミドの服用で改善。ということは、心臓性の咳で間違いない？
　　　フロセミドの休止後も、耳にすることがない。
　　　慢性膵炎の疑いが濃厚ならいすは、吐き気も要注意なので。
・股動脈（大腿動脈）が全般的に細く弱くなった気がする。
・たまに股動脈の強さが一定ではなく、強弱混在している時がある。
・ごくまれに、心拍数と股動脈の脈拍数が一致しない。心拍数＞脈拍数。
　　　毎年この時期のらいすによくある症状。
・ごくまれに、心拍のリズムが狂う。
　　　これも、毎年この時期のらいすによくある症状。
　　　洞性不整脈（呼吸性不整脈）とは明らかに異なるリズム。

全部が全部、明確な答えがあるとは思いませんが、
母の「気にしすぎ」「気のせい」ならば良し。
もし何かの問題のサインなら、少しでも早く対処したい、と思っていました。

待つこと1時間くらい、名前を呼ばれて診察室に。

結論から先に申し上げると・・・

一言で言えば、悪化です。（爆）
しかも、けっこう厳しい内容です。

母にうまく説明できる自信がないので、
もしお持ちなら、お手元に、心臓の解剖図をご用意ください。（笑）

お持ちで無い方は、こちら↓をご覧いただくと、わかりやすかも？
◆札幌厚生病院循環器科　僧帽弁逸脱症
　　→ ttp://www.gik.gr.jp/~skj/Vhd/mvp.php3

もっと簡単な図でしたら、こちら↓を。
◆弁膜症と人工弁　知っておきたい循環器病あれこれ［６９］
　循環器病情報サービス　国立循環器病センター
　　→ ttp://www.ncvc.go.jp/cvdinfo/pamph/pamph_69/
　　　　　panfu69_03.html#zu3

(1) まず、先日の呼吸困難について。

なぜ呼吸困難になったか？その原因についてです。

心エコー検査の結果、僧帽弁の逸脱が悪化していました。
これは、僧帽弁の腱索が一部断裂した可能性が高いそうです。

それによって、一時的に左心房圧が上昇し、肺水腫を招いたのではないか？と
いうことでした。

札幌厚生病院循環器科　僧帽弁逸脱症のページで言いますと、
ページ中ほどの僧帽弁逸脱症のアニメーションをご覧ください。

ピコピコ動いているのが、僧帽弁です。
左心房と左心室の間にあって、開閉を繰り返していますよね？

で、左心室の壁から突き出た薄いピンク色の部分（乳頭筋）から、
白くて細い紐のようなものが伸びていて、動いている僧帽弁（白い部分）と
繋がっていますよね？
僧帽弁が開く時には引っ張られ、閉じる時には弛んでいるのがわかりますか？

この白くて細い紐のような部分が腱索です。

左心室の壁から突き出ている乳頭筋と僧帽弁を繋ぎ、
僧帽弁が左心房内に反転してしまわないように支えているものです。

僧帽弁は、前尖、後尖、という2つの弁尖（英語ではleaflet）から成りますが、
前尖、後尖、それぞれに腱索が何本あるか？

母は知りません。（爆）
かかりつけ医にお聞きしても、大学病院での問診時にお聞きしても、
明確な答えは返ってきませんでした。（汗）
どなたかご存知でしょうか？

らいすの話に戻ります。

らいすは、この乳頭筋と僧帽弁を繋ぐ腱索が、一部切れているというのです。
どれだけ切れていて、どれだけ切れずに残っているのかは、わかりません。

しかし、残っている腱索も既に相当弱っているはずです。

2007/10/ 1の記事『 心エコー　心臓超音波検査 』の中で、
2007/ 9/15に行った心エコー検査に立ち会った時の感想というか、
僧帽弁の逸脱の凄まじさに触れています。

さらに、遡って、2007/ 5/ 7の記事『 振り返ってまとめ　その１ 』の中で、
2007/ 3/19に行った心エコー検査の結果を、
> 僧帽弁はもうほとんど機能していなくて、腱索は伸びてだるだる～、
と書いています。

だるだるというのは、この時診てくださった先生のお言葉だったかしら？
わかりやすい！と思って使っていますが、正しい日本語ではありませんね。
イメージとしては、伸びてしまったパンツのゴムです。（笑）

そう、らいすの腱索は、2年以上も前に、既に伸びてしまっていたわけです。
それでも休む暇なく働いているのですから、弱って切れやすくなっていて、
当然かもしれませんね。

伸びてしまった腱索とはいえ、今まで10本で僧帽弁を支えていたとします。
それが1本切れて、9本になったとします。
恐らく、僧帽弁の開閉を支えるためのパワーは減りますよね。
当然、僧帽弁の逸脱は酷くなり、僧帽弁逆流も酷くなりますよね。

ですが、らいすの検査結果のデータ（VHS、左室内径、FS、LA/Ao）は、
悪くなっていませんでした。
誤差の範囲と思いますが、若干、前回よりも良くなっていました。

今は、フロセミドも休止していますが、咳も治まっています。

これは、2/23（月）の肺水腫、腱索の一部断裂という異常事態発生に、
らいすの体が適応したためだそうです。

母は、すごいな～と感動してしまいました。
命って、どんなことがあっても諦めずに、生きようとするんですね。

で、母の妄想タイム。

らいすの心臓の中に、たくさんの小人さんがいて、みんなで力を合わせて、
腱索を引っ張ったり弛めたり、僧帽弁を開いたり閉じたりしていたりして。（笑）

ところがある日、

小人さんＡ：うわぁっヤッベー！切れちゃったよー！
小人さんＢ：おぅ、大丈夫かー？
小人さんＣ：しょうがねえな、残りでなんとかするっきゃないな。
小人さんＤ：そっちはもういいよ、こっちを手伝ってくれ。
小人さんＡ：がってんだ！
小人さんＥ：残っているやつを何としても守りぬくぞー！
小人さん全員：おー！

・・って感じ？

母の妄想の中では、なぜかガテン系な小人さんたち。（笑）
これからも頑張ってくださいね！

問題は、残っている腱索が、いつまで持つか？ってことです。

既に、腱索は伸びてしまっています。
1本ずつとか少しずつ、順番に、間隔を空けて切れてくれたら、
もしかしたら、らいすの体は、また適応できるかもしれないけれど、
わずかしか残らず、ほとんどが切れてしまったら？
あるいは、一度に全部、まとめて切れてしまったら？

腱索断裂は、急性僧帽弁閉鎖不全症を引き起こします。

これは、致命的です。

(2) それでは、どのように対応するか？

選択肢は2つあると、先生は仰いました。

一つは、手術。

もう一つは、内科療法の継続。

手術は、他の大学病院にて行うことになります。

内科療法としては、
・発咳が認められたら、直ちにフロセミド投与の再開。
　　その際は、1～2mg/kg BID 。
・ニトロールR（硝酸イソソルビド）の増量。
　　現在 2mg/kg BID → 4mg/kg BID にする。
というものでした。

しかし、母はらいすの病気となると、普段のずぼらでのんきな母から一転、
やたらとせっかちになってしまい、
またしても、先生のお話を遮ってしまいました。（先生、いつもごめんなさい）

それぞれについて、先生が詳しく説明してくださる前に、
「手術はしたくありません」と宣言してしまった母。（汗）

手術をしない理由は、母がビビリだからです。（爆）

しかし、手術という話が出たということは、
このまま内科的治療を続けていても、先は無い、ということだと思いました。

手術について考えるなら、ラストチャンスかもしれません。
「今一度、考えてみます」と申し上げて帰って来ました。
「たぶん、手術はしないで、このままお世話になると思いますが」
と付け加えて。（笑）

ちなみに、フロセミドは、現在、らいすの咳が治まっていることから、
先生は、休止で構わないと仰っていました。

フロセミドは、長く飲み続けていると、効かなくなってくるお薬ということは、
以前から知っていましたが、先生もそれを心配されていました。

効いて欲しい時にしっかりと効いて欲しいから、
漫然と飲み続けることは勧められないと。

一つ、母は聞き忘れてしまいました。
咳をしたらフロセミドを再開、の咳の程度ってどれくらい？（汗）

現在、単発の咳が1日に1～2回、咳込みは無し、と申し上げていて、
それで、飲まなくてOKなのですが、
咳が5～6回になったら飲ませるべきかしら？
それとも、単発ではなくて、連続した咳が出るようになったら？

肺水腫になる前の咳込みと同じ状態があったら、
即座に飲ませることは間違いありませんが。
今度は、らいすのサインをきちんと理解してあげなくては。

帰宅後、先生の仰ったことを復習し、
この日の夜から、硝酸イソソルビド（ニトロールR）を増量しました。

イヌの場合、硝酸イソソルビド(ISDN)は、一般に、
0.5mg/kg BID ～ 2.0mg/kg BID のようです。

らいすは、2mg/kg BID から、4mg/kg BID に変更になりました。

ACEIフォルテコール（ベナゼプリル）に続いて、
一般的な用量を超えた処方となります。

この硝酸イソソルビドには、耐性発現という問題があります。
長く飲んでいると、その量では効かなくなってくるのだそうです。
・・・って、どれくらいまで増やせるんでしょうね～？

このISDNも、血管拡張作用のあるお薬。
一度に倍にしてしまって、大丈夫かな？と思いつつ様子を見ていました。
服用後、なんとなく元気が減ったような気もするし、
歩く時によろよろしているような気もするけれど、
これは危険かも？と思うような症状はないので、ひとまず安心しました。

頑張ってくださいね、ISDNさん。

翌日、かかりつけの病院へ。

早速ご報告。
「腱索の一部断裂には、驚きました。でも、検査結果は悪くないんですよ」

前述の検査結果のデータ（VHS、左室内径、FS、LA/Ao）をお見せしました。
ホント、これらの値だけを見れば、前回と変わりが無いように思えます。

母は思いました。
腱索や弁は、心エコーでしっかり見ないと分からないものなんだな～と。
キャバリアは、1～3歳でも、僧帽弁の変性、逸脱が見られるという研究結果が
出ています。
僧帽弁閉鎖不全症は、見えないところに、原因があるのですから、
キャバリアは、特に心エコー検査は重要だと思います。

らいすはおとなしくて、検査に協力的な子で、よかったです。（笑）
暴れるような子では、検査もままならないですものね。
どちらの病院にうかがっても、検査がしやすい点で、ほめられるらいす。
これも立派な取り柄かしら～？（笑）

最後に、手術についてですが・・・
じっくり考えましたが、
やはり、母は手術しないことに決めました。
このまま内科療法を継続します。

頑張ります、らいすと一緒に。

Posted by rice | 13:50:00, Apr 17, 2009 | TrackBack:x | Comments:x

この記事への返信

Re: らいすと母の遠足　第８話

らいすちゃん＆らいす母さん，遠足おつかれさまでした．
結果はびっくりでしたね．
でも，良くないなりに適応していこうとするらいすちゃんの心臓はすごいですね．

実は私は医療系のお仕事をしているので，学生時代に実習で人の心臓で腱策をみたことあるのですが，結構な数があったような記憶があります．といっても，数えようと思えば数えられる程度の数でしたが．人と犬とでは違う部分もあるのかもしれませんが，心臓を内部からささえる骨格のようなものだと当時説明をうけたので，弁にどのくらいついていたのかは記憶が定かではありませんm(_ _)m
もっとちゃんと見ておけば良かった〜，と今頃思っても遅いのですが(苦笑)

うちのキャンディも僧帽弁の腱策が一部断裂している可能性が非常に高いのです．
昨年末の急激な肺水腫→呼吸不全のときに，僧帽弁閉鎖不全症が１ヶ月でここまで悪くなるとは考えにくいので，腱策断裂がおきたと考える方が自然でしょうといわれました（苦笑)
心エコーの動きはびっくりするくら頼りない動きでした．
閉まる時もですが，開く時も弁の先端？がひらひらしてました．カラードップラーでの逆流映像も，「こんなに戻ってこないで〜」と思わず声にだしてしまったくらいでしたし．
弱っている腱策に少しでも元気になってもらおうと，お薬とは別に心臓用のサプリと抗酸化対策サプリ（DMGのはいったもの）をあげて様子を見ています．

我が家は来週病院へ行く予定ですが，エコーとドップラーの定期検査があるかもしれないので，ちょっとドキドキです．

悪くなることはあっても良くなることのない病気ですから，進行が少しでも緩やかであってくれと願い祈るだけです．

らいすちゃんも頑張ってね．
キャンディも頑張ってます(^^)

Posted by みっちょ | 22:10:30, Apr 17, 2009

Re: みっちょさんへ：らいすと母の遠足　第８話

みっちょさん、こんにちわ！
遠足、疲れました～。
結果が結果だけに、疲労が倍増です。（笑）

ホームドクターと「悪いのは悪いよね」って、いつも話していましたし、
いつか、こうなるだろうことは予想していましたから、
大学病院の先生のお話を伺って、やっぱり！と言ってしまいました。（笑）
それでも、とうとう来るべき時が来てしまったな～という思いもあり、
お気楽な母も、さすがに凹みました。(^^;;;

でも、らいすの心臓は、頑張っていますよね～。
遠足の日は、肺水腫から52日目かしら？
この間に適応して、肺水腫前と同じ程度の状態にもっていくのですから、
本当によく頑張っていると感心しました。(^-^)

みっちょさん、医療系のお仕事ですか。
専門知識がおありの方だったんですね～。(^-^)
ヒトの心臓の腱索を見たことがある方って、そうそういないですよね。（笑）
見てすぐに数が分かるほど少なくないということは、
そこそこ本数があるのかしら？
ヒトとイヌは違うのかもしれませんが、
イヌにとっても、心臓は大切な臓器ですから、
簡単に壊れてしまうようなつくりにはなっていないでしょうね。(^-^)
ちょっとほっとしました。ありがとうございます。
3本しかないものの1本切れた場合と、
10本のうちの1本が切れた場合では、重症度が違うような気がして。（笑）

キャンディちゃんのお話を伺ったとき、
> 僧帽弁閉鎖不全症の急性増悪から肺水腫を起こし，生死の境を彷徨いました
と仰っていましたよね。
急性増悪ということと、生死の境を彷徨うほどというので、
もしかしたら・・・？と思ったんですが、
腱索の一部断裂の可能性があると先生は仰っているのですね。

でも、今はお薬でコントロールできているのですから、
キャンディちゃんの心臓も適応したということではないでしょうか？(^-^)
みっちょさんが与えていらっしゃるサプリが効いているのかもしれませんね。
DMGというのは、ジメチルグリシンですか？
らいすは、昨年7月に慢性膵炎の急性増悪があって、サプリは休止してしまったんです。
ほんの少しでもプラスになってくれたら、うれしいですよね。
らいすにも与えてみようかしら？

過去記事をご覧になっていらしたら、お分かりだと思うのですが、
らいすは、2007/4/25にも肺水腫と思われる呼吸困難を起こしています。
MRと診断されてから1年10ヶ月でした。
2007/3/19の心エコーで、腱索が伸びてしまって、
弁を制御できていない状態で、いつ肺水腫になってもおかしくないと
言われていたのですが、
認めたくない気持ちがあったのかもしれません。
突然の呼吸困難に、本当に慌てました。
症状としては、2009/2/23よりも、もっと酷かったです。
あの時、腱索が一部断裂したんじゃないか？と後になって思いました。
でも、あれから2年です。
らいすを見ていて、大変な時期を乗り切ることができれば、
頑張れるものなんだな～と感じています。

本当に、悪くなることはあっても良くなることの無い病気、
切ないですね。
でも、キャンディちゃんは肺水腫を乗り切って、
今も頑張っているんですもの、
これからも、穏やかな時間が過ごせますよ！
来週の検査の結果が、、みっちょさんとキャンディちゃんにとって
うれしい結果でありますように祈っております。(^人^)

ありがとうございます。らいすも頑張ります。p(^o^)q

Posted by らいす母 | 12:56:21, Apr 18, 2009

Re: らいすと母の遠足　第８話

らいす母さん、こんばんは。
お返事ありがとうございました。

今まで、アン用に作っていた病院ファイルをみることは
何となく怖くて出来なかったのですが、昨日久し振りに
開けてみてみました。らいすちゃんのお薬の量をみていて、
そーいえばアンはどうだったんだろう…と思い…。

するとですねぇ、やはりアンは最初からひどい(T_T)
去年の３月に、大学病院に飛び込んだ時点から、
ニトロールRは　４ｍｇ/kg BIDですねぇ。　(^_^;)多い。

エースワーカー　　　　　0.1mg/kg BID
ラシックス(フロセミド）　　　　 1mg/kg BID
アルマトール（スピロノラクトン）1mg/kg BI
ピモベンダン（ベトメディン）　　0.2mg/kg BID

おまけにうちのアンはデカきゃばで１１キロ近くあったので、お薬の量もハンパない量。食事制限もされていたので、
ほとんどお薬を食べてる感じでしたね。(T_T)

　　　

内科療法を継続するという決断、素晴らしいと思います(^^)
色々と悩まれたことでしょう。でも、らいす母さんが、
かわいいらいすちゃんのことを考えて出した決断。
応援してますよぉ～！

Posted by あんころもち | 23:30:05, Apr 19, 2009

Re: らいすと母の遠足　第８話

あれ～！！
何をどうしたのか、途中で書き込みを押してしまったらしい…。ごめんなさい、なんか汚いコメントになってしまいました～(T_T)　（間あきすぎ！消せないものか…本当にすみません。）

とにかく！私はずーっと応援しています。
アンの分もらいすちゃんには長生きしてほしいと願っています。らいすちゃん、頑張れ！

また、時々無理のない程度に、らいすちゃんの様子を
アップしてくださいね。応援しています♪

らいす母さんも、お体ご自愛くださいね。

あと、キャンディちゃんも頑張れ～！
キャバリア最高♪

Posted by あんころもち | 00:15:18, Apr 20, 2009

Re: あんころもちさんへ：らいすと母の遠足　第８話

あんころもちさん、こんにちわ！
こちらこそ、ありがとうございました。m(_ _)m
その上、アンちゃんのためのファイルをわざわざ見てくださったんですね。
最近涙もろくて・・・
あんころもちさんのお心を思い、またうるうるしております。
感謝の言葉だけでは足りませんが、まずはこころからお礼を申し上げます。
本当にありがとうございます。

そうでしたか、アンちゃんは、ニトロールRを4mg/kgで飲んでいたのですね。
教えていただいて、お仲間がいた！と心強く思いました。(^-^)
硝酸イソソルビドは、投与量に幅があるようですね。
らいすのように長期服用かつ進行した病態では、
耐性発現という問題があるので、増やさざるを得ないようですね～。
もう少し（あと2～3mg/kg？）増やせるみたいなのですが、
かかりつけの病院では、そういう例はないようです。(^^;;;

らいすは、フォルテコールも多くて・・・
いわゆる使用上の注意に書かれている量の倍です。
これは、大学病院の初診時からです。
メーカーさんでは、最大量で1.0mg/kgで1日1回となっていますが、
らいすは、1.0mg/kg BIDに変わりました。
研究が進んで、ACEIは、1日2回の方が効果的ということらしいですね。
アンちゃんも、エースワーカーを2回にしていますものね。
(^-^)

そうそう、お薬が増えるとお薬を食べているみたいになりますよね。(^^;;;
らいすは、膵臓に問題があるので、食事の回数を増やして、
小分けして食べているので、1回のフードは、11～12gなんです。
今でも、お薬の時間は、お薬のせいで、フードの匂いが消えてしまいます。
フォルテコールのフレーバー、ベトメディンのフレーバーが混ざると、
なかなか強烈な匂いです。母は毎回むせています。（笑）

手術については、あらためて考えてみるつもりで、いろいろと調べました。
そして、最終的には、「やってみないとわからない」ということが、
わかりました。

手術をすれば、元気になって生きられるかもしれない。
手術をしないという選択は、可能性を奪ってしまうなもの。
生きられる時間を私が限ってしまうようなもの。
そう考えると、らいすに申し訳ないな・・と思うのですが、
やはり、私には決断できませんでした。

以前にも、しばらく悩んで手術はしないと決めたのですが、
今また、あらためて考えて、手術はしないと決めて、
これからも内科療法を続けると決めた以上、
あとは、進むだけですものね。
できる限りのケアをしていきたいと想います。(^-^)

と申しましても、何ができるわけではないんですけど。(^^;;;
実は、この数日、時折、心拍のリズムが狂っていまして、
ちょっとハラハラしております。
予定外でしたが、今日かかりつけの病院へ行ってきました。
気づいていない異常がないか？と聴診していただくだけなんですが。（笑）

でも、らいすは元気ですので、ご心配なく。(^o^)
ホントに病気なの？って疑いたくなるほど、はしゃいでおります。（笑）
今までどおり、5分くらいのお散歩なら問題無しです。

この病気、じっとしていても、悪化する時はしますものね。
少しは好きにさせてあげようって思っています。
らいすの幸せを考えて、らいすが楽しく生きることを最優先に。(^-^)
といっても、らいすが調子に乗ってダッシュしたら、
母の雷が落ちますけど。（笑）

元気なもりもりならいすの画像も、そのうちアップしますね！(^-^)
らいす、母ともども、ご心配＆応援をいただき、
本当にありがとうございます。m(_ _)m
頑張ります！

きっと、キャンディちゃん＆みっちょさんにも、
あんころもちさんの応援が届いていますよ。(^-^)
いつも暖かいお言葉、本当にありがとうございます。

Posted by らいす母 | 01:17:13, Apr 21, 2009

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